傘とハゲタカ

 

女性が美しく見える条件で、

「夜目、遠目、傘の内」という言葉がありますが、ご存知でしょうか?

意味はそのまま、夜暗いところで、とか、少し離れて、とか、傘の下では、とか、

そういったところで見ると普段より女性は美しく見える、らしいのですが、

さて、いかに?

私はわりとモノ持ちが良いほうで、

または気に入ったものを長く使いたいというのもあり、

手にするものはしっかりと選びたい、と思っています。

傘も、ビニール傘が世にあふれているものの、

もう10年近く同じ白い傘(いただいたもの)を使っていて、

最近改めて見て、その汚れや傷みもかなりのものだと気づきました。

ここらで新調しよう、と思い立ち、前から気になっていた前原光榮さんの傘を。

前原さんのオフィシャルサイト

前原さんの傘のお話

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色のバリエーションの多い中で、かなり迷ったのですが、

持ってる小物はモノトーンばっかりだし、

差したときに全然違う世界が広がって、気持ちが晴れるのがいいかな、と。

プリンセスと同じ色に(笑)。

16本骨の傘の美しさ、ひとつひとつの部品の細やかな美しさ、

そして作りの丁寧さ、傘全体に漂う上品さ、、、

そのうえ、なんとこれは雨の音も美しく響くらしい。

早く雨が降らないかしら、

路地のアジサイと同じくらい、今の私は雨が待ち遠しい。

美しい傘を大事に抱えて、

今度は「ハゲタカ」を観に行きました。

映画「ハゲタカ」オフィシャルサイト

hagetaka_ban_m.gif

数々の賞を取ったNHKの人気ドラマの映画化、

ドラマのほうは気になりつつも見逃していたのと、

主演の大森南朋(おおもりなお)さんが気になる、というのもあり。

詳しい内容はここでは言うまい、です。・・・が、

☆は5つ!ぜひご覧いただきたいと思います。

で、あえて全然違ったところが気になったので、それを書きます。

実は私は「男性のスーツ姿」が好きなのですが、

この映画では様々な俳優さんの着こなしを見ることができます。

私の勝手な持論としては、「スーツは肩と胸で着るべし」かと。

(エラそうな言い切り方・・・笑)

スーツというのは形がシンプルなだけに姿勢は相当大切な要因で、

その人の身長や胸板や全体のバランスもさることながら、

「気概」や「生き方」や「モノのとらえ方」など、広い意味での「姿勢」が表れると思います。

鷲津役の大森さんはこの映画に向けて、

ドラマから4年後という設定や役作りのために、

約10キロ体重を増やしたそうですが、

なんだろう、スーツが、なんというか、、、

が、この映画の男性陣はすべてかなり素敵で、

戦う男たち、大切なものを守る男たちが、

まるでビリビリと音を立てるくらいの緊張感を持って、美しく描かれていると思います。

舞台として登場するホテル、マンダリンオリエンタル東京も素晴らしいです。

それにしても良い作品、、、。

この映画に関わった、志の高い、アツい人々に惜しみなく拍手を送りたいと思います。

単なる一過性の娯楽作品ではない、

本当に素晴らしいドラマが、人間の良識が、そして、現代の本質が描かれていると思いました。

さてと、私は、

職人さんの熟練の手によって作られた美しい傘を差して、

本当に傘の内は美しく見えるか、と、誰かに確かめてみよう(笑)

見えない、て言えないか(笑)・・・・・・・・・・amica公式サイト

最近のヒット

 

電化製品は壊れるまで使うほうですか?

