2011年のクリスマスリース(プリザーブドフラワー)

 

毎年、クリスマスリースのレッスン用に、

オリジナルのデザインを考案し始めて7年、

いつからか、2パターンということも含めると、

もう、一体何種類考えてきたんだろうと。。。

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上の画像はごく一部。

毎年、楽しみでもあり、、、頭を悩ませるところでもあり。。。

冒険的な色合いと、

オーソドックスな色合いと、

どんなに様々なデザインを考えたとしても、

基本にあるのは、

「作って楽しいデザイン」。

レッスンで生徒さんが制作デザインなので、

個性が表れる、色んな工夫ができる、好みの雰囲気に作り上げられる、

そんなリースを考えています。

さて、今年は少~し、優しいデザイン。

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上はシルクラベンダー、下はクリスマスカラーのレッド。

レッスンはいよいよ14日(月)~始まります。

お申込みの方は、お好きな色合いをリクエストしてくださいね。

日程は以下になります。

■ 2011年 クリスマスリースプリザーブドフラワー

 11月14日(月)  本町教室 18:00~

 11月15日(火) 芦屋教室 14:00~

 11月19日(土) 芦屋教室 14:00~

    *なお、この回はグルーガンが必要になります。

     お持ちでない方はお申込みの際にお知らせください。(別途¥1500)

■ 2011年 クリスマスリース(フレッシュグリーン、プリザーブド)

 11月 23日(水祭)  靭公園サロン 11:00~、15:00~  残席わずか

 11月 24日(木)   靭公園サロン 15:00~、18:00~

 11月 27日(日)   芦屋教室   10:00~、14:00~

 11月 28日(月)   靭公園サロン 15:00~、18:00~

 11月 29日(火)  苦楽園教室  10:30~        満席 

 11月 29日(火)  芦屋教室   15:00~(いつもより一時間遅いスタート)

    *この回から本町教室は新しいサロンでのレッスンとなります。

     日程や時間をよくご確認くださいませ。

さて、その本町の新しい場所、靭公園の緑がいっぱいの、

こんな素敵なサロンです。

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今までは平日の夜だけだった本町教室でしたが、

ここではこの景色を楽しんでいたけるよう、週末もレッスン日を設けていきます。

近くにはランチに楽しいお店や居心地のよいカフェ、

そしてもちろん、靭公園の散策も楽しい場所です。

花たちと向き合う、癒しの時間、

新しいサロンで、ゆっくりとお過ごしください。

クリスマスリース作りは、楽しい季節行事。

ご参加お待ちしております。

お申込みは0797-35-2017まで。

プリザーブドフラワーは工作気分、フレッシュは今年はハーブを使う予定・・・amicaサイト

穏やかなイベント、あしやいち

 

あれから、あっという間に一週間が過ぎようとしています。

先週、10月10日に、三回目として開催された、あしやいち、

無事、大盛況のうちに終わりました。

(画像は始まる前の朝礼)

