ハマり役

 

大好きなクレマチス

和名テッセン、

どのクレマチスも大好きだけれど、

その一つ、ジョセフィーヌが、今日、

定期でお花を活けているお店にピッタリとハマった。

(ケイタイ画像ですが)

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清楚さと、妖艶さと。

繊細でいて、ふくよかな風情。

しだれた感じがなんとも女性的。

この、深い墨の色の、直線的な空間に、妖しく甘いオーラを放つ。

お店の大将にも喜ばれ、花も、私も、みんな嬉しい。

こんな風に、ピタリと、季節の空気と空間を調和させるように、花を飾りたい。

ハマり役で思い出した、

少し前にNHKドラマの「ザ・チェイス」で主役を演じていたARATA氏。

アラタ、ですが、古田新太ではありません(笑)

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(画像は「ザ・チェイス」のサイトと、所属事務所サイトより)

この人の、不思議な無機質感というか、

体温の低い感じ、孤独感、その「ザ・チェイス」の村雲修二がハマり役でした。

あまりジャニーズ系や一般的なオトコマエにココロ動かない私、

謎めいたこの人がなんだか気になりつつ、クオリティの高いドラマにも引き込まれつつ。

このARATAさんを見ていて、

ふと、昔大好きだった舟越桂氏の彫刻を思い出しました。

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(画像は舟越氏の公式サイトより)

クスノキを彫っているのに、この冷たい感じ。

ARATA氏になんとなく似てませんか・・・?

舟越氏の作品の、不思議な表情にも、毎回引きこまれる。。。

昔買った作品集、「森へ行く日」をひっぱり出し、

雨の夜を過ごす。

梅雨明けまで、もう少し。

<追記> 好評につき「ザ・チェイス」は二回目の再放送が今月31日にあるそうです。

スタッフ、随時募集中。詳しくはこちら

今度の連休はウェディング・・・・・・・・・amica公式サイト

北の国から

 

今日は、

ついテーマ曲が「あ~あ~~~♪」と聴こえてきそうなタイトル、

北の国から

そう、富良野

湿度の高い関西人(笑)の憧れの地、

梅雨のない北の国

そこから届いた、

ラベンダー。

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今、アトリエは癒しの香りで満たされていて、

まるで夢心地。。。

それをせっせと束ねて吊るし、ドライフラワーに。

またはサシェに。

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市場のお兄さんも、

その扱いをあまり知らない、

期間の短い、ラベンダーという花。

ずいぶん前の、夏の2週間ほど、

富良野の冨田ファームでラベンダーに囲まれながら、

多くのドライフラワーのアレンジを作ったことを思い出す。

それから数年して、

プロバンスの旅の最後に訪れた、

修道院セナンク。

そういえば、プロバンスはどの町も、何かしら花の香りがした。

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香りと記憶は密接に関わっている。

ラベンダーの香りを嗅ぐと、

癒しの感覚と同時に、無性にどこか、緑の多いところへ旅に出たくなる。

ひとつでも多くの香りが、

様々な印象深い思い出と共に、

より深く沁みている、

そんな風に生きられるって、いいなあと。

ラベンダー、おひとつ、いかがですか?

欲しい方、お早目に。

香りが伝わったでしょうか?・・・・・・・amica公式サイト

この一週間、そして、七夕。

 

色々なところで、

様々な節目、そんな7月。

それぞれに、色どりを添える、花々。

結婚記念日に、

結婚式のブーケに入っていたバラのブルゴーニュを。

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芦屋で30年以上続く老舗クラブ、

会社を設立し、世代交代を果たした日のパーティに。

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愛嬌も、花も実もあるお年頃の御嬢様へ、

産地直送の、癒しの香りのラベンダーと、

御嬢様の愛嬌に負けないベルテッセンを束ねて。

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などなど。

他にも様々な花たちが、それぞれの場所で咲いた、7月のスタート。

そして、今週はこんな楽しい季節行事。

七夕です。

短冊にお願いごとを書いて、笹の葉に。

毎日少しずつ増えていく短冊、七夕には枝がしなっているかな。

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色々な節目の、

一年の折り返しの、

7月。

少し立ち止まって、

長い先を見通して、

ゆっくり策を練って、

願いごとを、書き綴り、

新たな一歩。

そんな7月。

新しく、また一歩。

ホームページ、少しパワーアップ予定。

後半もズバっとよろしくお願いいたします・・・・・・・・amica公式サイト

スタッフ募集

 

