驚くほど早く日々が過ぎ、
気付いたらすっかり新緑の季節。
色々なことがあり過ぎて、
一体何から書いてよいやら、ですが、
このGWは婚礼が目白押しで、
大切なウェディングブーケのご依頼がいくつもありました。
京都のこのウェディングからGWが始まりました。
ご自宅でお支度は和やかに。


今度はカメラマンさんと、神戸某所にて前撮りを。
素晴らしいロケーションと天候にも恵まれ、和気あいあいと撮影。




そして、いよいよ母の日へ。
たくさん、たくさん、連日たくさん制作。
お店によっては、
それぞれの花を分担して挿し、別の人がグリーンで埋めたり、
まるでベルトコンベアーのようにアレンジを作ったりしていますが、
今年はほぼ全品、私が作りました。






連日の梱包、発送作業はヘルプの精鋭の皆さんにお手伝いいただきました。
ありがとうございました。助かりました!!!
母の日、、、
贈り物のナンバーワンとして「お花」が贈られる大切な日。
逆にいうと、「とにかく売れる日」でもあり。
市場でちらりと話をした人が口にした言葉、
「まあ、母の日なんてこの程度でも売れるから、いいっしょ。」
気を付けないと、そんなろくでもない花屋さんで、お花を買うはめになります。。。
どうぞお気を付けください!!!
そして母の日当日もウェディング。
今年は低温が続いたために出遅れている芍薬をせっせと咲かせて。
美しい花嫁さんのお手元へ。
もう、涙が出そうになるくらいの美しさと、透明感。
そのあまりの美しさに、花嫁さんの教え子さんたちが号泣したそうです。


そして、若きカメラマンさんのブーケ。
お幸せに、そして、才能がさらに枝葉を伸ばして、栄養を吸収しますように。


そして、いつもの活け込みも。
珍しい蓮華つつじを。

さて、さかのぼって、母の日前夜、夜中の12時半すぎ、
まだ婚礼の準備をしている中、とある知り合いの男性の方から一本の電話がありました。
「忙しいところ、本当に申し訳ないけれど、一世一代のブーケを作って欲しい」と。
ご注文内容として、特大の、白い花の、ブーケ。
正直、母の日に白い花を贈る人は少ないので、毎年あまり仕入れていない、
そのうえ、贈る相手の女性はバラ、とか、ランとか、そういうイメージでもない。
が、雰囲気ぴったりのお花が、あるんです、その時間に。
いや逆に、そのためにある、とも言える花材がスタンバイしていた。
この仕事をしていると、ときどきそういう奇跡に出くわす。
母の日最後の仕事、プロポーズのブーケを届けに。
とある会の最後に、公開プロポーズ。
その二人のこれまでを知る人も、知らない人も、
その心温まるシーンに涙しました。


おめでとうございます。
そして、大切な贈り物、大切なシーンのお花を、
ご依頼ありがとうございます。
美しく咲いた花を、大切な人へ。
花屋冥利に尽きる、そんな日々でした。
メール対応、順次進めて行きます、水曜から始動です。・・・・・amica公式サイト