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第二回目から、実行委員として関わらせてもらって、

大きなイベントが組みたてられていく楽しさを、

すぐ近くで、体感しています。

毎回、同じ場所で、同じように開催しているように見えて、

実は、その都度、ルールが変わったり、実行委員の編成も変わったり、

そのために、その年なりの大変さがあります。

今回は特に、CAの福原くんとCAのスタッフのみんながほとんどを担当し、

ギリギリまで走り回ってくれました。

一か月前のミーティング兼、決起集会兼、飲み会、で、

今回の人出はどうか、ボランティアは集まるか、

新規出店店舗へのルールの説明はどうか、レンタル機材の集計は、などなど、

問題や課題は山積でした。

それは、前回までよりも、明らかに間際になっての課題の多さで、

飲み会は少し重々しい空気に包まれました。

とにかく、無事に、そして、昨年よりもいいイベントにしたい。

重々しい空気の中でも、

みんなの志はブレることなく、前向きな形で飲み会は終了。

そこから一カ月。

担当のみんなはさぞや大変だったと思います。

あっという間に当日になりました。

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当日は、晴天にも恵まれ、

おそらく、人出は前年同様の、7~8000人。

違ったのは、

前年までのような、「早いもの勝ち!」な空気がなかったこと、

人の波も、一日通して穏やかに、ゆっくりとしていて、

売り場も、駐車場も、混雑らしい混雑もなく、

それでも楽しい賑わいは続くという、居心地のよさ。

それはきっと、お客さんも、出展者も、

誰もが感じた、穏やかさ。

他の青空市のようなノリではなく、

丁寧にものづくりがなされていること、

それに見合う価格帯であること、

または会場を楽しむ術が広まってきたこと、

地元の人に認知されてきたこと、

など、理由は色々かと思いますが、

それがようやく、三度目の正直?のように、結実した感じ。

終わり近くになって、CAの福原くんと、思わず握手。

そして、出た言葉、

  「いいイベントになったね・・・!」

実行委員長の福原くんにとっても、

初めて、達成感を感じたという、記念すべき、あしやいち、第三回目。

私も本当に楽しかった。

amicaブースでは、例年同様、カボチャのカービングのワークショップを。

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いい笑顔いっぱい。

そして、今回は、額装家の向井理依子さんと、ワークショップでコラボ。

なかなか、額装を体験することがないので、皆さん熱心に。

お気に入りの写真を選び、額縁と台紙となる紙の色を選んでから、

マット(絵の回りに置く台紙)を制作し、額縁にセット。

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向井さんの素晴らしい作品の数々も、実際にご覧いただけました。

このベビー服、こういう思い出も額装出来るだなんて感激。

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一点ずつ、見入ってしまう、美しいバランスと、素材感の作品たち。

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ご興味ある方はぜひ、ときどき開催される向井さんのワークショップへ。

HPはこちら。art d’encadrement (アール ダンカードルモン)

そして、今回、イベントをさらに楽しく盛り上げてくれた、

大手前JAZZ研究部のみんな!!!

青空にぴったりの、素晴らしい演奏を、本当にありがとう!!!

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思わず踊りだしちゃう、そんな演奏でした☆

長い長いブログを最後までご覧いただきありがとうございます。

今回のあしやいちに、お越しいただいた皆さん、

そして、本当に素晴らしいチームワークとフットワークで盛り上げてくれたボランティアスタッフ、

今回も熱いご協賛をいただいた企業の皆さま、

もちろん、出展者の皆さん、

そしてそして、縁の下の力持ち、実行委員のみんな、

本当にありがとう。

あしやいち、また来年も!

多分、体育の日に、会いましょう。

次回は秋からの新しい会場でのレッスンの数々をお知らせします・・・amicaサイト

あしや・いち、今年は10月10日(月)!

 

いよいよ、恒例の「あしや・いち」まで、2週間を切りました。

いいモノ集まる芦屋の空市、として、

2009年10月にスタートし、毎年10月の体育の日に開催、

今年はその3回目。

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私たちチームamicaも写ってますよ、分かりますか?

今年はワークショップのお祭りとなりそうです。

お料理は様々なジャンルで楽しんでいただけます。

京料理たか木」、「メゾン・ド・ジル」、「ラッフィナート」、

詳しいタイムテーブルは追って告知されるかと思いますが、

日に何度か、名人の技をご覧いただける予定。

そして今回初参加のスペイン料理のルナ・パルパドス、

ここでは踊り?フラメンコ?そんな噂もちらりと小耳に挟みました。

そしてそして、amica flowersとしては。

芦屋の額装家、向井理依子さんとともに、

ほのぼのとしたワークショップを開催予定。

例年通りのカボチャのカービングはもちろんのこと、

大人も子どもも楽しめる内容を準備中です。

青空の下で、秋の爽やかな一日を、ぜひ、ご一緒に☆

芦屋市総合公園でお待ちしています。

あしや・いち公式サイト

http://ashiyaichi.com/

Facebookページに、この秋のレッスンや花嫁さんを多数アップ中です。・・・facebookページはこちら

そしてご愛顧ありがとうございます。・・・amicaサイトはこちら

自然の色と香り、その手触りと。

 