新しい仕事も増え、

芦屋で6年目。

ここで更にしっかりと葉を広げるために、

久々に、

スタッフを募集します。

少し前からHPでも告知しておりましたが、

詳細を書かなかったので、改めて。

【仕事内容】 

   フラワースクール、ウェディングフラワー、店舗装花、

   ギフトフラワー、ウェブ関連業務、などのアシスタント

【勤務条件】

   まずはパートタイムにて。

   週3日(平日、週末含む)、8時間くらい 

【募集条件】

   年齢30歳くらいまで、要普通免許 近郊の方

   健康でフットワーク軽く、熱意とセンスのある方

   お花の経験は問いません

   

以上ですが、

他に、以下ような方が更にありがたいです。

 ☆ コミュニケーション能力の高い方

 ☆ 営業力のある方

 ☆ 文字や文章が美しい方

 ☆ 車の運転が好きな方、得意な方

 ☆ ウェブ関係に詳しい方

 ☆ 美味しいものを作れる方、人を喜ばすことが好きな方

 ☆ 正直で、素直な方

 ☆ 整理整頓が得意な方

と、たくさん書きましたが、

どれか一つでもあれば御の字でございます。 

そして、これはお花に限らず、技術の仕事全般かと思いますが、

長く続けたいと思ってる方なら、こういうことも必要かもしれません。

  「根気よく、自分を磨く厳しさを持っていること」

あと、この件を前向きにお考えいただいているレッスン生の方への補足として、

レッスンの際に体験していただいている、生活の中の楽しみや潤いとしてのお花と、

仕事としてのお花と、多少なりギャップがあります。

重い荷物の積みおろし、掃除や片付け、ときには作業にスピードも要求されます。

ネイルは断念していただくことになると思います。

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お花の仕事は見た目以上に大変ですが、

それに大きく比例するように、ヨロコビも大きな仕事です。

そしてそれを、存分に肌で感じていただける職場だと思います。

もし、もう一度20代に戻れるなら、どんな風に過ごしますか?

私はやはり、天職「花の仕事」を選びます。

ご応募、お待ちしております。

 tel : 0797-35-2017

mail : info@j-amica.com

追伸:昨日発売の「あまから手帖」、

   amicaアトリエの近所の美味しいお店、大好きなお店がズラリと出ています。

   その他、京都や大阪も魅力的な街が満載。

   是非、手に取って見てみてくださいね!

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採用された方には、花ある人生を・・・・・・・・・・・amica公式サイト

新しい仕事

  

戦略、この言葉を使ったタイトルの書物が最近も多く出版されている。

こういうご時世だからこそ、しっかりと先を見据えて、

物事をしっかりと考えて、なのでしょうか。

人によっては、

交友関係もそれありきで作る人もいるし、

日々の行動様々なことが、明確な目的に向かっている人もいる。

業種は何であれ、起業となると、

普通に会社でお勤めをしている人よりも、

どうしても戦略的なタイプになる傾向にあり。

時には、そんなのが見えて、なんとなく息苦しさや味気なさを感じたり。

私自身は味気ないことは好きではなく、

やはり、思いっきり、日々、味のある交友関係を大切にしつつ、美味しいものをいただいて、

楽しくおしゃべりして、そして、ときどきちょっと、しだれ酔い、、、(笑)

そんな風にしていたら、新しいお仕事をいただきました。

とある、美味しいお店で隣合わせた方が、芦屋の某レストランのオーナーさん。

隣合わせだから、と、そのお店の大将が紹介してくださったのでした。

後日、お電話をいただいて実現した、

そのレストランの、ウェディングのお仕事。夢のようです。

レストランのオーナーさん、そして、紹介してくれた大将に、感謝。

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今回はそのお店の初めてのウェディングパーティ、

そして、身内だけのこじんまりした内容で、とのこと。

ブーケをお届けすると、メイクさんを頼んでいないという、初めてのケース。

ということで、ヘアコサージュは急きょ、ワタシが、ヘアメイクさんの手つきを思い出しながら、

なんと、ピンが一本もない中、アレンジさせていただきました。。。

ふと、考えてみると、

今いただいているお仕事のほとんどが、

好きなお店に通っていたら、というもの。

もう、3年近く活け込みを担当しているお店も、そういうご縁でした。

今週はひまわり、モノトーンの店内に飛びきり映えます。

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自分がもっと戦略的になれば、何か結果が変わるのかしら。

いやいや、とにかく。

あああ、ワタシ、食いしん坊で良かった(笑)

さて、話は変わって、そろそろ本当に、「あしやいち」動き出しました。

昨年以上に、更にクオリティの高いイベントにするべく、

今朝のミーティングでは、詳細の役割分担を決めていました。

で、なんだか私が、

実行委員長の福原クンの次に名前が書かれていて、

「副委員長!」とか言われましたが、

これはもしや、「なにも専務」なお気楽ポジションか?などととぼけてみましたが、

実際は、色々なお役所的な手続きやフォローや調整役など、重要ポスト、のようです。

ガ、、、ガンバリます!