これが「YES」の私、

ある方に、それはドイツ人的だ、と言われたことがあります。

ただ、買い替えるだけのゆとりがあるかにも因ると思うのですが、

色々な意味も含め、本当に壊れるまで使います。

最近、どうしても調子が悪くなったプリンターを買い替え。

約4年の間にこれほど進化しているのかと、大喜び半分驚きました。

で、こちらも以前から仕事的に断然買わなければ、と思っていた、コレ。

いつものデジカメのバッテリーの寿命が徐々に短くなっており。。。ついに。

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デジタル一眼レフ

これからはぼかしたり(yeah 笑)色々しますのでお楽しみに。

いやいや、最近のヒットはそれとは比較にならないもの。

季節的に肌の乾燥がどうも気になるなあと、

乳液やら美容液やら、クリーム系を試していたのですがなかなか。。。

そこでふと気づいたことが。

もしや、クレンジングが強すぎるのでは、と。

オイルクレンジングと石鹸。

これはかなり強力な洗浄力=油分、水分を奪う。。。

ある女優さんは真夏以外は洗顔しない、とか。

そんなこんなで偶然見つけた、拭き取り専用のコレ。

ビオデルマ クレアリヌ H2O クレンジングウォーター。

crealine_h2o_nettoyante_170.jpg

コレは本当に大ヒット!!!

洗い流さないものって使い心地スッキリしないんじゃないの?と

疑っていたけれど、清涼感、モチモチ感、お手軽感、トータルで満点。

もちろん、お肌は人それぞれ違うので、万人受けか、は分かりません。

もう一つのヒットは、、、

偶然、二人の人からその筆者の名前を聞いていた、

西原理恵子氏の「パーマネント野ばら」。

こちらももちろん、万人受けするかは分かりません。

途中、かなり強烈な日本語(!?)が飛び交います。

でも、この本を教えてくれた人たちに、感謝したい。

ありがとう。

泣いていても、笑ってても、桜の季節はやってきますねえ。・・・・・amica公式サイト

Moana surfrider

モアナ・サーフライダー、

この名前、ハワイ通の方ならピンとくる、

「ワイキキのファーストレディ」とも呼ばれている、ワイキキ最古のホテル。

MOANA SURFRIDER

http://jp.moana-surfrider.com/

いや、今日はそのホテルのことを書きたいのではなく、

ある新しいヘアサロンのお話を。

以前、ずうっと長いこと、美容院ジプシーだったことを書きました。

美容院ジプシーというのは、気に入ったサロンが見つからず、

というか、気の合う美容師さんが見つからず、

様々なヘアサロンを転々とする、という人のこと。

結構そういうジプシーは多く、

良いサロンを常に潜在的に探していて、

素敵なヘアスタイルの人に「どこのサロン行ってるの?」とチェックするワケです。

ヘアサロンにはまずはもちろん、高い技術、センス、

それ以外にも美容師さんの会話のセンスや、←これ重要

シャンプーの上手さや、

マッサージの上手さや、

出していただいたお茶の美味しさや、

置いてる雑誌のラインナップやBGMも気になるところ。

こう書くと、私ってウルサイなあ、と実感し、

そりゃジプシーにもなるわな、と(笑)。

そんなジプシーの私も、

2年ほど前、岡本のとあるお店を紹介していただいて以来、

もうずっとお世話になっている方がいます。

ほとんど毎回「お任せ」で雰囲気だけリクエストする。

あとは私は半分居眠りしながら時を過ごすわけです。

それでも何人もの方から、

「どこのサロンに行ってるの?」と。

昨年末、その美容師さんが独立するとのお話を聞き、

やっぱり、出来る人は上を目指すし、周りはそれを望むよなあ、と、

ガッテンガッテンしたわけなのですが、

30歳での独立は美容業界ではそれほど早いということもないそうで、

至って謙虚に静かに、そしてアツく独立を語っておられました。

で、先月14日に、苦楽園にオープンしたのです。

その名前が、

 「Moana surfrider(モアナ・サーフライダー)」。

ハワイにうとい私は正直、長い名前、サーフショップみたいかも、、、なんて失礼なことを。

それがワイキキの有名なホテルで、

その独立したカナオさんの新婚旅行の思い出のホテルだということは、

後で知ったわけなのですが。

で、光栄にもそのショップの、特大のアレンジをオーダーいただきました。

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こう見えて、下の台を合わせると全高3メートル近く。

外からも目立つものになりました。

09feb 115

ではそのカナオさんもチラリ。

(ブレちゃっててごめんなさい)

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既に20代~40代以上、などなど、ご案内した皆さんに評判良いようで、

喜びのメールをいただきました。

ジプシー中のあなたもぜひ。

Moana surfrider

0798-71-1002

西宮市南越木岩町14-2 パレドモネ2B

http://www.moana-s.com/

苦楽園て、居心地よくていいですよねえ。。。………….amica公式サイト

花粉症でお困りの方へ

 

飛散がピークを迎えている杉花粉、、、

私の周りでもかなりの人が花粉症で悩まされています。

私も以前はこの季節が憂鬱で、

目も痒く、ティッシュが手放せず、

夜もぐっすり眠れず、仕事も集中できず、、、

ひどい花粉症が何年も続き、色々な耳鼻科にも通いました。

が!今はほぼ克服しております!

