以前にもたぶん書いたので、
コアなamica通?の皆様ならご存知かもしれませんが、
ジイ~ンとしがちな私には、
特にこみあげてきて泣ける瞬間というのがあります。
先日もその場面に出くわし、
案の定、涙が止まらなくなり一緒にいた方にハンカチを借りました。
歌手のたなかりかさん、
2年ぶりにその方の歌声を聴きに、レフトアローンへ。
このライブハウスでは何度もゲスト出演なさっているたなかさん、
でもこの日、初めてリーダー(主演)として登場。
その特別な日にバックを固めるのは、たなかさんと息ぴったりの、
P@石川武司さん B@喜多健博さん Per@中村岳さん。
私の大好きなシャーデーの「Kiss of life」という曲で始まる。
小柄な彼女から想像していたよりもはるかに声量のある、
温かく、そして少しだけハスキーな歌声に、耳を奪われる。
演奏曲はほとんどがジャズ。
聴きなれたはずの「Speak low」などのスタンダード曲が、
ピアノの石川氏によって幻想的に、現代的に緻密にアレンジされ、
演奏される。
その難しいアレンジをたなかりかさんが歌い上げ、
今まで全く知らない世界が広がる。
彼女の歌は本当に素晴らしい。
キュートで奔放で明るく、エネルギッシュで人の心を掴む。
人にはそれぞれ持って生まれた天命というものがあると、
私はなんとなく思っている。
それが見つかる人もいれば、
見つからなくて別のことで命を全うするひともいる。
人の幸せはそれぞれだとしても、
自分の持って生まれた天命を見つけて、
それに命をかける喜びを感じて生きられる人はやはり幸せだと思う。
たなかりかさんは、
きっと、私の思うに、歌を歌うことが天命ではないかと。
彼女が歌う表情からも全身からも、その喜びがほとばしりあふれていて、
それを見ていて、
なんだかとにかく泣けてきた。
ああ、この人は幸せなんだなあ・・・、と。
もちろん、そのとき歌っていた曲が素晴らしかった。
皆さんご存知のこの曲です。
http://jp.youtube.com/watch?v=jhPAK8HjcPI
彼女のプロフィールを見ると、
一時期、OLをしながら歌の活動もしていたようで、
きっと色々な局面があっただろうに、辞めずに続けて、
そしてプロへ転向。
今では全国でひっぱりだこの人気シンガーに。
これからもっとメジャーになる予感アリなので、
近くでアツいライブを見るなら今のうちかも。
是非、お近くの方はライブへ!
ぼやけてますが、とてもキュートで可愛い方です。
いやあ、感極まってしまって、
一緒に行ったEちゃんハンカチとYouTubeありがとう、
L.A.のRさん、アーティスト名がすぐに分かってよかったです、
色々細やかなフォローありがとうございます。
先週はとにかく連日連夜、仕事もランチも宴会も忙しく、
書くこと超てんこ盛りですが、それはまた後日。