これも楽しみながら。

また詳細決まり次第、お知らせしますので、

お楽しみに。

ホタルと、七夕の季節、レッスンも色々と新企画、な・・・・・・・amica公式サイト

ワインと、恋バナと。

 

先週はまた色々な方と、

色々なおしゃべりしつつ、美味しいお酒をいただき、

幸せを噛みしめる日々でした。

中でも特筆すべきは!

いつもステキな歌を聴かせてくださる、たなかりかさんと乾杯したこと♪

colors.jpg たなかりかさんの公式サイト

りかさんのライブでお会いする、オシャレなムッシュ・マカロン、三本氏も一緒に♪

東京で人気沸騰中の、こんな可愛いマカロンを企画している方。

about_lin_04_pic.jpgabout_lin_01_pic.jpg マドモアゼル マカロンさんのHP

ライブでいつも美味しそうにワインを飲んでいるりかさんと、

ソムリエでもあるミスターマカロン氏、なので、

お店はやはり、アンブレイスさんで。

そしたらなんと、アンブレイスのオーナーさんと、りかさん、

以前のお店からの御顔見知りだということが発覚。

ワイン好きな方々の間では、アンブレイスのオーナー、山口さんは有名人、

今回もまた再確認しました☆

アンブレイスさんのHP

りかさんに関しては、

今までもブログに、気付いたら何度も書いておりました。

過去記事1

過去記事2

過去記事3

今まで、様々な会場で、

様々なミュージシャンとのライブを聴かせていただく中で、

その歌からはもちろん、MCでのお話などから、

りかさんがヴォーカリストとしてだけでなく、

人として、女性として、

とても魅力的な方だと薄々は感じていたのですが、

更に色々お話していくと、

全く、なんともう、ココロ優しく、聡明で、

ミスターマカロン氏の恋バナや、私の日々のモロモロまでも、

キャッキャ言いながらも、ズバリ言うわよ的に相談に乗ってくださったのでした。

業界は違うとはいえ、

天職を得た者として、

日々、自分を磨いていく、厳しさを、

そんな話もして、

天才シェフのお料理と、美味しいワインと、居心地のよいお店と、

ミスターマカロン氏の楽しいおしゃべりとスタイリッシュさと、

そして、りかさんの温かさに、

すっかり酔いしれました。

(ワタシだけ顔が赤い!w)

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ワタシももっと、もっと、磨きをかけて。

また明日も。

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大切なニュースがあります。こちらでご覧ください。・・・・・・・・・・amica公式サイト

6月9日、胸キュンの日

 

6月は趣深い、素晴らしい季節。

今年もクチナシの花が咲き、甘い香りを漂わせ、

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毎年、初入荷の際に思わずテンションが上がってしまう大好きなスモークツリーを生けて、

それも、このジャンルではカリスマ的存在の生産者さんのもの。

その方のスモークツリーは驚くほど美しく長持ちすることを再確認。。。

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一軒家のステキなカフェでゆっくりとお茶をしておしゃべりを楽しんで、

緑の美しさを愛でて、気持ちを解放して、

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季節の楽しい花材たちと遭遇し、また新たな発見をして。

なんか部分的に毛が生えてますよね?(笑)

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そして、

実はこの時期は実モノのオンパレードとも言える、楽しい季節。

今回はこの、美味しそうなグミを活けて。

そういえば最近、男女問わず、年下の人達に「かわいい」と言われることの多い私、

「きもかわいい」とか、「ゆるかわいい」とか、そんな微妙なジャンルではないかと思いつつ、

こういった実ものは正真正銘、可愛いなと。

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そして、この季節はやはり、紫陽花、

ほんわりと優しく、ロマンティックで、活けた空間にみずみずしさがあふれる。

そして柔らかな癒しの空気が漂い、ついついまた、長居してしまう。

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紫陽花を見ていると、心が穏やかになりますね。

今月のレッスンは紫陽花一色。

この優しい花のオーラで、お部屋を満たしてみてはいかが?

紫陽花のアレンジのレッスンはこちら

さて昨日、6月9日は語呂合わせで「胸キュンの日」だったそうで。

そんなようなこと、ありましたか?

 

日々、何かしらキュンとすること多いのは、

私だけでしょうか?

