「突出」した才能

きゃー素敵!かわいい!

商品を見てもらって、まず一言、

手放しのこのコメントを聞くためには、

突出したデザイン」や「突出した色合い」でなければいけない、と思う。

それもたま~に、でななく、

もちろんエブリデイ聞かなければプロではない、と思う。

その打率は12割以上(!)で当たり前、

日々、技も感性も研ぎ澄まさなければいけないと思う。

ましてやウェディングブーケともなると、

特別な日の特別なお花、一生お写真にも残る。

挙式当日に届いたブーケを見た花嫁さんが、

「想像以上です!!!」

と喜んでくれて初めて「プロのシゴト」だと思う。

想像通り、では誰でも出来る。

さて、今日、想像以上のデザインのものを手にした。

来週のレッスン素材、

 トード・ボーンチェ

    「Thinking of you NOW」という花器。

2003年に英国でのデザイナーズ・オブ・ザ・イヤーの一人にも選ばれた、

オランダ出身の彼は、自然の草木、花、鳥などをモチーフに、

洗練されたデザインを展開している。

以前からランプシェードはインテリアショップにディスプレイされていたけれど、

今年初め、フラワーベースがあることを知った。

是非、今年の夏に、この花器を使いたい、と思い、

ようやく今月後半のレッスンで実現することになりました。

ネット上でも売り切れ続けていたものがようやく昨日、

人数分、ドサっと届いた。

開けてみて・・・いやあ、本当に驚いた。

「想像以上!」

案の定、この花器を見たスタッフや生徒さんは、開口一番、

「きゃーかわいい!」と。

リサイクルグラスを使う、とも説明に書いてあり、

まさにLOHASがコンセプトの花器。

この器を見ていると、自然の野山を想い浮かべる。

そのくらい、数多くの種類の植物が描かれ、

トンボや蝶、小鳥も飛んでいる。

ゴミの分別も大事だし、

添加物は極力、口に入れたくないし、

高くても長く使えるものをしっかり選びたいと思う。

それもこれも大切なことだけれど、

ときには野山の風景を愛着を持って思い浮かべる、

そんな時間も大切だなあ、と・・・。

想像以上で、癒される、

LOHASな花器、全貌はレッスンにて!

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6月19日(月) 本町教室 18時~

6月20日(火) 芦屋教室 14時~

6月20日(火) 三宮教室 18時半~

6月24日(土) 芦屋教室 14時~

Lifestyles of Health and Sustainability を実感するかも?・・・amica公式サイト

胸騒ぎと人間ウォッチング

今朝は、INさんと花市場へ。

週末の婚礼と、活け込み、その他のご注文分を買い終えて、

10AMすぎ、市場内のカフェ?喫茶室?「ブーケ」へ行くことに。

車に財布を取りに行こうとした、そのとき、

ただならぬ胸騒ぎ

ときどき現れる、その、変な予知能力、、、

ひさしぶりの友達からの連絡など、前もって分かったりする。

今朝のその胸騒ぎは

自分の持ち物が無くなった、というもの。

急いで車へ行くと、

無い

探すまでもなく、車上荒らしだと分かった。

鍵はしっかり閉めていた。

でも左の後部ウィンドウが、約10センチ開いていた。

花を積む予定なので、車内が熱くならないよう、

窓は少しだけすかしておくことが多いけれど、

今朝に限っては、開け過ぎていた。

泥棒はここからそおっと腕を伸ばしてドアロックを開けて、

難なく持っていった模様。

お気に入りのバッグごと、すっかり無くなっていた。

中にはお財布(ミラノで購入したVALEXTRA・・・泣)、

クレジットカード、キャッシュカード、家の鍵、化粧品。。。

被害総額、10万円・・・

頭が軽いパニックになり、判断力が低下していった。

市場の知り合いに泣きついたり、探してみたり。

市場の社長やらスタッフの人は、口々に「また・・・!?」。

自転車で徘徊している不審者情報が、複数あるらしい。

どこからともなく、泥棒は出没し、窃盗を繰り返している。

ヨレヨレしながらも、

警察に連絡したり、カード会社、銀行、鍵の交換の手配、

何せ、ケイタイは持っていたので助かった。

INさんが冷静でいてくれたので、連絡は滞りなく終えた。

私はヨレていたので、大事なそういう連絡より、

貯めていたスーパーのポイントカードのことを気にしていた。

(↑ヨレすぎ・・・)

