2012年の母の日を終えて。

 

もう5月も終わりに近づき、

木々も夏らしい色合いになりました。

遅くなりましたが、

母の日にオーダーいただいた皆様、

大切な贈り物にご用命ありがとうございました。

母の日は5月の第二日曜、

なのでその年によって日にちが違います。

今年はかなり遅い母の日、

13日、GWが明けてからがかなり長い、

花業界にとっては、利益が上がりやすい日の並びで、

終わってからも景気のいい話が多く聞かれました。

フラワーショップそれぞれに、母の日商戦に様々に取り組んでいて、

昨年の数字を越えることや、一件でも多く受注できることを、

最優先に励むところもありました。

amica flowers としては、

いかに通常のクオリティで、ミスなく対応できるか、

ひとつひとつの商品に細やかに対応できるか、

それだけにに重点をおき、

特に宣伝はせずに、早めのオーダーだけを促すことにしました。

人員を増やさずに、いつもの二人体制で、効率良く。

そのために、どんなに親しい知り合いの人たちにも、

すべてオーダーフォームでの注文に統一してもらったこと、

これは電話対応の時間を削減したり、

大事な情報がいくつものメールに渡ることで起こるミスを避けるためでした。

発送商品の画像サービスを母の日のギフトに関してはご容赦いただいたこと、

これは相当な時間と労力がかかるのと、

最近ではお母様ご自身で写メールされる方も多いためです。

そんなおかげで、

予想の30%を越える受注数でしたが、

少し余裕を持って対応することができました。

お客様ご自身にもご協力をいただいたことを、

ありがたく思います。心から御礼申し上げます。

画像サービスを行わなかった分、

ここに、少しだけ商品画像を掲載いたしました。

ご参考になさってください。

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母の日のお花はとにかく、明るく、優しく、朗らかに、

そんなイメージで制作いたしました。

オーダーありがとうございました。

フレッシュハーブがトップに・・・・・amica flowers site

母の日のお花

さつきのころに咲く花は、

新緑に映えて美しく、

天からのデザインに感謝する。

「五月梅(さつきばい)」もそのひとつ。

すがしく白い、やさしい花、

香りも5月、透明感、

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母の日に、花束でどうぞ。

(素材の特性上、長さのある花束のみの対応となります)

今年の母の日は5月13日(日)。

HPに母の日のオーダーページをアップしています。

ご注文はお早めに。

こちらから

五月梅の香り、

例えて言うなら、ブルガリのグリーンティ、です。

セッション。

4月18日、

ジャズボーカリストで友人の、たなかりかさんの新しい作品が発売になりました。

タイトルは「Japanese songbook」。

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ライブの最後に恒例となっていた、

隠れた日本の名曲をカバーして、

りかさんのスタイルにアレンジして歌われるもの、

それがぎゅっと一枚に集められました。

さて、それに合わせて撮影された、アーティスト写真、

ビルボードライブ大阪を始め、

ライブを行う会場の告知などで活躍するその写真撮りに、

フラワー担当として参加させていたただきました。

その写真がこちら。

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カメラマンには、

雑誌「モダンリビング」「婦人画報」「商店建築」などで掲載多数、

美しく綿密に構築された作風で人気の下村康典さん、

そして、今回のりかさんのテーマに合わせた、

ポップでキュートで、というイメージで選ばれたポピーを、

担当したのが私、という、楽しいセッションでした。

約、一年間はこの美しいお写真が、

ライブ会場のHP、フライヤー、など、

様々なところでご覧いただけるかと思います。

どうぞ、お楽しみに、

そして、りかさんのライブ、CD、ぜひ聴いてみてくださいね。

http://tanakarika.net/

そして、また、新たなコラボ?セッション?が来週。

人と人がつながって、何倍もイメージが膨らむのは、本当に楽しい・・・!