2,3年前だったか、花粉が例年より多い、と言われた年にも症状が出ず、

何が原因で治ったのか思いを巡らしていると、

おそらくその前年から習慣的に飲んでいた「カモミールティ」ではないかと。

芦屋のレッスンの最後にお出ししていた芦屋Uffuさんの「プランタン」。

これは春摘みの香りの優しいダージリンに、カモミールティブレンドしたもの。

このなんともいえない香りが大好きで、

もう3年以上、このお茶を飲み続けてきました。

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花粉症の治療には減感作療法と言って、

アレルゲンを体に少しずつ取りこんで馴らしていく、という方法があります。

私の素人考えですが、少しずつでもカモミールティを飲み続けることで、

おそらくその治療法に近いことが起こったのでは、と。

なんと、そんな話をこないだのレッスンでしていたら、

「あ、じゃあ私もこれで治ったのかも!」という方が。

この方も2年以上通ってらっしゃる方なので、効き目があったのかもしれません。

花粉症のつらい症状にはとにかく今すぐ効くものを!とも思いますが、

今から飲んでおけば、来年は少し楽かもしれません。

Uf-fu(紅茶・中国茶専門店 ウーフ)

住所:兵庫県芦屋市朝日ヶ丘町28-25 さくら参道

電話:0797-38-4788

http://www.uffu.net/

ご存知「紅茶の王子」のお店、もちろんここでゆっくりお茶をいただいて、

王子を冷やかして(?笑)色々なお茶のお話を聞くのも楽しいですが、

ネット購入できますので遠方の方もどうぞ。

<注意>

・飲む回数は、私の場合は月に8~10杯程度、1年間で変化がありました。

・医学的に証明されているわけではないので、人によっては症状に差があるかもしれません。

・他のメーカーのカモミールティでも良いかも。が、効果には差がありました。

・できれば粗目の茶こしで淹れてください。

 目の細かいティーバッグだと花粉がお茶に溶けださないかも。

花粉症の皆様、どうぞ、お大事に・・・・・・・・・・amica公式サイト

大好きな場所

 

二泊三日の休みがあったら、どこへ行きますか!

ある人は沖縄へ、

ある人は屋久島へ、

ある人は韓国や台湾へ、、、

 

先週、今年初めての「休暇」らしき休暇を取り、

昨年に引き続き北の大地で癒されてきました。

なぜ北海道にこんなにも魅かれるんだろう、

コテコテの暑い関西からは考えられないくらいの爽やかさへの憧れ、

農産物、海産物、とにかく美味しいものが多いこと、

人々のおおらかさ、もちろん、景色の美しさ、ドライブの楽しさ、

それに加え、ここにはひたむきな「フロンティア・スピリット」がある、と思う。

今年のお宿もまずは昨年同様のオーベルジュマッカリーナ

http://www.maccarina.co.jp/kaze.html

ご存じの方も多いと思うけれど、

今年の洞爺湖サミットの期間に、

各国首相たちの奥様のランチに選ばれたレストラン。

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4月には下見を兼ねて当時の内閣総理大臣の福田さんもご夫婦で訪れたところ。