初めての企画、「子どもと楽しむ花あそび」

先日その第一回目が終わりました。

小さな子どもたちに、

プラスチックの色とは違った、

花や植物の、色や形の美しさ、香りの素晴らしさなどを実感してもらい、

それを育ちゆく感性の1ページに刻んで、

「美しいもの」をより豊かに享受できる人になってもらえたら、という講座。

普段のアトリエを少し模様替えして、子ども目線に変えて準備しました。

初回は男の子と女の子、二人とも年少さんという、ちっちゃなレッスン生。

まず、たくさんの花の中から、好きなものを選んでもらう。

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あらかじめ、二人の好きな色を聞いて揃えたものの、

やはり、ひまわりは絶大な人気。

それをまずはオアシスへ。

真剣な面持ちで、しっかりと挿していく。

ハサミも、工作以外では初めての、お花のハサミ。

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決まった形を覚えるのが大切なことではなく、

綺麗だなと、思うそのままを、カタチにしていく。

大事なことは、

お花それぞれを、よく見ること、

色や形や手触りや、香り、

それら全てを、感じること。

太い枝は挿すのに力がいるし、

細い枝はシナシナと動いて折れやすそうだから優しく、

香りのいいバラは、香りを楽しみながら、

大きなアンスリュームは他のお花を隠してしまわないように。。。

続いては、ちょっと水遊び。

水に浮かべたり、沈めたり、ぐるぐる回して見たり。

ここでも真剣な表情が。

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このあとに、サプライズな内容があったりで、また目を輝かせてくれた子どもたち。。。

熱中しているお子さんを見て、お母さんたちも嬉しそうでした。

そして、最後は組んで、ラッピングまで。

大人が使っているホッチキスも、同じようにやってみたいようで。

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女の子のお母さんがおっしゃってたのは、

「こんなにも集中して、楽しそうにしてる、、、!」と。

確かに小さなお子さんにとっては、

1時間以上も脇目もふらずに真剣に取り組むことは珍しいかもしれない。

ということで、

途中で飽きて退屈したら何をしようか、という心配も一切なく、

大成功!でした。

レッスンが終わってからのランチの時間にも、

「もう一回お花の先生のところへ帰りたい☆」と言ってたそうで、

(なんというかわゆさ!!!)

お花に、自由に楽しく親しんでもらえたな~と、本当に嬉しく感じたのでした。

そもそも、このレッスンを思ったのは、

秋の「あしやいち」でのカボチャのカービングのワークショップのとき。

想像以上に、子どもたちの手先の器用さと発想の豊かさに驚き、

私自身、とても興味深く感じたからです。

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子どもたちには、

瞳をキラキラ輝かせて、

少しでも多くの美しいものに触れてほしい、

モノを作る楽しさを知ってほしい、

そして、

自分の「いいなあ」と思う感覚を、大事にしてほしい。

それぞれ、違って当たり前、自由に、自分らしさに「YES」を言ってほしい。

子どもたちのための講座、これからも少しずつ考えていきます。

私も幼児教育の勉強しつつ。

「あしやいち」、今年は10月10日、ワークショップもお楽しみに。。。amica flowersサイト

ラベンダーのブーケ

 

先日終了した、ラベンダーをたっぷり束ねるレッスン。

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北海道から、つみたてを直送、

すぐにそれを使って、ブーケに束ねるレッスン。

一本ずつ、丁寧に処理していただいてから組むという、

かなり根気のいる作業・・・。

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ですが、たぶん、そんな地道な作業が苦にならないのは、

レッスンのお部屋いっぱいにただよう、清涼感と甘さを兼ね備えたような、

ラベンダー独特の癒しの香り、それがあったからでしょう。

花はもちろんのこと、葉も、茎も、香りがぎゅっと詰まっています。

少し触れるだけで、それはそれは、高貴で優しい香りが。

思えば、プロヴァンスでも、北海道でも、

旅のルートには遠くともラベンダーの名所を訪ねていました。

派手さはないけれど、魅せられる香り。

これもオリジナルの講座として、

また今後もレッスンに取り入れていきますね。

次回は、このラベンダーを使った「夏のリース」の講座です。

 ■ 夏のリース(プリザーブドフラワーとラベンダーで)

   7月25日(月)  本町教室 18:00~

   7月26日(火) 芦屋教室 14:00~

   7月30日(土) 芦屋教室 14:00~

 