また詳細お知らせしますね。

さて今月からのレッスン、

以下の講座、日程となります。

芍薬のアレンジ1

 4月 16日(月)   本町教室   18:00~ 

 4月 17日(火)  芦屋教室   10:30〜、14:00~

 4月 21日(土)  芦屋教室   10:00〜、14:00~ 

*しばらくはまだ温室育ちの芍薬、華やかさや艶やかさを持った、人気の花、今年も楽しみな季節が来ましたね。この講座では華やかなコーラルの芍薬を使用します。

プロバンスのブーケ(産地直送のフレッシュハーブとバラのブーケ)

 5月21日(月)   本町教室   18:00~

 5月22日(火)  芦屋教室   10:30〜、14:00~

 5月26日(土)  芦屋教室   10:00〜、14:00~

*いよいよ、みずみずしいハーブたちの季節、

無農薬で丁寧に育てられた様々なハーブと、バラの花を合わせた南フランスのブーケを作ります。なお、5月は母の日があるためにレッスンはこの1回のみです。

・甘やかなあじさいをテーマに

 6月 4日(月)   本町教室   18:00~ 

 6月 5日(火)  芦屋教室   10:30〜、14:00~

 6月 9日(土)  芦屋教室   10:00〜、14:00~ 

*6月はこの花を、たっぷりと楽しみましょう。

大人になるにつれて、紫陽花が咲くだけで心が癒されますね、

そんな優しさを漂わせるあじわいを、扱い方と合わせて。

芍薬のアレンジ2

 6月 18日(月)    本町教室   18:00~ 

 6月 19日(火)  芦屋教室   10:30〜、14:00~

 6月 23日(土)  芦屋教室   10:00〜、14:00~ 

*この時期になるとようやく登場する芍薬の女王、

本当の白さ、本当の純粋さ、本当の透明感、、白い花の魅力に酔いしれてください。ほのかでたおやかな香りをたたえた品種を使用します。     

【 基礎コース 】     4月「ラウンドアレンジ」

              5月「オーバルアレンジ」

【 ミモザクラス 】    4月「水活けアレンジ」

              5月「リースアレンジ」

     ともに、アレンジクラスと同じ日程

お申し込みお待ちしております。

amica サイト

理想の家具

最近、家具の大切さと楽しさを知ることがあったので、

今回はそれを書こうかなと。

新しく昨年秋からレッスンをさせていただいている、靱公園のサロン、

とても素敵なデザイナーさんのお部屋なのですが、

靱公園の緑が窓一面に見える素晴らしいロケーション。。。

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四季折々の自然の美しさを愛でて過ごせるのは言うまでもなく、

写っているように、なんと素晴らしい音響システムも完備なのです。。。

お気に入りの本と共にのんびり過ごすにはこのうえなく贅沢な場所。。。

ですが、唯一、レッスンをするうえで足りないものがありました。

それは、机。 

人が数名、作業ができるような大きさと安定感のあるもの。

とはいえ、普段はゆったりとしたサロンのレイアウトにされているので、

毎回、レッスンのたびにテーブルを運び込むか、

ソファの下(約12センチ)に収納できる、折りたたみ式のもの。。。

素材はサロンで使用している椅子と合わせたもの。

大きさは6名掛けで、足入れがしやすいもの。

というような条件でネットで検索。

目が回るくらい探した結果、、、、無い、

もう、作るしかない、

ということで、

サロンの持ち主の姫野さんに相談し、

素材やサイズなど、アドバイスをいただく。

早速、それを元に頭でデザインを組み立てて、

ダンボールで10分の一の模型を作成(笑)

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大きな板をホームセンターで購入し、

作る気合満々、意気揚々と帰ってきました。

(この時点では糸ノコで作る気でいた、、、笑)

しかしながら、

人が何人も作業をする台でもあるし、安全面も考えなければいけないし、

(それに、糸ノコじゃ無理だよ、とJqualiaの松下さんにもアドバイスをいただき。。汗)