マッカリーナのメートル・ド・テル(給仕長)の橋本さんに伺ったところ、

福田さん含め、警察庁長官、そうそうたる人々が次々に訪れたそうで、

7月に首相の奥様たちが来られたときには「もう緊張しなかった」とのことでした。

そんなお話をいろいろ伺いつつ、今回もお料理に舌鼓。

前回、ミュスカでアルザスワインの美味しさを実感してしまって以来、

ここでのワインも楽しみの一つに。

で、その橋本さんのお勧め、

7月のランチ会がきっかけとなったというRuinare(ルイナール)のロゼシャンパン。

香りの素晴らしさはもちろん、ボディもしっかり、とのこと。

私は全然そういうの知らなかったのですが、

Ruinareというのは1792年創業の世界最古のシャンパンメゾンだそうで、

せっかくなのでファーストレディと同じメゾンのものをいただいてみました。

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ロゼを、

ちょっと甘く見ていた私、

ノックアウトされてしまいました・・・・・・・・・・。

ヴィンテージものはもっと、らしいですが・・・・・・・・・・。

(決めた、これ、ネットでも買えるので今度のハロウィンパーティのときに段取りしよう!!!)

翌朝、しっかりと美味しい朝食をゆっくりとり、

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このレストラン誕生の物語に興味が湧き、本を購入。

この笠井さん、ライターというお仕事はいいな、色々と踏み込んでお話を聞けるから。

二泊目のニセコの宿へ行く前に、

ちょっくら渓流釣りへ。

このあたりでは尻別川という、

全国でベスト5に入るほどの清流で有名な、釣り人あこがれの川を堪能できる。

清流の理由は、羊蹄山の湧水が流れ込んでいるから。

とっておきの釣りスポットに行くにはちょっくら線路も渡り、

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ミミズやらウジやらを針につけてヤマメやアマゴ、イワナを狙う。

というのは理想の話で、

実際は動いてるミミズを針に刺すなどとんでもなく、

岩に針を引っ掛けては外してもらい、

糸を切っては針をつけてもらい、

釣れるのはウグイがほとんど。

私は数年前、ここでフライフィッシングで20センチくらいのを何度か釣っていたのだけれど、

今回はミミズ釣りのせいか、サイズはすべて10センチ程度。。。

それでも誰よりも多く釣り、ヤマメにも出会えた。

ニセコの宿はもう20年近くのお付き合いになっているハイクローツ

ガイドブックにも、ネットにも、どこにも宣伝しなくても、

口コミだけでお客さんが絶えないところで、

今回10年ぶりくらいに訪れたけれど、

静かにパワーアップしていた。

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ひさしぶりに会ったオーナーご夫妻と夜中までおしゃべり、

近況、知人たちの話、お料理、政治、恋愛、、、などなどに加え、

ご夫妻の生き方の話にも。

お客さんに楽しんでくつろいでもらうプロであるという意識、

同時にそこが自分たちの住まいであることで、

無理をしないことも大切であること、

そして、職人として自分の仕事に向き合っていること、

「自分の手で作り出せるもの」で、「自分の生活を成り立たせる」、という考え、

それをできるだけ持続させるための工夫や努力について、など、

LOHASにつながる考え方でもあった。

今の私に実感できる話も多く、

「潤ちゃんとこんな話できるって嬉しいなあ~」と、言っていただきながら、

話は尽きず、アツく夜は更けていきました。。。。。

マッカリーナにしても、このご夫婦にしても、

ひたむきで強くて優しい、フロンティアスピリットが感じられる、

そして地元への深い愛情も、

だからこそ、

やっぱり北海道は大好きだ、と思う。

またすぐに、行きたい・・・!           amica公式サイト

最近のお気に入り

 

文章を書くことが苦手な、

それも出不精でネタの少ない私ですが、

ブログを始めてからそろそろ3年になろうかとしています。

根気よくお付き合いいただいている皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

と、こんな書き出しで何か大きな発表がありそうですが、

全然そんなことはなく、今日もまとまりのない、私的な日記です。

昨日はカメラマンのあさひさんのお誘いで、

AVEDAのサロンのパーティに行ってきました。

基本はAVEDA商品をより広く、深く知ってもらう、という趣旨でしたが、

あまり強引ではない品のよい?企画の中で、楽しくアロマやマッサージ体験ができるもので、

AVEDAの基本理念でもあるエコの観点からも有意義だと思ったし、

オーガニック野菜をふんだんに使ったケータリングもかなり美味しかった、良いパーティでした。

ついつい仕事柄、イベントをする側の目線で考えてしまうのですが、

様々なところに工夫が見られ、スタッフの方々も臨機応変に動いていて、

かなり力のある会社だな~、と。

お土産にいただいたアロマキャンドルを灯すと、

部屋中がナチュラルで、かつハイグレードな空気に変わるから不思議です。

体験で作ったバスソルトベルガモット系)もなかなか温まって良いです。

普段、バスソルト「KNEIPP(クナイプ)」ローズマリーを使っています。

このローズマリー、パッケージのコピーが

「カラダ・気持ちリフレッシュ、若やいでさわやかに」って、

「若やいで」という響き、若干はしゃいじゃってる若くない人、みたいな?(笑)