 ■ 2011年、お盆の祈りの花

   8月 8日(月)  本町教室 18:00~

   8月 9日(火) 芦屋教室 14:00~

   8月 7日(日) 芦屋教室 14:00~

 ■ 夏休み企画:子どもと楽しむ花あそび

   8月 22日(月)  本町教室 18:00~

   8月 23日(火) 芦屋教室 10:30~ 14:00~

   8月 24日(水) 芦屋教室 10:30~ 14:00~

   8月 25日(木) 芦屋教室 10:30~ 14:00~

   8月 27日(土) 芦屋教室 10:30~ 14:00~

夏休み、楽しく花と触れ合いましょう・・・・・・・amicaサイト

コラボレーション

 

7月に入り、梅雨空にも慣れてきました。

紫陽花とくちなしの季節もそろそろ終わり、いよいよ夏の気配もそこまで。

6月最後の週末に、数々のコラボがありました。

プロダクト&空間デザイナー柳原照弘さんの、

新しい京都のアトリエのお披露目を兼ねた、一日だけのインスタレーション

その日のコラボレーションは、華道家片桐功敦さんと、写真家の鈴木崇さんと。

柳原さんにとって、思い入れのある、その素晴らしい御宅を舞台に、

「記憶」ということをテーマにした作品が展示されました。

(作品画像は鈴木崇さんのサイトでご確認ください)