そこは専門家に相談だ、ということで、

姫野さんからご指名となった、枚方で木工のお仕事をされている賀来さんに白羽の矢が。

賀来さんが工房として使ってらっしゃるところで、

緊急のワークショップが始まりました。

とにかく、小学生か中学生以来の、サンドペーパー。

そして、機械の(←呼び名がわからないけど)ヤスリがけ。

気温3度くらいの寒さの中、ひたすら、ささくれを直し、滑らかに。

ヤスリがけで、木の粉が出るわ出るわ、、、

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大量の白い粉を体中に浴びた頃、

理想的なテーブルが、完成しました。

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画像ではわかりにくいのですが、

木工職人の賀来さんの知恵と技術がそこここに施され、

厚さ12ミリとは思えない、素晴らしい安定感が実現。

その安定感には賀来さん自身がびっくりして「おおお~」と声が出てしまうほどでした。

また「姫野さんのサロンに置くテーブル」ということから、

賀来さんは仕上げの美しさにも妥協なくエネルギーを注がれ、

なおかつ、使う私達女性が一人でも組み立てて解体もできるような、

「ひとりでできるもん」な仕様も兼ね備えているという完璧さ、、、!

本当に、素晴らしい!(ちょっと自画自賛!)

ぜひ靱公園のサロンに来られた方は、景色とともにテーブルもご堪能ください(笑)

家具といえば。。。

最近気付いたことがありました。

頭では知ってわかっているつもりのことが、

あるきっかけでそれが「実感」に変わることがよくあります。

それが今回は、とある家具で。

先月、一脚の椅子を買いました。

大阪のgrafさんの、初めての家具、

プランクトンチェアというgrafさんの最も古くからあるデザインの椅子だそうで、

木の種類や塗装の色、木目の模様(正目か板目か)も選べるという、

それをすぐ近くのgrafさんの工房で作ってくれるというもの。

で、引取りに行って、ウチにやってきたのがこの色。

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すわり心地がよいのはお店でも確認済、

色は思ったよりもウチにしっくり、

お花を置いても映えるし、カッコイイし、

良かったなあと。

なんだかでも、それだけではない、何か、

一から選んで作ってもらったという特別感なのか、

単なる愛着、とも違う何か、

そう思って数日、

あ、と気付いた。

私は今まで何か食べに行くにしても、

オーナーシェフのいるところを選んでいるし、

雑貨や洋服、オーナーさんの顔が見えるところのほうが面白いと選ぶほう、、

そういう意味では、

「顔が見える家具」。

今回、私は初めて買ったわけです。

そこには金銭ではない「豊かさ」と、確実に「安心感」がある。

「安心感」・・・・・!

もちろん、一方で全く逆の、

顔を合わせる煩わしさのないモノの買い方もありますが、

これからのキーワードとして、私も、

この「安心感」は大切に意識していくものだということを気付かされました。

ひとつひとつ、

そういう豊かなものたちと一緒に暮らしていけるのが理想、

少しずつ、揃えていこう。

姫野さんのサロンはレッスンのお申し込みの方にお知らせします。

3月25日(日) 10:30~ キッズレッスン、

         13:30~ メンズフラワーレッスン(ブーケを組みますよ!)

Jqualiaさんは芦屋市茶屋之町、松下さんご夫妻の木工家具のお店です。

賀来さん枚方家具団地の家具町LAB.では様々なワークショップを開催中。

皆さま、ご協力ありがとうございました☆・・・・・・・amica サイト

雑誌掲載。

 

今年の冬は寒さ厳しく、

3月に入ってもなかなか春への歩みはゆっくり、

それでもようやく沈丁花が咲き始め、

植物が目覚める気配が感じられます。

3月は行事が多く、

卒業、卒園、教授のご退官、など、

節目を飾る大切な花たちをせっせと準備する毎日。。。

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(椿:玉之浦)