市場の「ブーケ」でお茶していたいつもの面々、

思わず飛び出してきて、

真剣に「駐車場にも監視カメラ付けなあかんわ!」とか、

冗談まじりに「社長、はよ盗ったもん出しや~」とか、

とにかく、心配してくれた。

それから近くの交番で被害届けを作った。

担当はスローテンポで汗かきのオマワリさん。

クーラーの部屋でもぼとぼとの汗を拭いている。

「小一時間はかからない」と言われていたのが一時間以上。

そのほとんどがオマワリさんのワープロ作業に費やされる。

普段あまりゆっくりすることのない交番内を見回すと、

全体にヤニ色で、何でも手書きの、アナログの、昭和のニオイの、

今の時代からは取り残されたような世界があった。

汗ダクのオマワリさん、最後にドアから指紋採取。

ドラマで出てくる耳掻きの大きいワタみたいなもので、

粉を付けてテープではがす。

ドラマと違うのは、カッコいいケースではなく、

いかにも「オジサンのお道具箱」みたいなお気楽感。

でもそのツユダク、じゃなかった汗ダクのオマワリさんも、

もれなく拳銃と手錠を腰に下げていた。。。

なくしたものを考えると、

くやしーーー!!! (私の嫌いななんとか小町風~)

けど、このことで、また様々な人のお人柄が見えた。

人情味のある人、親切な人、または若干無関心な人。

へこみながらランチをした「ブーケ」では、

マスターがコーヒーをサービスしてくれた(ジイ~ん)、

それから、市場から帰るとき、どの人も「気をつけてね」と声をかけてくれた。

ジイ~ん・・・

市場の周りは治安があまりよくないけれど、

市場の中には温かい人がいっぱいだな。

それをしみじみ実感した、プチ楽天家の私でした。。。

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写真はその「いつもの面々」。。。

さあて、明日からまたバリバリがんばるぞ、のamicaサイト

ビバ!mixi(ミクシィ)!

最近の流行として、

知ってる人は知ってるけど、知らない人は全然知らない、らしい。

ヒット曲もそうだし、アイドルもそう。

知ってる者だけで盛り上がって、

その世界で通用したからといって満足するのはどうか、と思う。

だから、ではないけれど、流行にはシビアで冷静、

どちらかというと乗らないほうだったりする。(←やっぱへそ曲がり?)

このmixi(ミクシィ)というサイトに関しても、

いつものように気が乗らなかった。

ちょっとノリが軽くて、気に食わない、と。

ネットの中だけで、個人同士がつながりを持っていくなんて、

あまり信用できないコミュニケーションだとも。

顔の見えない文章は無責任で、

どんな風にでも取り繕うことができてしまうんじゃないか、と。

でもこのサイト、人からの紹介がないと参加できないからか、

実名でない人も、基本的に善意を持って参加しているように思う。

これは私だけの感想じゃなくて、参加してる人からよく聞く話。

単なる書き込みサイト、噂の飛び交うサイトとは明らかに違う。

それを見ると、やっぱり人とのつながりの中では、

人はあまり無茶なことはしないんだなあ、と。

関わりが途切れると、人は自己中心的でヘンな事件を起こしたりする。

さて、そのミクシィ

今や400万人が登録していて、2005年のウェブ・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。

社長は30歳、時代の変化やニーズにすばやく反応する反射神経と、

フットワークの軽さを持っている。

利用してみて分かるけれど、なんと上手くシステムが出来てることか、

つくづく感心してしまう。

このミクシィで、人との様々なつながりが生まれるのは楽しみの一つでもあり、

何より、なぜか、自分を知ることになる。

それが、なにやら、不思議で、面白い。

まだ登録していない方、今、入り時ですよ、

なんせ、「amica cafe」という

amica応援コミュが出来たのですから(わー宣伝だ~い)

お家にパソコンがないし~、と言ってる方、

夏のボーナスでドドーンと買いましょう!(すごい強引~)

メールアドレス取得できたら、mixiへご招待!