でも香りが気に入ったので使ってます。。。

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あと、最近の大ヒットはイタリアのファベ社の枕!!!

さすが「通販生活」のナンバーワン商品、目覚めが全然違います。

08june 068

あと、6月のだるい感じには、

今日ふとFMから流れてきたTOKUの甘だるい雰囲気がピッタリかな、と。

日本で唯一のフリューゲルホン奏者でボーカリスト

動画はありませんが、公式サイトはこちら

今月はちょっと休める予定が、

イレギュラーな仕事が今月、来月と続くため、

その準備でまた日々過ぎていきます。

イレギュラーな中には苦手な講演(それも代官山で。。汗)とか、

お客様のご自宅での出張レッスンとか、

または大好きなお店が7月に続々オープンするのとか、

焦るものからとっても楽しみなものまでいろいろです。

それに加え、またまた色々な楽しい会合もありで。

で、やります、amicaのバーベキュー大会!!!

また某所にて告知いたしますが、

どうせやるならちゃんとやりましょう、という、楽しい皆さんに支えられ、

夏には夏の楽しみ方を、また味わえるというものです。ありがたや。

今回の持ち寄りは・・・イタリアで玲さんに教えてもらったモヒートにしようかな!!!

我ながらグッドアイデア

またまた参加表明、お待ちしております。

16日は大阪本町の大レッスン大会(大という字だらけ)です・・・・・amica公式サイト

 

モロモロの続き

 

時間ができて、

日々少し片付けしたり、ゆっくりお料理したり、

やはり充実の仕事も大切だけれど、きちんと生活も楽しみたい、と思う。

時間に追われることが多かった上半期だからこそ、

自分の栄養となる時間がとてもとても大切に思えた。

4月に神戸で聴いたcobaさんアコーディオン

cobaさんがもう7年も続けている、アコーディオン奏者を集めた、

「ベローズラヴァーズ」というイベントで。

アコーディオンという楽器が大道芸と通じる不思議さ、楽しさを、

もうお腹いっぱいになるほど堪能できる。

最近のハイテクなアコーディオンもあるにしても、

なんと面白い、表現の幅の広い楽器なんだろう!

全国からの選りすぐりの「蛇腹アーティスト」たち、

cobaさんの監修のもと、伸び伸びと演じ、笑わせ、手品し、演奏する。

最後には登場アーティスト全員でセッション、

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そして最後の最後、特別ゲストで登場したのは、

日本でかなり早くにアコーディオンを弾いていた、

「浪速のモーツアルト」ことキダ・タロー先生。(画像はcobaさんのブログより)

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自ら「どうも、後期高齢者です、」と自己紹介し、世界のcobaさんもタジタジになるトーク

関西のこういった重鎮は、実は本当に素晴らしい。

誰かをおとしめる笑いや、自分がバカになりきって笑わせる(か、笑われる?)芸人、

極端なキャラクターを作ってインパクトで笑いに持っていく薄っぺらな芸人の多い昨今、

なんと正統派な、絶妙な間合いの、厭味の無い、平和で、温かな笑いなんだろう、

今こそ、こんな上質の笑いが欲しい、それくらいキダ・タロー先生はスバラシイ。

そしてcobaさんとの息の合い方は尋常ではなく、会場は終始大爆笑。

キダ・タロー先生にはもっともっとご活躍いただきたい。。。

いや、先生は芸人ではない、本職はもちろん作曲家であって。

音楽についての真摯なお話も聞けた。

ピアノの演奏表現には「指使い」が大切であること、

ちょっと目先のやりやすさでそれを変えてはいけないこと、

そのときは上手く弾けても、その上には行けないこと、、、。

これは技術の世界では往々にしてあることで、

もちろん、お花のテーピングなどもそう、なわけです。

基礎を積まなければ、先の表現の幅が広がっていかない。

キダ・タロー先生、bravo !