さて先月、少しお知らせしましたが、

今月発売のウエディング雑誌2誌に掲載していただくことになりました。

今まではアトリエというスタイルや、派手な活動をしていないこともあり、

amicaとして単独で取り上げていただくことがほとんどありませんでした。

仕事をしていく上では、

雑誌などの媒体をうまく利用して自分自身を売り出し、

世間の注目を浴び、より多くのファンを獲得することも手法のひとつだと思います。

そのためには様々な雑誌に受け入れられそうな企画を持ち込んで掲載してもらうという、

知恵やテクニックに長けた人も多く、実際相応に誌面が作られています。

ただ、どの業界(花を含めクリエイター系の)も同じかもしれませんが、

本物を追求し、地道な努力を何年も積み重ね、根強いファンを獲得している人ほど、

媒体に自らは出ていくことはしないし、相当慎重だと思います。

実力と、雑誌掲載の頻度は、決して比例していないともいえます。

早い段階で媒体でのウケを知ってしまった人は、ブームのあとに真価が厳しく問われます。

そういえば、まだ花の仕事を始めて間もない人が、

「私は人に花を教えたい」と希望するのをよく聞きますが、

数ある花の仕事の中でも何が向いているかがわからない段階では、

そこは急ぐところではないのになあ、といつも思います。

それまでに人に何かを教えた経験がなければなおさら。。。

そのときにも思うのは、きっと花が好きで好きでそれを伝えたい、

というよりは、花を教えている自分を夢見ているんだろうと。

その仕事が好きというよりは、その仕事をしている自分が好き、なのかなと。

様々な手法やスタンス、個性があるからこそ面白いとも言えますが、

私自身は、教えるにしても、媒体に取り上げられるにしても、

理想は「望まれてから」かなと。

誰かに教えてほしい、と言われて初めて、花の美しさや活け方を、

自分の持っているもの(知識、感性、言葉)で、どう伝えようかと。

そこにも、年数を重ねるほどに更に深く興味が湧いていきます。

さて、雑誌掲載の話。

今月22日に発売の25ansウエディング「結婚準備スタート号」の関西ページに、

ブーケが計4点、掲載されます。

モデルさんが持つものが3点、ブーケ単体が1つ。

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ブーケ単体の写真は発売の22日にご覧いただくということで。

もう一誌は「Lei wedding」、昨年の12月号以来、二度目の表紙に。

こちらは前回の、クリスマスの天使のようなスタイリング。

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今回は全く違った感じで、

クラシカルなドレスに春らしいポップなブーケを、とのリクエスト。

今までウエディングブーケには使用したことのないポピーで。

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モデルは今回もマギーさん。

こちらのレイウェディング(なんと無料)、

発行の3月15日に本屋さんで手に取るもよし、

ネットで注文してもOKです。

詳細はこちら。

25ansウエディング

Lei wedding

当日は撮影にも長時間立ち会わせていただいたりして、

楽しい時間を過ごさせていただきました。

関係者の皆様、ありがとうございました!

以上、淡々と書きましたが、

このお話、

本当に、嬉しかったです。

初めて、お花を習いたい、と人から言われたときと同じかそれ以上に。

私は人より何か目立つものを持っているとは思わないので、

今回はいろいろな方のご縁がつなげてくれたお話だと思います。

ご縁と、お声かけてくれた方に、感謝。

これを励みに、また磨きをかけます。

そう、改めて言いますが、

ウエディングブーケ作ることが、

私の仕事の、軸、です。

身近でご結婚の女性がいらっしゃる方、

当日の、その人のために素材を仕入れたり、制作したりするフローリストがいることを、

どうぞご案内くださいね。

流れ作業で、顔も知らない人に作られた、

温かみのないブーケを持つ人がひとりでも減るように。。。

今月の表紙はいい色のプランクトンチェアと木瓜の花です・・・・・amicaサイト 

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ラナンキュラスのアレンジレッスン

 