私も四季を通じて何度も通った、大好きな圓通寺の近く。

豊かな自然が残るその場所で、

柳原さんが花器となる素材を集め、

片桐さんが同じように、その場所の近くで活ける花材を集める。

その素材感、活けられた花や木々。

ありふれたはずのものが、特別な景色を作る。

鈴木さんには、自ら作品の説明をしていただきました。

夕刻の、太陽の温度の変化がそのまま写真に、そう聞くと、

ふんわりとした色彩も、生々しく感じられる。

作者の方に直接説明を受けながら作品を拝見するという、贅沢。。。

そしてこの日、日月餅(7月からは「餅匠 しづく」に改名)の石田嘉宏さんにより、

「記憶だけが残るような、消えていくお餅を」という柳原さんのリクエストで、

タイトル「はかない餅」というお菓子が現地で作られました。

お座敷には、黒い水盤に水が張られ、タイサンボクの花びらが浮かんでいます。

床の間には、咲きみだれるようなタイサンボク。

その、消えていくお菓子が、その花びらの上に乗せて供されました。

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水面に映っているのは、石田さんと、お庭のヤツデの葉。

暑い日の夜の、涼やかな演出。

梅酒の香りを含んだ泡のような部分と、

餡と、そこに山芋に手を加えて細かくしたもの、金粉があしらわれたそのお菓子。

花びらにタイサンボクの香りが残っているはずはないのに、

記憶の中のタイサンボクが浮かび、そのときの香りと混ざり合い、匂い立ち、

懐かしい風景を思ううちに、口の中のお菓子は消えて行きました。

まさに、記憶だけが残る、「はかない餅」。

柳原さんのイメージを、石田さんが形にし、

それを片桐さんの提案で、まるで平安貴族のような、雅な遊びに変える。

コラボレーションは、足し算でなく、掛け算、そんな言葉を思い出す。

一緒に作ることで、想像の何倍ものひらめきが生まれ、完成度が上がっていく。

この日、初めてきちんとお話させていただいたこの方たち、それぞれに興味深く。。。

市場で何度かお見かけしていたけどようやくお話できた片桐さんには、

3月の佐川美術館の桜のお話、そのすさまじい裏話なども。

それぞれの皆さんの、今後のご活躍が、更に楽しみになりました。

続いてのコラボは芦屋、

京料理たか木」さんと「永来権」さんが、

東日本の酒蔵を応援するためのチャリティ、

「一日だけの居酒屋」を。

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定休日にお店を開け、

各店、全員がボランティアで出勤、

素材の多く(鱧や、金目鯛、蛸、などなど)を中央市場が無償提供し、

そこに、一級品の職人技を加えた大皿料理が並びました。

いつもよりも驚くほどお安い居酒屋価格で、

カウンター席は特に、高木さん自らが調理全般、ご飯をよそい、お茶を淹れて下さり、

本当にもったいないような時間でした。

お店は全席、2回転が予約で埋まり、さぞやお疲れだったかと思いますが、

翌日には、東北の酒蔵を取り次いでいる京都の酒屋さんまで、集まった売上金を持って行かれました。

力があって、刺激し合える仲間がいて、

何かをきっかけに、コラボレーションという賜物、宝石が誕生する。

その輝き、ハーモニーの共鳴に、こころがときめく。

そういえば、私も、

水面下で、大事にコラボを計画中。

きちんと形にしていくこと、それを続けること、それが今の目標。

また、カタチになったときには、お知らせします。

7月、蓮の花もステキですが、富良野からのこの花たちが届きます・・・amica公式サイト

「なでしこあそび」報告

 

先週末、京料理たか木さんでの、和の花の講座、

「なでしこあそび」。

生け花でも、アレンジでも、お茶花でもなく、

自由に季節の木々や花たちで遊ぶという、

それも、素材は花宇さんや、

お茶花のことなら、と、その筋の方の信頼も厚い、岐阜県の御方に、

姿の美しい、そしてもちろん、イキイキとした、

素晴らしい花材をお願いしました。

今回のテーマに合うもので、皆さんのお好きな感じで、

表情の豊かなもので、扱いやすいもの。

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花器はたか木さんのところで、

辻村唯さん、辻村塊さんの、素晴らしい作品を、自由に選んで。

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作品を仕上げたあとは高木さんのお料理レクチャー。

お出汁の取り方と、鱧の骨切りを実演して下さいました。

皆さんが熱心に見ている中、骨切りの音が小気味よく響き、

普段は見ることのない美しい職人芸が、たっぷりと披露されました。

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静かな、緑の中の、優雅な昼膳、

その鱧とお素麺のお吸い物や、美しい八寸など、

お花を活けるときのように、皆さんお料理を堪能されました。

そんな中、お刺身に乗ってきたのは、なんと、冬瓜のカエルちゃん☆

思わず全員で「かわいい~」と。

ちなみに、つぶらな瞳は黒ゴマです。

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お料理、一品ずつに解説してくださる高木さん、

季節の行事、五節句のこと、など、民俗学に通じるお話に、興味津々、、、

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あっという間にデザートへ。お抹茶を供されるときの、お店の方たちの所作の美しさ。。。

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さて、お花の作品はこちら。

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それぞれに、このうえなく、集中した時間。

アレンジでは慣れてる方も、そぎ落としていく作業には時間も緊張感もエネルギーも必要なこと、

実際に活けてみて、感じられたと思います。

私も昨年秋に、初めて高木さんのところにお花を活けて、

へっとへとに疲れた覚えがあります。

そのことに、自分自身でも驚き、もっと探求したくなりました。

きちんとした「お茶花」を挿せるまでは遠い道のりかと思いますが、

また、こんな自由な「なでしこあそび」、

好評をいただき、既にリクエストも多数いただいているので、

さらに楽しく、充実したものになるよう、

パワーアップして開催します。

参加の皆さん、本当にお疲れ様でした。

そして、

場所を快く提供して下さったオトコマエの高木さん、

朝早くから仕込みをしつつサポートいただいた若き板前さんたち、

美しい所作と行き届いた対応のスタッフさんたち、

素晴らしい陶芸家の辻村唯さん、辻村塊さん、

(私も今回、塊さんの器を購入させていただきました、個展で気になってた器に再会、、、涙)

次はもっともっと、

その世界観に近づけるよう、日々、学んでいきたいと思います。

この場を借りて、心から御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

京料理たか木

芦屋市大原町12-8

0797-34-8128

http://www.kyotakagi.jp/

来週はアジサイをたっぷりと水活けする講座、お申込み受付中。・・・・・・・amicaサイト

和食の名店

 

5月はバタバタと過ぎていきます。

母の日のご報告もできないままで失礼致しました。

ご注文いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

amicaが始まって以来ずっとオーダー下さる方や、

海外から日本のお母様へ、という方々、

マイペースがスローペース、

少しずつではありますが、

根の広がりを感じる日々。

さて、今月は和食の名店とご縁があり、

楽しい時間を過ごさせていただきました。

まずは大阪の話題のスポット、

JR大阪三越伊勢丹、オープン当日は50万人(!)という来店数だったらしく、

大阪の景気は上向きか?という明るいニュースとなりました。

これは入場制限用の通路。オープンから1週間後の夕方の風景。

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その伊勢丹の10階、「吉兆」さんへ、お花を活ける機会をいただいて、