そこのenさんもいかがですか!

そんなミクシィの「愛妻家」の方々から、

奥様へのお誕生日のお花を依頼された。

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幸せ者の奥様たち、お誕生日おめでとうございます。

そして、世の男性がもっともっともっと愛する人に花を贈りますように~。

そしたらツンデレ間違いナシよ。

(この流行語は広く行き渡ってるカナ。。。)

ツンツンしたアデージョをデレデレさせる花なら・・・amica公式サイト

不思議な出会い

長年生きていると、色々な出会いがある。

ここ数年、一生お付き合いしたいと思う、大切な人たちに出会うようになった。

10~20代にかけて、

私は人ギライ、集まることもキライ、

そして何より、自分のことが嫌いだった。

でもホントは自分がうまく表現できなくて、

自分で自分が納得いかなくて、

それで閉じていただけの、本当は強い自己愛の裏返し、

今になればそれがよく分かる。

今はおかげさまで自分を表現することが出来るようになり、

いつからかオープンマインドでいられるようになり、

そうしているうちに良い人たちに出会うようになった。

それぞれの人との出会いのドラマはまたおいおい、として・・・。

5月、母の日が終わったある日、

ちょっと京都まで行く用事ができた。

理由を話せば長く?なるのだけれど、

とにかく、ある方の作品展のお花を届けに行ってきました。

北大路から徒歩5,6分、で、目指すのは「うつわ屋めなみ」さん。

ここの二階で書と絵画の二人展が開かれていた。

お花をお届けし、作品を拝見し、帰ろうかとしたとき、

なんとちょうど?雨が降り始めた。

まいったなあ、と空を見上げていると、

うつわ屋さんの方が、奥からビニール傘を出してきて下さったのです。

「それなら・・・」とゆっくり器を見せていただくことに。

その道のことはほとんど無知で、いつも「好き」か「キライ」か。

ほとんど買う気持ちはなく(すみません)見せていただいていたのに、

そこにそれはあった。

あっ、なんか気になる、

なんだろう、このこそばゆい形と柄は。。。

うつわ屋さんのお話で分かったことに、

私が手に取ってしげしげ、じろじろ、眺めていたのは全て、

高島大樹さんの作品だったのです。

この作家さん、人気あるんですよ~、

買い出したらどんどん次が欲しくなるんですよ~、

ここまで聞いたら買いたくなるでしょう、うふふ。

うつわ屋さんにそう言われ、

普段はへそまがりな私だけれど、

その器にはひと目惚れ、「買いま~す!」となった。

帰ってからネットで高島大樹さんを調べてみた。

すると、、、

なんと私が以前から行きたい行きたい行きたい(それなら早く行こうヨ)、と思っていた、

芦屋のうつわクウさんで置いておられることが発覚☆

やはり、やはり、何か大好きなニオイがすると思ったら、

こういうことだったのかあ。。。。。。。

(いつも動物的な感じでお恥ずかしい。。。)