まだ冷え込み厳しい2月の終わり、

レッスンではしばらく、

年末のお正月の飾り花に始まり、新年の水仙のアレンジ、

なでしこ講座での椿や木瓜など、日本の美しい花をテーマにした講座が続きました。

そこで、久しぶりのスタンダードなデザイン、

丸いアレンジメントを作る講座「ラナンキュラスのアレンジ」。

春待ち遠しいこの季節、

ヴィヴィッドなピンク~ワイン色のラナンキュラスをセレクト。

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バラと間違われることも多いラナンキュラスですが、

今回アレンジされた方は、その手触りや、花びらの様子など、

バラとの違いを感じていただいたかと思います。

他の素材として、

寒さで美しく葉が色づいたアカシアと、

ハーブの一種、チョコレートゼラニウム

そして、今まであまりレッスンで登場することのなかったスカビオサ、など、

脇役も万全に、いい仕事をしていました。

毎回、amicaでは、

花材をレッスンのために仕入れるので、

仕入れて水揚げをしたばかり、まだまだつぼみのラナンキュラスでしたが、

後日、何人もの生徒さんたちから、

「咲いてきましたよ!」というメッセージをいただき、

さぞやふんわりと優しい表情になっていることだろうと、

お花も、それを見る皆さんも。

もうとにかくね、市場には春の花たちがいーーーっぱい、

色とりどり、香りもそれぞれ、とにかくいきいき。

植物のエネルギーをぜひ、お部屋に取り入れて、

心も身体もお肌も活性化いたしましょう!

いよいよ3月、もちろん、弥生らしく甘い桃色、

講座は「スプリングピンクのアレンジ」、「チューリップのアレンジ」、

そして、4月は、

名物講座、「パーソナルカラーを束ねる」です。

生徒さんそれぞれに合わせて、

フィットするお花と色合いを私が選ばせていただきます。

そう、まるで、花嫁さんにお花を合わせるようにして。。。

スクールの日程と内容、少しずつアップしています。

ここをクリック

なお、レッスン風景はFacebookでもれなくアップしています。

ここをクリック

Facebookではamicaflowersのページの右上の「いいね!」を押していただくと、

次回から更新のお知らせが届きます。

アカウントは簡単に登録できますし、公開範囲も選べるのでぜひ始めてみてくださいね。

なお、amicaの講座、企画もデザインもすべてオリジナルです。

日夜、どんなレッスンが楽しいかな、と思いを巡らせております。

これからも色々と思いついて、形にしていきたいと思います。

次回は、雑誌掲載のお話について書きます・・・・・・amicaサイト

あ~、ようやくMacでブログ書けるようになりました。。。

25ans ウェディングの撮影

 

先日、

以前から愛読させていただいていた、25ans ウェディングの編集の方から、

ウェディングブーケの掲載のお誘いをいただき、

ドレスに合わせたもの3点、

そしてamicaとして打ち出したいもの1点、

計4点を制作、撮影していただきました。

画像は近日中にアップいたしますので、

まずはお知らせまで。

2012年、花と豊かさ (加筆あり)

 

寒中お見舞い申し上げます。

今年は例年になく、

念頭から連日エネルギッシュな方々と過ごしたためか、

すがすがしい気分で、新しい年をスタートさせることが出来ました。

人は、人と人の間で生きているものだから、

周りの人の「気」が大切だなあと、

そして改めて、私は人に恵まれている、と、

幸せを、しみじみ噛みしめているこのごろです。

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(黄房水仙が甘~く香る、アマリリスとスノーボール、コアニー、椿などのブーケ)

