大好きな場所

 

二泊三日の休みがあったら、どこへ行きますか!

ある人は沖縄へ、

ある人は屋久島へ、

ある人は韓国や台湾へ、、、

 

先週、今年初めての「休暇」らしき休暇を取り、

昨年に引き続き北の大地で癒されてきました。

なぜ北海道にこんなにも魅かれるんだろう、

コテコテの暑い関西からは考えられないくらいの爽やかさへの憧れ、

農産物、海産物、とにかく美味しいものが多いこと、

人々のおおらかさ、もちろん、景色の美しさ、ドライブの楽しさ、

それに加え、ここにはひたむきな「フロンティア・スピリット」がある、と思う。

今年のお宿もまずは昨年同様のオーベルジュマッカリーナ

http://www.maccarina.co.jp/kaze.html

ご存じの方も多いと思うけれど、

今年の洞爺湖サミットの期間に、

各国首相たちの奥様のランチに選ばれたレストラン。

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4月には下見を兼ねて当時の内閣総理大臣の福田さんもご夫婦で訪れたところ。

マッカリーナのメートル・ド・テル(給仕長)の橋本さんに伺ったところ、

福田さん含め、警察庁長官、そうそうたる人々が次々に訪れたそうで、

7月に首相の奥様たちが来られたときには「もう緊張しなかった」とのことでした。

そんなお話をいろいろ伺いつつ、今回もお料理に舌鼓。

前回、ミュスカでアルザスワインの美味しさを実感してしまって以来、

ここでのワインも楽しみの一つに。

で、その橋本さんのお勧め、

7月のランチ会がきっかけとなったというRuinare(ルイナール)のロゼシャンパン。

香りの素晴らしさはもちろん、ボディもしっかり、とのこと。

私は全然そういうの知らなかったのですが、

Ruinareというのは1792年創業の世界最古のシャンパンメゾンだそうで、

せっかくなのでファーストレディと同じメゾンのものをいただいてみました。

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ロゼを、

ちょっと甘く見ていた私、

ノックアウトされてしまいました・・・・・・・・・・。

ヴィンテージものはもっと、らしいですが・・・・・・・・・・。

(決めた、これ、ネットでも買えるので今度のハロウィンパーティのときに段取りしよう!!!)

翌朝、しっかりと美味しい朝食をゆっくりとり、

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このレストラン誕生の物語に興味が湧き、本を購入。

この笠井さん、ライターというお仕事はいいな、色々と踏み込んでお話を聞けるから。

二泊目のニセコの宿へ行く前に、

ちょっくら渓流釣りへ。

このあたりでは尻別川という、

全国でベスト5に入るほどの清流で有名な、釣り人あこがれの川を堪能できる。

清流の理由は、羊蹄山の湧水が流れ込んでいるから。

とっておきの釣りスポットに行くにはちょっくら線路も渡り、

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ミミズやらウジやらを針につけてヤマメやアマゴ、イワナを狙う。

というのは理想の話で、

実際は動いてるミミズを針に刺すなどとんでもなく、

岩に針を引っ掛けては外してもらい、

糸を切っては針をつけてもらい、

釣れるのはウグイがほとんど。

私は数年前、ここでフライフィッシングで20センチくらいのを何度か釣っていたのだけれど、

今回はミミズ釣りのせいか、サイズはすべて10センチ程度。。。

それでも誰よりも多く釣り、ヤマメにも出会えた。

ニセコの宿はもう20年近くのお付き合いになっているハイクローツ

ガイドブックにも、ネットにも、どこにも宣伝しなくても、

口コミだけでお客さんが絶えないところで、

今回10年ぶりくらいに訪れたけれど、

静かにパワーアップしていた。

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ひさしぶりに会ったオーナーご夫妻と夜中までおしゃべり、

近況、知人たちの話、お料理、政治、恋愛、、、などなどに加え、

ご夫妻の生き方の話にも。

お客さんに楽しんでくつろいでもらうプロであるという意識、

同時にそこが自分たちの住まいであることで、

無理をしないことも大切であること、

そして、職人として自分の仕事に向き合っていること、

「自分の手で作り出せるもの」で、「自分の生活を成り立たせる」、という考え、

それをできるだけ持続させるための工夫や努力について、など、

LOHASにつながる考え方でもあった。

今の私に実感できる話も多く、

「潤ちゃんとこんな話できるって嬉しいなあ~」と、言っていただきながら、

話は尽きず、アツく夜は更けていきました。。。。。

マッカリーナにしても、このご夫婦にしても、

ひたむきで強くて優しい、フロンティアスピリットが感じられる、

そして地元への深い愛情も、

だからこそ、

やっぱり北海道は大好きだ、と思う。

またすぐに、行きたい・・・!           amica公式サイト

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