それから半月、まだクウさんへは行けてないけれど、

近日中にお邪魔する予定。 

写真はその、高島大樹さんのうつわ。

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レッスンのときに、

お茶の器を全部高島さんの作品でお出しするのが夢デス。

あああ、何より京都へのお花、

玲さん、いつもありがとう、これからもヨロシクね。

花がドラマを呼び寄せます。。。amica公式サイト

6月18日は父の日デスヨ

目に青葉・・・

気温が低かったり陽射しが少なかったりで初夏の印象が薄い、

そんな今年の5月ですが、

母の日に追われているうちに、いつの間にか六甲山は緑に輝き、

街路樹も青々と茂ってきました。

今週は母の日以上に忙しく、

本当に順調すぎてコワイ、そんな「くの一」デス。

コワイといえば、母の日に出回るカーネーションの質、

この時期に照準を合わせ、一ヶ月も二ヶ月も寝かされて、

ヒョロヒョロと、または蒸れた感じで運ばれて、

そして驚く値段がつく。

普段のだいたい1.5倍?くらいでしょうか。

おかげさまでamicaへのご注文の中には、

「真っ赤なカーネーションで!」とか、

「めがねのプードル!」とか、

「プードルを双子で!」とか、

そのようなものがないので、大変助かっております。

毎年やってくる母の日、クリスマス、その他季節のイベントものに関しては、

その時期らしさも大切にしつつ、

その年ならではの新しさもありつつ、

amicaとしてのオリジナル感もありつつ、

そんなことを考えてデザインを考えております。

オリジナルスタイル・・・、

これをきちんと持つこと、

そしてそれを提案し続けること、

フローリストとしての技術も、体力も、運転技術!も、営業力!も、

そしてそして人間的魅力も、愛嬌も、度胸も、そこはかとない色香も、

モロモロ、とにかく努力して、自分で自分を生かさなければイケナイ、

マネージメントできるのは自分自身。 

今宵もアツイなあ。

話は反れましたが、

新緑の季節、目にする青葉に心もみずみずしくなります。

今週のレッスンはグリーン満載のアレンジ、

デッカイお花が好まれるフレンチスタイルですが、

今年の5月はこんなイメージで・・・。

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小池幸子さんの作品を抽選で掲載させていただきました。

花材はテッセン(フロリダ)、房すぐり、山アジサイクリスマスローズ、ゲーリック茶葉

明るいグリーンと紫っぽい茶色って、なんて素敵なんだろう・・・。

花も実もあるお年頃のあなたへ・・・amica公式サイト

そういえば、昨日の三宮レッスンで好評だったCDです。

久し振りに聴いてちょっとウットリしました。

2006の母の日

ようやく、無事終了しました。

お花業界の一大イベント、母の日。

オンラインショップを始めて、母の日は三回目。

一年目、二年目、とそれぞれ受注数が前年比より倍増。

その流れとこの春3月あたりの注文数から、

おおよその予測数を「動物的勘」で出していた。

その数字を聞いたアシスタントのIサン、

「えええ?! そんなに?」と。

だいたいにおいて、全て「動物的勘」の私、

その数字を根拠に、発送の箱、器、花、その他、莫大な量、買い揃える。

今年の母の日前の市場は、信じられないくらいの静けさ。

いつだったか、入荷してくる花の箱に群がって、

取り合いのようになっていた、殺気立つ市場。

なぜ今年は静かなんだろう、大手の花屋さんも落ち着いている。

「母の日の花離れ」という噂も聞いた。

しかーし、私はまばたきで目をパチパチさせて、

頭も感覚も研ぎ澄まして勝負の仕入れをする。

人の手配もぬかりない。

直感派の私に、いつも理論的に段取りしてくれる前出のIサン

超多忙な中、明るくがっちりヘルプしてくれたむこゆかさん

まかない(!)の焼きそば、美味しかったデス。

青海苔をかけすぎて、親しき仲のボーダーを越えた顔と歯になって、

驚かせてすみませんでした。

発送箱やモロモロの準備とキッチンの整理!を担当してくれたひかるん

おかげさまで動きやすかったです。

そして緊張が最高潮になるタイミングで投入された、

和みキャラのmiUmiU、甥っ子のユウシとそっくりです。

生徒さん、

新旧の知り合い、

ブーケを作らせてもらった花嫁さんたち、

リピーターとして、3回目の母の日注文を下さる方々、

以前お花を贈られて、今回自分が贈ろうと思った、という方々、

何かのご縁でHPに辿り着いてご注文を下さる方々、

特に大きな宣伝もなく、

それでも今年はその「動物的勘」の予測数を少し上回った。

花も、発送箱も、器も、カードも、全てちょうどキレイに空っぽになった。

それだけでも「感無量~」なのに、

ご注文主の方々から、お礼のメールも続々届く。

ありがたい、私のほうがお礼を言いたい。

grazie mille ! (←どやmiUmiU、イタリアーノやで)