年頭に、いま思うこと、

昨年から頭の中でもやもや~としていることを、

この機に書き記しておこうと思います。

花を仕事にして、もうすぐ19年。

道しるべがあったわけでもなく、

とにかく、できることを懸命に続けてきました。

続けてこれた理由はたぶん3つ、

花や木、植物が好きなこと、

人より少し手先が器用だったこと、

ひとが好きなこと(何年も経ってから気がつきました)。

扱っている素材が大好きなだけに飽きることはありませんが、

それでも、今とにかく、今までで一番、学びたい欲求が高まっています。

それは決して海外へ行って新しい流行を見たり、

デモンストレーションでネタを仕入れたり、という、

そういう一過性なことではなく(それも楽しいし大事だろうけど)、

もっと深く、より広く、日本の文化と花について正しく学びたいと。

いかに日本人の感性と花が共にあり、生活の中で大切にされてきたか、と。

何スタイルのテクニックとか、ステキ発信とか、何風とか、ブランドとか、

そういうことではない豊かさ、使い古されないもの、ゆるぎない美しさ。。。

昨年の震災で改めて自分の仕事を振り返ったのもあります。

「どんな人も、今すぐでなくても、みんな、

必ず何らかの形でこれからの震災復興に関わっていくことになる。」という、

ある方の言葉。

それを聞いてからは、俯瞰で見たときの、花の仕事の役割を考えるようになり。

そのことに加え、花業界の縮小の流れに対する懸念もあります。

原因は様々、不景気ももちろんあり、業界側にも責任があります。

古くなれば値が下がる素材の特性を利用して、

その古い素材を仕入れて利益率を上げる店、

買ったお客さんは「花は日持ちしない」と感じて買わなくなり、

需要が減り、店側はもっと荒手な策で利益を上げようと質を下げる。。。

そんなスパイラル。

ブティックなどのディスプレイでも顕著に見られますが、

生花はどんどんアーティフィシャル(造花)へ移行しています。

ディスプレイはまだしも、日常生活でも、造花を飾る、ゆゆしき事態が見られます。

豊かな五感と感受性を備えた人にとっては、それは論外です。

カタチは花でも、素材は「塩ビ」ですから。

花を仕事にしている人の中にも、

生花から造花へ、安易に流れている傾向もあります。

理由は、生ものでない分、ロスの心配もなく、軽く、取り扱いがラクなこと、

花それぞれの素材の知識が必要ないことから経験の浅い人にも扱える、など。

生花店は、実際、厳しい状況です。

正直、フラワーショップを、大きな街の中で、個人で構えることは、

どんどん難しくなってきていると思います。

現に、健全に運営できているお店がどのくらいあるか。。。

(新年早々に夢のない話で申し訳ない。。。)

これからは根本的に形態を変えていかざるを得ないと思います。

花を仕事にしたからには、

正しく利益を上げることももちろん大切だけれど、

自分の仕事を大きな視野で見て、その役割を意識したい。

例えば、生産者さんが手塩にかけて育てた素材を、

余すところなく活かしてお客さんのところへ届けるという任務。

そして、さらに。

一輪の花の美しさや、その楽しみ方を、

一人でも多くの人に伝えることも仕事、

日常にも、または特別の日にも、

その素晴らしさに触れる豊かさを、

季節の美しさを、育てる喜びを、

命の不思議や発見を、

まだまだ花の魅力を知らない人には分かり易く、

既に知っている人には、更に深く、もっと広く、

お互いの楽しみや癒しを分け合って。

これから知るであろう子どもたちには、

存分に触って、香って、その美しさ、豊かさを感じ取って欲しい。

私は、キッズレッスンはそのために始めました。

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日本古来の文化的生活の中の、花の習慣を、改めて学び、

現代の文化に合わせてアレンジし、提案し、または伝えていき、

それが少しでも浸透させていくことが出来れば、

子ども達を始め、人々の日々も彩り豊かになるかなと、

花の需要の底上げにもなり、

花業界の未来も明るくなるかなと、

そんなことを考えている2012年の始め。

具体的には、たとえば、

お正月飾りひとつ、洋室に映えるようなスタイリングを考案する、

もちろん、素材の正しい「いわれ」などは守りつつ。

花の生産者さんも、卸業者さんも、花屋さんも、

みんなで知恵を出し合えたらいいなあと思います。

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今回も長くなりました。。。

どうぞ、ときどき書いては長くなっておりますが、

本年も、どうぞよろしくお願い致します。

なお、

素敵な花嫁さんとブーケ、レッスン風景はFacebookにアップしています。

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なでしこ講座、夢のグレードアップします・・・・・amica公式サイト

秀逸な2冊の本。

 

