やまとなでしこ元年

 

遅ればせながら、

新年あけましておめでとうございます。

本年も、よろしくお願い致します。

年始はゆっくりとスタート、と思いつつ、

早々にご注文もいただき、

お店も通常営業が始まり、

いよいよ、始動いたします。

今年は新しい講座を予定しております。

「和のお花」の美しさ、その色合い、風情、そして強さ。

その魅力に、しっかりと迫っていきたいと思っています。

昨年、様々なご縁から、和のお花により深くかかわる機会が多くありました。

それは、今まで以上に、素材と真剣に向き合うもの。

アレンジする、というよりは、

「活ける」ということを、

悦びを持って噛みしめた一年でした。

その深い味わいを、是非、レッスン生の皆さんにも堪能していただきたい、

そして、出来るだけ、本物、上質のお花で。

12月13日に、プラントハンターの清順さんのところで購入した木瓜(ぼけ)の花、

まだまだ美しく、次々と咲き続けています。

元々、木瓜は強いのですが、それでも、小さなつぼみまでも、

全て咲かせ続けることは、経験上、全く、驚きです。

素材の持つ、底力が、全然違う。。。

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輸入の花たちも、もちろん、豪華で美しく、素晴らしいです。

ですが、ここで、改めて、日本の花たちを、しっかりと見つめたいと思います。

最新の研究で、

日本の自然の豊かさが、ほとんど「奇跡」だということが分かってきたようです。

紅葉の美しさは世界一、その理由が解き明かされてきました。

これ、アーカイブで是非ご覧いただきたい。。。

NHKスペシャル「日本列島 奇跡の大自然」

そんな奇跡的に自然の美しい国にいること、

それを改めて、享受したい、

というわけで、

やまとなでしこ元年。

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画像上:椿(西王母

画像下:古典菊(伊勢菊、嵯峨菊、日の岬菊)、実葛

これら、椿以外は、実はどれも、お花市場で流通していない素材ばかり。

特別な手配でしか扱うことがありません。

枝ぶりや茎が曲がっていて、画一的でないから、大量に捌けない、それも理由、

そして、元々、大量生産していない、ということもあります。

そんな、特選の素材、

それはどれも逞しく、日持ちするものがほとんど。

春、夏、秋、冬、

それぞれに一回ずつ、「和の花」の講座を、と考えています。

皆さん、

やまとなでしこ

是非ご一緒に。

まずは2月、枝に咲く花たちが続々。

詳細は近日中にHP上でご案内致しますのでお楽しみに。

こちらは餅花、美しい柳も清順さんのところで。

今年も更なる進化を遂げる、茶屋之町の永来権さんです。

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今年も、素晴らしい花たちと、楽しい人達と、味わい深い美味しいものと。・・・・・amica site

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