季節の花たちを見ているだけで、心が熱くなります。

6月9日の最後に酔いながら聞いた、ある女性の、ダンナサマについての言葉、

「彼のように受け止めてくれる人は初めてだった」

それまでは、自分の片われを探すのに、焦燥感にさいなまれながら年月を過ごしたらしく。

ふと、以前も書いた、シェイクスピアの言葉を思い出しました。

 「Journeys end in lovers meeting」 愛に出会えば、旅は終わる

彼女の長旅が終わったんだなと、安息の地を見つけたんだなと、

そう思って、キュンと、、、。 

薄~いハイボールが沁みた、胸キュンの夜でした。。。

明日はまた胸キュンナイト、今夜は早く寝ます(笑)・・・・・amica公式サイト

25ansウェディング ヘア&ビューティ号

 

毎年、お手伝いさせていただいている、

25ansウェディングの「ヘアビューティ号」。

今年も雑誌が先日発売になったので、

撮ってあった画像も解禁となりましたので、

詳細を書いておきます。

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この誌面には、

ヘアメイク、ドレス、アクセサリー小物、フラワー、などなど、

その年のイメージでコーディネイトしてスタイリングしていくページが掲載されています。

東京、大阪、名古屋など、全国のヘアメイクさんも掲載される、充実の一冊。

今年は少し妖精のような、フェミニンなイメージ、という、

なんとなくの構想を伺って、花材などを手配。。。

なぜか撮影は毎年金曜のお昼頃、と決まっていて、

そのために、金曜の市場では通常の仕入れと並行して、

直感&大急ぎで花材を集め、即興で束ねる。

花嫁モデルさんについては、

今回は25ansウェディングの読者の中から選ばれた方。

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続いて、お色直し。

ホワイト地に黒のレースを合わせた最新の、遊び心あるデザインのドレス。

今度は少し大人っぽく。

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そういえば、

以前、イタリアで花嫁撮影をしたとき、

ヘアのスタイリストさんと、メイクアップさん、それぞれ別の方でした。

日本でもある話ですが。

私のボキャブラリーで伝わらないと知りつつ書くと、

まずは「ヘアスタイル」については、

一体何種類あるんだろうという驚きの小物類(つけ毛など)を使って、

スタイリングされる本人でさえ気付かなかった最も美しい分け目を探り当て、

全身のバランス(体型、ドレス、小物など)と会場の雰囲気などを考慮したうえで、

最も調和のとれたボリュームのヘアスタイルがデザインされていく。

そして、そこに付けられるお花が何の種類で、何輪くらい、というところまで計算されて、

その絶妙のボリュームは作られる。

それが、何時間でも見飽きないほどの手際の美しさで、艶やかに仕上げられていく。

そして、「メイク」。

メイクアップが完成したときに、誰もが必ず言いたくなる感想として、

美しい!とか、綺麗!の前に、「全然違う!」と叫んでしまいそうになる。

それは決して、メイク前の顔と別人のように描かれる、ということでは決してなく、

どこまでも当人の「らしさ」が生かされた、輝きが感じられるからだと。

目を大きく、とか、左右のバランスを同じにする、とか、眉のラインが、とか、リップの色が、とか、

そういう次元の美しさではなく、いや、そこは当然の範囲、とも言えるけれど、

圧倒的に美しいのは、肌の質感、気品、風格、だろう。

ウェディングドレスの生地の素材感、その分量、そのインパクト。

普段の服装とは全く違ったドレスというボリューム感と調和のとれた、女性ならではの輝き。

それがお肌全体からあふれ、いつしかそれが、ご本人の美しさへの自信になり、

さらに全身が輝き、目にも星が輝く。

という、

私のつたない文章表現ではこれが限界ですが、

とにかく、魔法、でしょう。

体験した方はおそらく、「その通り!」と、うなづいたはず。

今度から、一眼レフで、もっと近くから撮らせていただくことにしよう。

宿題満載な・・・・・・・・・・・・・・・・・・・amica公式サイト

5月最後の日曜に色々と。

 

ようやく暖かくなり、

夏の予感が感じられる今日このごろ。

多忙な日々を終えて、

ここ最近、仕事もしつつ、小休止もしつつ。

様々な方との会食や茶話会もあり、

新しいお店のオープンもあり、

活気づく毎日。

車検から帰ってきた愛車カングーのリュウさん号、

特に大きな修理もなく、4年目に突入。

今日は発送のギフト商品を配送業者さんへ持ち込み。

FMで色々な映画音楽が流れていた。

車検。私にとっては小さくない出費、

フリーランスで、自活して、車を保有して、

そういうジョシはほとんどおらず、

(見渡しても、皆無ですw)