母の日の裏話、花のクオリティについては次回に書きます。

写真は、今回一番楽しいオーダーだった、

黒木瞳似」の若くてキレイなお母サマへの花束、そのイメージで、とのこと。

花材はラン(バンダ)、バラ(エバービューティ)、

シャクヤク(華燭の典)、スノーボール、京鹿の子、他

Ever beauty ってのがイイでしょ?

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先週は若干オッサンぽくなってたけどEver beautyでありたい・・・amica公式サイト

All about・・・!

もう先月のことになるけれど、

人生を愉しむ大人のための情報発見サイトAll about(オールアバウト)

に、掲載していただきました。

「女性のお仕事カタログ」のひとつ、「フローリスト」。

美しい花に携わり、なりたい人が多い仕事だけれど、

その実態はあまり明かされていない・・・。

私は隠し事なく、収入やら仕事内容やら、

赤裸々?告白しちゃいました。

聞き上手な三輪貴子さんのマジック?にかかり、

ついつい語りすぎて前・後編という壮大なものに(汗)。

日常に追われ、普段はすっかり忘れていた今までの道のり、

思えばずいぶん長く、振り返れば楽しくもあり、険しくもあり。

その濃くて深いジンセイ、語ることでまたかみ締めることができた。

今までの道のりで、無駄なことはひとつもない。

どんなことも肥やしにしてプラスに変えればいいんだと思う。

そんなどうしようもなく?楽天家の私だけれど、

今感謝したいのは、

私自身も知らない潜在能力のようなものまで、

根こそぎたっくさん引き出してくれたF社。

あの数年で私はようやく大人になったような気がする。

規模の大きな、

経験のない、

ズバリ苦手な、

そのうえ絶対に失敗が許されない、

そんな仕事の数々をよくぞ私に振ってくれた、

その器の大きさに、今になって感謝の念を抱く。

その経験のおかげで、

今、どんなデッカイ、未経験の仕事が来ようと、

全体の設計、スケジューリング、人選、人数、材料の手配、その他、

頭の中できちんと組める。

これはもう動物的勘というところまで染み込んでいて、

ちょっとやそっとじゃ忘れるものではない。

そんな濃ゆ~~~いことを積み重ねて、

今年も母の日に突入する。

万全に、

みんなの母へ、

お花で代弁する。

濃ゆい日々の合間には、色々なつら~い節目もあった。

この春や、今現在、節目の方々、

どうかあとでプラスに変えてください。

枝モノでもお花でも、

節目は固くてなかなか切れませんからね。

写真は母の日レッスンのアレンジ。

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楽天家amicaの全てはこちら・・・amica公式サイト

母の日のご注文はいよいよ5月11日19時まで!

サムライの街

先日、前々から行きたかったお店、

リストランテ「raffinato(ラッフィナート)」へ行った。

芦屋の事情通のみちさんも絶賛する、名店との評判。

ちゃんとお腹をすかせて、予約をして行きました。

「美味しいらしい」ということ以外、あまり情報は持っていない。

なんとなくあっさりとした店内とサービス、

リラックスしてオードブルから。。。

その、ひとくち、

そこで完全に私はひっくり返った!