車移動が多いこともあり、

そして日々慌しく過ごしていることもあり、

なかなか、ゆっくりと本を手に取ることが少なくなった気がします。

思春期の頃は、何か共感を得られるものを探していたのか、

そうやって自分自身を確認していたのか、とにかく、

頻繁に本屋さんにも、映画館にも、レコード屋さんにも足を運びました。

まあ、ヒマだった、とも言えますが、、、。

そんなわけで、本をあまり読まなくなっている私ですが、

最近、毎晩のように開いて、

ひとつひとつの言葉を自分にゆっくり沁みこませる本に出会いました。

昨年の夏にとあるご縁で出会った坂之上洋子さん

ご本人の持ってらっしゃる、温かく明晰でポジティブな雰囲気、

それは坂之上さんのツイートにもそのまま表れていて、

多くの人がその言葉に力をもらっています。

その痛快なツイートが反響を呼び、一冊の本になったのが「結婚のずっと前」。

タイトルから未婚の人向けかな、と思われますが、

年令、性別を問わず、人が生きるうえで感じることが、分かりやすい言葉になって、

美しい写真とともに封じ込められている、何度も読み返したくなる本。

日常のささくれも、一瞬にして治癒します。

読むと、大切な人にプレゼントしたくなります。

そして、もう一冊、

華道家の片桐功敦さんの「シゼンのカケラ」。

みささぎ流の家元の片桐さんについては、

以前にも何度かこのブログで書かせていただいています。

素晴らしいコラボレーションの話

佐川美術館での「滝・桜」の話

この本では、

花バサミと、携帯のカメラと、そこに片桐さんのつむぐ言葉、

その3要素で作り出されるみずみずしい世界が広がっています。

肩肘張ることなく、優しく、ときに深く、鮮やかに、またははるか遠くまで、

一章ずつの短いお話のたびに、様々な感性が目を覚まし誘われるような感覚。。。

以上の2冊、

どちらもとても読み易く、

または何度も手にとって、

長く味わえる本だと思います。

言葉のちから、

日本語の美しさ、

再発見です。

新しい年はもうすぐ・・・・・・・amica flowersサイト

クリスマスリースを作る時間。

 

気づけば12月。

amica flowers の11月はおそらく1年でも一番忙しいとき。

ウェディングと、クリスマスリースのレッスンと。

前回お知らせしたプリザーブドフラワークリスマスリースのレッスンに続き、

フレッシュなコニファー(針葉樹)で作る、ナチュラルで本格的なリース。

そのレッスン、全日程が終了しました。

例年はデザインを決めて、人数分それを準備していたのですが、

今年は自由に、みなさんそれぞれの今年の気分をリースにしていただきました。

今回初めての、靭公園のサロンと、芦屋のアトリエ、

そして苦楽園ル・ボヌーさんのアトリエと。

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材料はこんな感じ、

リボンやラフィア、テイストもメタリックなものからシックなものまで、

今、ざっと数えただけでも30種類、

実モノや松ぼっくり、白樺のオーナメント、大島のサンキライなど、

自然素材のものや、ゴールドやシルバーのワイヤー類など、

装飾のグッズが約20種類、

その中からお気に入りのもので装飾。。。

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正直、色んな種類をどの会場でも揃える、となると準備はすっごく大変なのですが、、、

それでも、完成した作品を見て、そのワクワクしたリースに感激。

統一のデザインにしなくて良かった!と。

美しく仕上がるコツをいくつかアドバイスして、

完成した作品の数々。

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インテリアの好みも、今年の気分も、みんな違う、

その自由な表現を大切にしたい、と改めて実感したレッスンでした。

見本のない中での、自由な発想。

土台のリース作りは程よく手間ひまもかかります。が、

みなさん、とにかく、楽しそうでした。

私も大切に作られたリースをたくさん見ることが出来て、新鮮な驚きに出会いました。

「忙しくなる時期だからこそ、何かに集中して過ごす時間がありがたかった」と、

生徒さんのその一言も嬉しかったです。

もっと、よい時間になるよう、色々と工夫していきたいと思います。

(作品はごく一部です、写真撮りきれなかった方、ごめんなさい)

なお、

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では、みなさん、よいクリスマスを☆

今年もあとは「amicaのプチ芦屋ジャック」やウェディング、〆はお正月のお花・・・amicaサイト

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