新年は美しい満月で、
そして、部分月食で始まりました。
様々な方から初日の出の画像を送っていただき、
すがすがしく、新年を迎えました。
アップしそびれたお正月のアレンジ、門松などなど。
2010年は松職人の取って置き、「昇龍松」で勢いよく。
餅花も京都の名人のもの。
お正月の素材というのは、
限定的な期間にすごい勢いで流通し、
本当に良いものは早い者勝ち。。。
先手必勝、というタイプではない(笑)うえに、
ありきたりはなんとなく嫌というタイプ(汗)なので、
瞬時に新しいデザインを考えなければいけない、という、
なかなか緊張感と集中力が交錯する、そんなお仕事でもあります。
クリスマス以上に使用するものが決まっているだけに、
このときだけしか出てこない素材をしっかり見て覚えておき、
千両もピンからキリ、松も竹も餅花も、よしあしがはっきりあるもの。
そしてまた、来年の肥やしにするわけです。
既に、次回のテーマが決まっています(Vサインです)
年末まで覚えていたらそれでいきますのでお楽しみに。(早すぎて忘れる、笑)
活け込みの最後はいつも実家のエントランス。
母の焼いた壺に、2,5メートルの昇龍松、あああ、良い壺が欲しい(笑)
2日の朝は快晴でしたね、
妹一家がやってきて、
甥っ子、姪っ子たちと卓球などなど。
その成長ぶりも楽しかったけれど、
結婚して14年?になる妹夫婦の、
年月を経てしか醸し出せない絆を感じて、
改めて、良い夫婦だな、妹は幸せだな、と。
夫婦というのはそれぞれの親をある程度のスタンダード(または反面教師?!)にしながら、
新しく作り上げていく関係、そして年月を経てこなれていく家族、
様々な苦楽を共にすることの重みを感じたお正月。。。
温泉行ったりしゃべったりで今年は大切なものを見逃してしまいました。
恒例の「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」です。
今年の指揮は2008年に続いて巨匠ジョージ・プレートルさん(85)。
ホール内の装花は今年はオレンジやイエロー系もあしらわれ、
例年の赤系中心のイメージより明るく感じられました。
途中、恒例のバレエの映像も。
アンコール最後の締めくくりはこの曲に決まり。
「ラデツキー行進曲」。
今年も明るく力強く、
テーマは「Love actually」、
家族、仕事、友達、そして恋愛も、
しっかり向き合って愛情持って。
本年もよろしくお願い致します!