(・・・という感じがした、というかブリッジした感じ)

一緒に行った相方と目を見開いて見つめ合った。

ななな、なんじゃ、こりゃーーー!松田優作ジーパン風)

そんな感じ。

そのオードブルとは、

ほんのり自然な甘みのニンジンのムースに、

北海道のウニが乗り、

それをコンソメジュレが囲む、というもの。

それを三位一体?三種類一度に口に入れて、とのことで。

その素材そのものの味の良さ、

取り合わせのセンス、ボリュームのセンス、

いやあ、本当に驚いた。

このあとに、

 カニの乗ったルッコラとグレープフルーツのサラダ、

 クレープ包みのほうれん草のなんとか(ベシャメルソース味)、

 徳島のフルーツトマトの冷製パスタ、

 筍と干し桜海老のパスタ、

 茶美豚の肩ロースソテー、

 お口直しのアールグレイのシャーベット、

 ラッフィナートオリジナルのイチゴのティラミス、

   ・・・・・いやあ、よく覚えてるでしょう?

と、コーヒーいただきながら大満足で上機嫌になっていると、

奥から小阪歩武シェフが。

なんと、多分、一般的には、巷の人は、きっと、おそらく、

イケメンシェフ

と呼ぶのではないだろうか? 私は照れくさくて言えないけど。

お料理はお口に合いましたか?、量は?など、さわやかなお話ぶり。

「どうだ、ウマイだろうー」なところは微塵もない。

ここ一年、ものすごく美味しいものに出会い過ぎてると思う。

それはこの芦屋という街のおかげだと思う。

目も舌も肥えている人が多く住む、または訪れる、

この街で商売をするのは並大抵のことではない。

ましてや続けていく、生き残っていくのはもっと。

味もサービスも、他より突出していなければ、

この街では淘汰されていく。

大手の店やチェーンでは本当の細やかなサービスや、

作りたての味などが提供されない。

実際、有名でも大きくなってから味が落ちた、など、

この街のうわさは容赦ない・・・。

だから、か、この街には小さくとも「志の高い店」が多い。

シェフ、マイスター、パティシエ、マスター、王子?など、

この街の仕事人たちは、個人で熱いショップコンセプトを持ち、

日夜技を磨いて、休むことなく新しい境地に挑戦していく、

そのひたむきさを見て、

古武道家甲野善紀氏を思い出した。

まるで芦屋はサムライの街。

ショップを持たずに人目につかないアトリエにいる私は、

さしずめ「くの一」かな?!

尊敬に値するサムライたちに負けないよう、

忍びの技も磨いていこう。ふふふ。

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写真は上で書いたサラダ、これも驚きのお味。

「くの一」の技が見れる・・・amica公式サイト

今週のamica

不定期ながらも日記のつもりが、

ぜんぜん書けてない。

 

週刊になりつつあるので、

今回はいっそのこと、一週間をまとめて書きます。

よく「平日は何してるの?」とよく聞かれるし。

 

 

さて、月曜日

朝、強力助っ人のイナイさんと、

花市場へ。

この日は夕方から大阪の本町でレッスン。

テーマは「マチス」。 

画家のアンリ・マチスをテーマにアレンジを作ろう、という、

大それたレッスンは去年の秋に続いて二回目。

 

メールで発注していたベゴニア「アールヌーボー」が入手できず、

ちょっと一悶着。

 

市場内のいつものカフェ(ホントは喫茶店)「ブーケ」で、

イナイさんとがっちり朝食。

いつも同じ時刻に豪華なスープセットモーニングしている、

あの顔ぶれは?、と思っていると、

外の陽だまりで下ネタを・・花業界の将来について、

熱く語っていた。

 

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急いで芦屋へ戻り、超スピードで水揚げをする。

11時半、芦屋モノリスにて7月挙式の方の装花のカウンセリング。

 

12時半、近くのリニューアルしたカフェ「バースデイ」で爆笑ランチ。

 

15時三宮へ。

前々から訪れてみたかったドレスショップ、ブリリアントブライドへ。

来月挙式のお客様の小物合わせに立会い、ブーケのイメージを相談。

本物の素材、デザイン、サポート、人気の秘密を実感する。

 