こんなガラパゴス的?な私のモロモロ、

分かりあえる人は実はあまりいないけれど、

ただ、共感や実感はなくとも、

ココロを砕いて理解を示してくれる人たちは、

ありがたいことに、たくさんいる。

人の境遇は様々で、

これまでの人の歴史も様々で、

それぞれに、それぞれの考えがあり、日々、生きている。

1歳半の元気な男の子の子育てに追われるお母さん、

出産を控えたニンプさん、

国際結婚を決めた生徒さん、

新しく人生をリスタートさせ、自身のショップを始めた女性、

結婚数年して、待望のおめでたのご夫婦、

毎日が真剣勝負の店主さんたち、

人生長く生きると、

そして、人のココロに思いを重ねていると、

それぞれの思いを、少し感じられたりする。

とはいえ、実際にその人生を経験していない限り、

周りから分かった風に言うことは、

ましてや批判的に言うことなどは、

控えなければ、と思う。

さてそういえば、映画音楽で色々と思い出した。

先日ランチしながらたくさんおしゃべりした方、

「最近、なんだか眠りが浅い」とのこと、

いつもとっても朗らかで楽しい方だけに気になり、

ふと、YoutubeでDanny Boyを聴いてみる。

この子守唄で少し眠気が訪れるかな。。。

このステファン・グラッぺリで、

お気に入りの曲があった。

映画「5月のミル」のサントラ。

ギターのジャンゴ・ラインハルトとの軽快な掛け合いが、

初夏の、カラリとした季節にピッタリ。

自転車に乗って、緑の中を走りたくなる。

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ルイ・マルを始め、

ヌーベル・ヴァーグの古い映画を、

まるで激しいのどの渇きを潤すように、

20歳前後にたくさん観たことを思い出した。

トリュフォーの映画「突然炎のごとく」のこのシーン、

言葉遊びのような歌詞の中に、生きて行く切なさも漂う。

Youtubeで観れる幸せ。。。

明日から6月、水無月です。

色んなことあって、

楽なことばかりではないですが、

雨が降っても、こんな気分で。

動画を是非。

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この、踊っているジーン・ケリー

 「アステアがいなければ、私はナンバーワン、

  でも、アステアがいなければ、私は踊っていなかった」と。

良きライバルがいてこそ、磨かれることも多いにあり。

アステア、とは、もちろんフレッド・アステアのことで、

そのエレガントで美しいターンにはうっとりする。

手足の長いシド・チャリシーと。

この間観た長谷川等伯といい、

色褪せないものを栄養にしながら、

大切な人達に囲まれて、

ものごとに感謝して、

先を見据えつつ、

丁寧に、楽しく。

5月の最後の日曜に。

今日朝は某所で某会議・・・・・・・・・・・・・・・amica公式サイト

緑の季節、白い芍薬

 

初夏から、

早くも梅雨の走り、という予報まで聞こえる今日この頃。

新緑が眩しい季節です。

今週はレッスンに向けて、

白い芍薬を数百本、

昨年、あまりの美しさに、

是非ともいつかレッスンに、と思っていた品種、

今年は折からの天候不順で、

それとは実は別の品種が入荷。

ただ、実はこの品種のほうが根強い人気で、

ほとんど市場に出回らず、知ってる花屋さんの間だけで流通している。

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アトリエの中は、芍薬と、新緑と、スモークと。

大好きな役者さんがそろってきた、

あとはサンキライの実がプリプリになってくれば。。。

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5月にはこ~んな可愛い枝物も出てくる。

きみどり、このなんとも魅惑的な色、ココロを和らげ、潤いをくれる色。

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念願の白い芍薬を揃えて、皆さんのレッスンに。

主役はもちろん大輪の芍薬だけれど、

新緑も名わき役。

無くては芍薬もぼんやりとしてしまいそう。

それにしても、芍薬のエネルギッシュな咲きっぷり。

レッスン風景にもみずみずしさがあふれます。

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土曜のレッスンでも芍薬を満載で。

この品種の素晴らしいところは、

硬いつぼみがきちんと全部、美しく咲き切るところ。

今年も、また記録しておこう。

さて、そんなこの季節にしかない素材たちを使って、

大事なギフトフラワーを。

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この花たちが、贈った方の気持ちや、愛を伝えてくれますように。

来月のレッスンは、今度は楽しい「紫陽花」を取り寄せます。

さらに芦屋が居心地よくなって、さらに楽しくなってる・・・・・amica公式サイト

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