オープン前にお邪魔し、お花のご依頼主でもある、

設計士の橋本健二さんと打ち合わせ。

お店の中央にある、木のテーブルの両サイドに飾る。

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お店の中の素材、木、和紙、真鍮など、

ここにこれ以外の質感のものは必要ないのと、

美しいテーブルに、あまり違和感のないものが良いかなと思い、

このテーブルのRに合わせ、花器を手作りすることに。

トクサトクサ、トクサ、、、

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完成したものを持って現地で、活ける。

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それにしても、新しさと柔らかさとが調和した、居心地のよい空間、

後日、座ってお食事をいただいて、改めてその包まれる感じに身をゆだねる。

橋本健二さんの、このワインのディスプレイのアイデアもステキ。ぜひ一度お出掛けください。

(お花は別バージョンです)

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さてその翌週、今度は京都へ。

「グルマン世界料理本大賞」を受賞された「祇園さゝ木」さんへ、御祝のお花を。

佐々木さんの、強いイメージで。

何度もお誘いいただいているので、次こそお食事に来ようと思いつつ。

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さて芦屋で和食の名店といえば、「京料理たか木」さん。

chikaさんにお手伝いいただいたところ以外は、今年は全てスタッフと二人で。

その労をねぎらう会として、お昼ご飯をいただきました。

この季節に、納めさせていただいてる菖蒲の花と葉、

それがどのように盛り付けされているか、というのも興味があって。

それがこれ、八寸の上に、よもぎの葉と束ねられて。

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あのお花や葉がこんな風に、、、

お料理の中で充分季節を満喫しているところへ、

決め手となる、花の役割。。。しみじみ、感動。

それにしても、本当に、本当に、美味しかった。。。

京料理の奥ゆかしさと、繊細さと、、、。

どの食材も丁寧に手間ひまをかけて、本来のお味が一番よい形で表現されている。

世界で評価されて、当然のもの。

さて、そんな「京料理たか木」さんで、

6月11日(土)、お店全体を貸し切っての、和のお花を活ける「なでしこあそび」。

順調にお申込みをいただいております。以下、詳細のお知らせです。

京料理たか木」で「なでしこあそび」

本格的な和の空間でお花を活けて、京料理を楽しみ、

そしてお料理も習えるという、初めての企画。

JR芦屋駅から徒歩3分ほど、芦屋市大原町の住宅街に佇む「京料理 たか木」さん。 

2010年のミシュラン神戸編で見事に☆を2つ取得した和食の名店です。

今回はその、建築物としても素晴らしい「たか木」さんの店内で和のお花を楽しく活けていただきます。

花器は辻村唯さん、塊さん(ともに辻村史朗さんの息子さん。辻村史朗さんは

細川護煕さんの陶芸の師匠としても有名な方)などの作品を使用予定。

花材はもちろん、花宇さんにお願いしています。

普段あまり見かけたり活けたりする機会のない様々な枝モノやお茶花、

それをお好きな組み合わせで、それぞれ選んで活けていただきます。

和のお花を楽しんだあとは、高木さんが心をこめて丁寧に作ってくださったお料理をいただきます。 京料理の繊細なお出汁の美味しさ、季節感あふれる盛りつけの美しさを存分にお楽しみください。 世界に誇る日本の文化が息づいています。

また、高木さんからお料理のレクチャーも披露していただきます。

 

 6月11日(土)

  10時      京料理たか木 集合

  10時30分~  なでしこあそび

  12時      昼膳とお料理レクチャー

  15時      解散予定

 料金 ¥15,000 (花材費、講習費、昼膳代含む)       

高木さんはとても気さくな方で、お花もお料理も空間も、おおいに楽しんでいただけたら、という主旨です。 滅多に出来ない経験です、お一人で、またはお友達や、ご家族と、お気軽にご参加ください。 もちろん、男性も大歓迎です。

ではでは、締切間近、ご検討中の方はお早めに☆

明日は中之島バンクスでバーテンダー♪・・・・・・amica公式サイト

念ずれば・・・(追記あり)