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17時、大阪の本町へ。

搬入、準備、18時から「マチスのアレンジ」レッスンスタート。

20時終了、帰宅。

 

 

火曜日、

14時から芦屋アトリエでのレッスン、

18時半から三宮国際会館でレッスン、

デジカメを落として壊す。

 

 

水曜日、

花市場のあと、12時から芦屋モノリスで装花カウンセリング。

17時、お世話になっているウィジットの三輪さんに、

サーバーやメールソフトの入れ替えをご教授に、神戸へ。

念願のDELLのデスクトップを購入☆

芦屋へ戻り、取引先のタカやんとおでん屋「楽ぜん」さんへ。

賞賛のコトバが見つからないくらいの、

季節の様々な素材に顔はにやにや。

締めに、なんとパワーアップした絶品プリンが。

楽ぜんファンの皆様、私だけすみません。

 

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木曜日、

この日は25ansウェディング「ヘアメイク号」の撮影。

モデルは芦屋教室に来てらっしゃるアツコさん。

もう、ほんと、すっごく可愛くて、カメラマンさんも見とれる。

 

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フランス人みたいなアツコさん、

ものすごく美しかった。

お色直しに薄いブルーのドレス。

ブーケにはコーラル色の透明感のあるシャクヤクを。

 

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金曜日、

もちろん花市場へ。

最近盛況の土曜日の芦屋レッスンの花材を仕入れる。

注文品を製作してから、紅茶を買いにUf-fuさんへ。

なんと熱いファンの声に応えてくださって、

ドライマンゴー大袋がデビューしていた!

 

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写真のは既に開封済みなので、減ってます、早速(照)。

 

さて明日の土曜日は、

朝からシルクフラワーのブーケを4つほどつくり、

14時から芦屋アトリエでレッスン。

見積もりも郵送物も、花嫁さんページも、母の日準備の詰めも、

色々溜まっている。

あああ。すみません、皆さん、忘れてるわけではないのです。

この土日でしっかり整理しますね!

 

おっと。25ansの「ヘアメイク号」は5月31日発売予定です。

本当に美しいアツコさんをお楽しみに~☆

 

 

母の日のご注文続々!今月中は10%オフです・・・amica公式サイト

詩人

常々、コトバで色々きちんと表現できる人のことを、

自分にない才能ということもあって、全面的に尊敬している。

コピーライターという人によると、

ものを言い表すのに、短ければ短いほど難しいらしい。

確かに、長く説明すればそれだけ具体的になるし、

理解する人が増える。

そこを短く、簡潔に、かつ、深く訴えかけるには、

それ相応のコトバの力が必要になる。

最近、ある歌の歌詞でノックアウトされた。

レミオロメンの「太陽の下」。

昔から洋楽好きで、実際、日本語のCDはほとんどない、多分。

(以前、東京でノムラ氏にクレージーキャッツのをもらったくらいか。)

特に最近のJ-POPというものには

ヒット優先で歌心が感じられない、とも感じているし、

あまり興味がなかった。

でもこの歌は違うと思った。

その歌詞、

  笑って こころ開いたら、

  あなたのこと 好きになった

恋をするには、

心を閉じていてはできない、と思う。

恋をすると、

素直になれる、と思う。

さいころから心がオープンな子どももいる、

何の苦労もなく、笑って恋を楽しめる人も多い。

でもずうっと、

いつも自分の殻に閉じこもっていて、

好きな人がいてもうまくコミュニケーション取れない人も。。。

この歌は短い歌詞で、自然なメロディで、

そんな切ない気持ちを歌っている。

この曲はこの歌詞のために書かれたのかもしれない。

まだレミオロメンはアルバムを出していないそうで。

そんな新しい詩人、出現に感謝、これからに期待です。

恋の話を書くのは照れくさい。

なのでここではあくまでも誰かから「聞いた話」として。。。

春、恋の季節デス。

心を開いて、お花を贈ろう・・・ amica公式サイト

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