美酒に酔った一週間、
姫路でのアツい一日の数日後の金曜には
清順さんから誘っていただいた、
grafさんでの、清順さんの「プラントハンター」出版記念パーティにお邪魔してまいりました。
grafさんへはかねがね「行きたい」と思っていたところだったので、
そのお誘いをいただいたときは、不思議なご縁を感じました。
さてそのパーティにお招きいただいたので、
清順さんへの御祝に、ブーケを束ねました。
もちろん、清順さんをイメージしたブーケ。
和の、生命力の強い、センシティブな、サムライ、、、。
正直、プロの方にお花を贈るのは緊張しましたが、楽しかった・・・!


花宇さんで仕入れた鎌束(カマツカ)を始め、鉄線、多肉植物、木苺、などなど。
とがった菖蒲の花はゆっくりと咲いてくる予定。
真剣しょうぶ(勝負)してる清順さんに。
渡したら清順さん、
「花束もらうことなんてないから、ごっつ嬉しいわー!!!」と。
案外、花を仕事にすると、人からもらうことがほとんどなくなる。。。
さて、そのパーティ、
お世話になってる花宇の皆さんにはご挨拶したものの、
花業界の人が来ているかなとは思ったけど、全然アウェイな空気、、、。
と、そこに、、、ここ数カ月、お目にかかりたいと思い続けていた、
フォトグラファーの下村康典さんと、松本佳津江さんが・・・!
アウェイな私たちを察して、次々とご友人をご紹介くださって、
新しく大切なご縁を授けて下さったのです。
才能やお金はもちろん、何より「人脈」も、その人の大切な財産。
そのことが年令を重ねるにつれ、そしてフリーで仕事をしていると特に、強く感じる。
だからこそ、そんな風にご紹介いただけることの有難さが、深く沁みる。
そしてまた、多分「お気に入りの隠れ家Bar」も財産!
パーティのあとにそんなお店に連れて行っていただいて、尽きない話をして・・・。
と、そこに26日(火)オープンを数日後に控えた「中之島バンクス」の代表の方が。
そのBarの設計を手掛けた野井成正さんのお話を伺ったり、
アジサイが咲くだけで泣きそうになるお年頃のお話などで共感し合ったり、夜は更けていきました。
翌日、その代表の方へのオープンの御祝に、と、
下村康典さんからお花のご注文をいただきました。
ときに、力み過ぎて空回りしてしまうワタシに、
「センスは信じてますので、楽しんで」と、神のようなお言葉。
代表のその女性、凛として美しく仕事もバリバリとこなしてらっしゃっていて、
どうイメージしてもレッド系、ローズ系の印象の方。
でもBarで、ウチのスタッフに優しく席を譲る、細やかな方だという印象が残っていて。
朝の花市場で光ってたモッコウバラなどをブーケに束ねて、
その方を思い浮かべながら制作させていただいたお花がこちら。



さて、その中之島バンクス、レセプションはまた大変な盛り上がり、
野井さんを始めとする、関西建築設計界の皆さんや、
クリエイターの方々など美意識の高い人たちが集まり、
会場は熱気に包まれました。
パーティの始まりに、grafの服部さんがおっしゃった言葉が印象的でした。
東京で震災を経験したあとに関西に遊びに来た知人の方の言葉だそうで、
「ありきたりと思っている日常が、いかにクリエイトされているものかを気付かされた」と。
モノや空間や食やホスピタリティなどが、どれほど磨かれたものかと。
そのチカラを改めて、普通の日常を過ごせている関西で、再認識して、
その意識で、新しいものをクリエイトしていこう、と。

とにかく、すごい熱気でした。
そこでも私は会いたかった人にご紹介いただいたり、
お話したかった人と再会できたり、また新しいお話を伺えたり、
人と人がつながっていることを、喜び合ったり。
そして何より、お届けしたお花に興味を持っていただいたり。
急に広がった人とのご縁、
いや広がったというよりも、授けていただいた感のあるもの。
仕事につながるとかプラスになるとか、
そういうことよりも前に、優しく魅力的な方が多い。。。
業種はさまざまでも、志を高く持って、本領を発揮して、盛りたて合っていこう、
そんな思いが自然と伝わり合う。
このご縁を、大事に、これからも温めていきたいと思います。
感謝!
ところで今回のこの流れ、
この、「パワーちうにう!」なサインが始まりかと。

あのとき、grafさんでのパーティに誘ってもらったからこそ、
会いたい人に会えて、中之島バンクスもあったわけで。。。
さすが、清順さん、そして、
「念ずれば 花ひらく」。まさに。
このサイン入りの「プラントハンター」の本、
限定品ですが、数冊でしたらまだあります。
欲しい方はお早目にお知らせください。
中之島バンクス、大阪の水辺を楽しめます、日替わりの楽しいバーに行ってきます。・・・・・amicaサイト