 

美酒に酔った一週間、

姫路でのアツい一日の数日後の金曜には

清順さんから誘っていただいた、

grafさんでの、清順さんの「プラントハンター」出版記念パーティにお邪魔してまいりました。

grafさんへはかねがね「行きたい」と思っていたところだったので、

そのお誘いをいただいたときは、不思議なご縁を感じました。

さてそのパーティにお招きいただいたので、

清順さんへの御祝に、ブーケを束ねました。

もちろん、清順さんをイメージしたブーケ。

和の、生命力の強い、センシティブな、サムライ、、、。

正直、プロの方にお花を贈るのは緊張しましたが、楽しかった・・・!

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花宇さんで仕入れた鎌束(カマツカ)を始め、鉄線、多肉植物、木苺、などなど。

とがった菖蒲の花はゆっくりと咲いてくる予定。

真剣しょうぶ(勝負)してる清順さんに。

渡したら清順さん、

「花束もらうことなんてないから、ごっつ嬉しいわー!!!」と。

案外、花を仕事にすると、人からもらうことがほとんどなくなる。。。

さて、そのパーティ、

お世話になってる花宇の皆さんにはご挨拶したものの、

花業界の人が来ているかなとは思ったけど、全然アウェイな空気、、、。

と、そこに、、、ここ数カ月、お目にかかりたいと思い続けていた、

フォトグラファーの下村康典さんと、松本佳津江さんが・・・!

アウェイな私たちを察して、次々とご友人をご紹介くださって、

新しく大切なご縁を授けて下さったのです。

才能やお金はもちろん、何より「人脈」も、その人の大切な財産。

そのことが年令を重ねるにつれ、そしてフリーで仕事をしていると特に、強く感じる。

だからこそ、そんな風にご紹介いただけることの有難さが、深く沁みる。

そしてまた、多分「お気に入りの隠れ家Bar」も財産!

パーティのあとにそんなお店に連れて行っていただいて、尽きない話をして・・・。

と、そこに26日(火)オープンを数日後に控えた「中之島バンクス」の代表の方が。

そのBarの設計を手掛けた野井成正さんのお話を伺ったり、

アジサイが咲くだけで泣きそうになるお年頃のお話などで共感し合ったり、夜は更けていきました。

翌日、その代表の方へのオープンの御祝に、と、

下村康典さんからお花のご注文をいただきました。

ときに、力み過ぎて空回りしてしまうワタシに、

「センスは信じてますので、楽しんで」と、神のようなお言葉。

代表のその女性、凛として美しく仕事もバリバリとこなしてらっしゃっていて、

どうイメージしてもレッド系、ローズ系の印象の方。

でもBarで、ウチのスタッフに優しく席を譲る、細やかな方だという印象が残っていて。

朝の花市場で光ってたモッコウバラなどをブーケに束ねて、

その方を思い浮かべながら制作させていただいたお花がこちら。

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さて、その中之島バンクス、レセプションはまた大変な盛り上がり、

野井さんを始めとする、関西建築設計界の皆さんや、

クリエイターの方々など美意識の高い人たちが集まり、

会場は熱気に包まれました。

パーティの始まりに、grafの服部さんがおっしゃった言葉が印象的でした。

東京で震災を経験したあとに関西に遊びに来た知人の方の言葉だそうで、

「ありきたりと思っている日常が、いかにクリエイトされているものかを気付かされた」と。

モノや空間や食やホスピタリティなどが、どれほど磨かれたものかと。

そのチカラを改めて、普通の日常を過ごせている関西で、再認識して、

その意識で、新しいものをクリエイトしていこう、と。

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とにかく、すごい熱気でした。

そこでも私は会いたかった人にご紹介いただいたり、

お話したかった人と再会できたり、また新しいお話を伺えたり、

人と人がつながっていることを、喜び合ったり。

そして何より、お届けしたお花に興味を持っていただいたり。

急に広がった人とのご縁、

いや広がったというよりも、授けていただいた感のあるもの。

仕事につながるとかプラスになるとか、

そういうことよりも前に、優しく魅力的な方が多い。。。

業種はさまざまでも、志を高く持って、本領を発揮して、盛りたて合っていこう、

そんな思いが自然と伝わり合う。

このご縁を、大事に、これからも温めていきたいと思います。

感謝!