そして男気あふれるcobaさん、bravo !

tutti brave !

演奏も楽しかったし、トークも素晴らしかった、思い出深い神戸の夜でした。。。

モロモロは続く・・・・・・・・・・amica公式サイト

 

ミュスカ@お花見パーティ

 

芦屋の桜が今年ほど素晴らしいと思ったのは初めてで、

有名な芦屋川はこの土日、見物の人々であふれていた。

近くの茶屋之町、それから前田町の通り、

芦屋という街はこんなにも桜で埋め尽くされるんだなあ、と。

気温がそれほど上がらなかったために、

東京よりは長く咲いていたけれど、

さすがに少しずつ散り始めている。

明日は雨、花散らしになってしまうのかも。。。

芦屋だけではなく、

今年は配達の途中や移動のあいだに、

多くの桜に見とれていた。

充分、今年の桜で幸せな時間をたくさん過ごし、

しっかりと心に刻んだかなと思う。

08apr 016

しかし!

amicaのお花見パーティは今度の週末、12日(土)であり・・・。

桜がどのくらい残っているかは天候次第。

まあ、一枚でも花びらが残っていれば決行します!

で、毎度お楽しみのワインですが、

なんとあの「ミュスカ」、アゲインです☆

前回、微妙に量が少なかったために、

「もっと飲みたかった」「グラスで味わいたかった」との声多し、

そんな声にお応えして、アゲインとなりました。

今回はマイグラスをご持参のうえ、ご参加ください!

以前からのメンバーも、新しいメンバーも、

そのご家族も、お気軽どうぞ。

ご参加表明、お待ちしております!

07sep 283

07sep 285

ラブ・マッカリーナ、今回もありがとう☆ ・・・・・ amica公式サイト

ひなまつり

 

先日のおひなさまレッスンの際に話題に出た、

芦屋の名所「ヨドコウ迎賓館」へ、

有職雛人形の展示を見に行ってきました。

このヨドコウ迎賓館、

建築に興味のある方なら一度は訪ねてみたい場所なのは、

かのフランク・ロイド・ライト設計の、

日本に完全な形で残る唯一の建造物とされているため。。。

配達の途中、時間を見つけて寄ったのだけれど、

一歩中に入ったとたん、時空を飛んで別世界に来たような気がしました。

元々個人宅(山邑邸)として作られたとのこと、

つくづく「家を設計すること」というのは、住まう人への究極の誠意?愛情?みたいなもの、

があって初めて「作品」=「快適な住まい」として二つがバランスよく完成するんだと思う。

「オレの作品だぜ!」というほうに重きが置かれると、

どこかにひずみが出て、長く愛される住まいにはならないのでは、と思う。

そういう意味でもこの建物は素晴らしい。

とても良い「気」が感じられて、ここでの生活は快適だっただろうと思う。

ココを未体験の方は、

ぜひ一度その「気」も実感していただきたい、と思います。

そういえば、外壁にも使われている栃木県大谷町の大谷石(おおやいし)、

以前に見た芦屋のデザイナーズマンションでも印象的だったけれど、

ルーツはここだったのかと改めて。

もう一つの目的、

三代目 大木平蔵作の有職雛人形

驚くべきことに100年以上昔に作られたそうで、

それが信じられないくらいの鮮やかさ、美しさ、表情の豊かさ、

まさしく「雅(みやび)」が結集しているような風情。

こちらは4月6日まで公開だそうなので、

私はもう一度見に行こうと思っています。

それにしても、

本当に美しいものは100年の年月を経ても褪せないのだと、

しみじみ感動したワケですが、

死してなお評価され続ける、

素晴らしい作品を世に残した人たちは、

一体どんなふうにその道に辿り着いたのか、

才能もあり、気力もあり、運もあり、財力?もあり、

様々な条件が揃ってこのカタチが残ったワケで。

持てる才能をきちん残せて評価される、幸せな人たちだと。

自分が持って生まれ、与えられているものを、

埋もれさせることなく見つけて磨くこと、

それは歌うことかもしれないし、絵を描くことかもしれなしし、

それは子どもに愛情を注ぐことかもしれないし、

母から受け継いだ味を愛する人に作ってあげることかもしれないし、

人を楽しませることかもしれないけど、

それは自分の命の、生きていることの証かもしれない。

きょ~うは楽しいひなまつり~♪(て、なぜマイナーコードなんだろう)・・・amica公式サイト

三つのダイヤモンド

 

