世の中、明るい話題は少ない、
大至急議論されなければいけないことより、
黒い疑惑を延々と追及しているし、
将来への不安が重たい灰色の雲のように頭の上に垂れこめていて、
息苦しさ、閉塞感に包まれている。
実際に、
いつも見かけていたお店が空き店舗になっていたり、
お気に入りのブランドが日本から撤退していたり、
明らかにお給料が減額になった人もあるだろうし、
配置転換で慣れない業務に就いた人もあるだろうし、
人員が減った分、仕事が増えてしまった人もあるだろうし。
とはいえ、
実際の数字以上に、
気持ちの面でマイナスを感じすぎていないかと。
ついつい、
ネガティブなことを口にしてしまっていないかと。
確かに、
話さなければ抱えきれないこともあるし、
話すことで、聞いてもらうだけで、救われることも多い。
ただ、自戒を込めて言うと、
ネガティブなことを言うことは習慣になりやすい。
たとえば人や物事の批判、
良いところよりも悪いところを見つけて指摘すること。
それは一見、本質を見抜いているかのように錯覚してしまうけれど、
それを繰り返していくうちに、周りにはネガティブなオーラが充満する。
ある方のこんな言葉があった。
「ネガティブなことを言ってる自分を客観的に見たら、カッコ悪いと思うから言わない。」
この言葉を聞いてすぐの私は、
ネガティブなことを言うのもある部分面白かったり、
毒を吐きたいことも多々ある(?)し、など、
少しキレイごとに聞こえたのですが。
または、ある意味ナルシスティックに思えるな、と。
しかし!
この言葉を約1カ月ほど噛み砕いて色々考えていくうちに、
決してこれが綺麗事ではなく、
自分自身を、美しく、前向きに、律することだ、と。
この、
「自分自身を、美しく、前向きに、律する」ということは、
精神的なことだけではなく、
様々な面で全てにおいて大切なことなのではと。
たとえば着るもの、
とにかく破格のものに飛びつき使い捨てにするよりも、
何年も使える良いものを大切にするとか、
同じお料理をいただくにしても、ひと工夫して盛りつけたり、
家族をいつもより少し思いやるとか、
少しだけ早く起きて歩くとか、
美しい姿勢で過ごすとか。
なんでもよいから、
ネガティブの渦に巻き込まれないよう、
自分の周りに良い「気」を呼び寄せるように、
日々心がけて。
そしてもちろん、
こんなときこそ、花を飾ろう、
それがほんの1リンでも。
花の持つ、みずみずしい生命力が、
日々の心のありようを、
少し、穏やかにしてくれると思います。
で、
amicaのアトリエ開放日。
1月 26日(火)
2月 9日(火)、16日(火)、23日(火)
2月2日を除く、毎週火曜日
各日とも、11時~18時
和みにいらしてください。
最後に、
最近、温かいインナーについて質問を受けましたのでお答えしておきます。
ヒートテック(=普通のカットソーです。当社調べw)よりも断然、
ブレスサーモ、光電子サーモスタット、などの素材が信頼できます。
日本から撤退してしまったD社のサーモラクティルが入手困難な今は、
ノースフェイスやミズノなど、アウトドアブランドの製品がお薦め。