ところで今回のこの流れ、

この、「パワーちうにう!」なサインが始まりかと。

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あのとき、grafさんでのパーティに誘ってもらったからこそ、

会いたい人に会えて、中之島バンクスもあったわけで。。。

さすが、清順さん、そして、

「念ずれば 花ひらく」。まさに。

このサイン入りの「プラントハンター」の本、

限定品ですが、数冊でしたらまだあります。

欲しい方はお早目にお知らせください。

中之島バンクス、大阪の水辺を楽しめます、日替わりの楽しいバーに行ってきます。・・・・・amicaサイト

美酒に酔う・・・

先週は美味しいお酒をいただいた一週間でした。

とは言ってもトータルで・・・ビール1杯?くらいですが。

美味しかった、、、。

たくさんの人と新しく出会い、

以前から逢いたかった人に会い、

美味しいお酒を酌み交わし、その悦びにヒタヒタに浸ったわけです。。。

まずは20日、知人のフローリスト、

広島のドゥジエムというフラワーショップのオーナー、山村多賀也氏が、

姫路でレッスンと、デモンストレーションをするというので、遊びに行って来ました。

姫路城が目の前、という素晴らしいロケーションのサロンでのレッスン。

なかなか人のレッスンで覗く機会がないので、興味深く見せてもらいました。

作品講評の視点、言葉の選び方、などなど、山村流。

生徒さんの満足度が高かっただろなと。

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終わってからは膨大な量の花材を、

デモンストレーションの会場となる姫路モノリスへ運ぶ。

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今回の花材は姫路生花さんが準備してくれたそうで、さすがのクオリティ。

それをものすごい勢いで、束ねていく。(写真はコスモス橋本氏)

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普段から産地の人との信頼関係も厚い山村さんならではの、

産地さんから届いた、珍しい葉モノの数々、それを大事に胡蝶蘭とで、

デリケートでモダンなブーケを。

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丁寧なモノづくりと、アグレッシブにクオリティを追及していく姿勢と、

そして、兄貴的な存在感と、楽しいその人柄と。

某所(?)ではこっそりファンも増殖中ですが、今回もまた改めてエエ人やわ~と再確認。

さて、今回の姫路行き、

山村氏のデモも楽しみなのはもちろんのこと、

打ち上げに、以前からお話してみたかった方が参加とのことで、

短時間ながら、乾杯をしてまいりました。

姫路で、花のことなら、という、業界なら知らない人はいない、「その御方」、

仕入れ先で顔を何度か合わしたことはあっても、

直接何かをお願いする機会が今までなく、

それでもすごく気になっていたのです。

それが今回、主催の花cocoさん、山村さんたちと一緒に、

その御方も一緒に焼き肉で打ち上げ。

ぐだぐだとおかしな話がひとしきり続いたあと、

〆にその方が急にマジメに、話してくれました。

ぼくら市場の人間は、

花の生産者と花屋さんをつなぐのが役目、

それぞれ、どっちも成長してほしいし、頑張ってほしい、

でなければ、花業界全体が弱くなっていく、

そして、

そういう思いの市場とお客さんをつなぐのが、花屋さんの役目、

長い目でみて、産地さんがいい花作って、

それを花屋さんが商品作って、お客さんが喜ぶよう、

それぞれの役目を果たしていかなければ、と。

そうやって花業界のレベルと底力をアップさせよう、

花屋さんの役目は、花屋さんにしかできないから、お願いします。と。

やっぱり、この方、みんなの尊敬を集める人なんだと。

話に納得したのと、改めていいモノ作ろうと、決心して、

目頭がアツくなりました。

健全で、良好な、その花の流れが出来るように、

やるべきことがたくさんある。

帰るときには焼き肉で油っこくなった手(笑)でその人と握手して、

大事な素材はこの人にお願いしよう、と決心して、姫路をあとにしました。

この日は私にとっても、

そして一緒に行ったスタッフN束さんにとっても、

多くの実りを感じた、大事な日になりました。

日々、成長です。

美酒に酔う、は、このあともつづく、、、、、、、、amicaサイト

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