今日のネタは

Over 30(もしくはそれ以上)の方しか分からないかもしれない話。

行ってきました、the Policeの復活ライブ。

the Policeを知らない人のために、

まずはコレをご覧ください。

(30年近く前のなので画像は美しくないですが)

http://jp.youtube.com/watch?v=gXU8kCrRHJY

the Policeの「高校教師」という曲で、

まだまだ子どもだった私が何かの番組で出会った初のPV、

それまでビートルズビリー・ジョエルジョン・レノンなど聴いていたものの、

この映像を目にした衝撃たるや、、、

まるで電気ショックくらいのビリビリ感があったのを覚えている。

まずはその音、

後から知った「パンク」や「ホワイトレゲエ」というジャンル、

でも初めてこれを見たときはとにかく「他では全く聴いたことのない音」。

華やかで緻密で遊び心もあるアンディ・サマーズのギター、

独特の乾いた音で複雑なリズムを刻むスチュアート・コーポランドのドラム、

そして何より!

鼻にかかった独特の高い声で歌う、

なんだかすんごくいかがわしさ漂うスティングのキャラクター!!!

なんで最後ハダカになるんだろ(笑)

これを聴いて以来、

FM番組をチェックし(時代はアナログ)

PVが流れる音楽番組をどんな深夜でもチェックし、

当時大人気だった音楽雑誌「MUSIC LIFE」を毎月心待ちにし、

電車に乗って遠くにしかなかったレンタルレコード屋に借りに行き(時代はアナログpart2)

子どもなりにできる限り、

自分の五感が震えるものをとことんまで追い求めた時期。

間違いなく、自分に栄養として吸収したという実感がある。

数年の活動で数々のヒットを飛ばしたthe Police

音楽性の違いから活動を停止することに。

それが今回23年ぶりに再結成してのワールドツアー。

大好きなthe Policeだけれど、

メンバーの年令は計算ではおそらく50代後半・・・

その年代になって、

自分が若い頃に生み出した音を焼きなおすことは、

それももう何万回もライブなどで演奏してきたもの、

それは作り手としてのモチベーションはどうなんだろう、と。

が!そんなことが吹っ飛ぶような、

エネルギッシュなみずみずしい、ぶっちぎりのライブでした!!!

この「ぶっちぎり」の意味ですが、

フツウ、アップテンポの曲が続くと、少し「休み」的な曲を挟むのが、

このライブ、そんな「休み」的部分は一切なく、

ガンガン、またはバリバリ、(←ボキャブラリーなさすぎ)

勢い全然衰えず、気がついたら二回目のアンコール曲で、

また涙出てました。(←いつものです)

モニターに大きく映し出されるスティングの精悍な顔や衰えぬ美声、

愛嬌たっぷりのアンディ、何種類もの打楽器で表現するスチュアート、、、

ボーカルを助けるであろうコーラス隊もナシ、

バックで演奏を助ける編成もナシ、

本当に3人だけの、エッセンスがぎゅーっと詰まった演奏。

あああ、3人でthe Policeなんだな、と。

この3人が出会って化学反応が起こって、

素晴らしい楽曲が生まれて、

このたった3人で、この数万人の人々を感動させている。

この日、この演奏を聴けてよかった、

この3人の年の重ね方のすばらしさを前に、

自分の誕生日も実感できることは本当に幸せに感じたわけで。

おそらく一生心に残る誕生日になると思う。

明日からまた忙しいけど、元気でガンバロウ。

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今度は東京公演、追加公演もあるそうですよ!・・・・・・・amica公式サイト

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