おひるごはん

「いいもん食べてそうやなぁ~」

以前、パンクフローリストのLさんにも、

トゥーリオ似のフローリストRさんにも、

なぜかそんな風に言われたことがある。

特別、元気そうでも、ふくよかでもないのに?

確かに?コンビ二のものはほとんど食べないし、

ファストフードを始め、大手チェーン店にも行かない。

これはやはり食の街芦屋に住むようになってからか。

お花の仕事をするようになると、

私だけに限らずとにかく食事はしっかりと摂るようになる。

11月末から12月にかけて、

猛烈に忙しくて座ってのランチということがままならず、

不思議と空腹感も感じなかったけれど、

栄養のバランスの悪さをひしひし感じ、それがストレスになっていた。

とはいえ、そんなときこそ口にするものには妥協できない、

近隣の名店のパン屋さんたちには本当に助けられている。

最近見つけた美味しいモノは「パンタイムのバケット」。

パンタイムのパンはかなりの消費量(笑)だけれど、

バケットは先月初めて購入した。

思い起こせば・・・・・・・・・・、

フランスパンに関しては一時期かなり色々買って、美味しいものを探していた。

その頃は銀座三越?に入っていた「Johan」という深緑の袋のパン屋さんのがお気に入り、

皮の部分の香ばしさと中のもっちり感がほんとに美味しかった。

そのパンタイムのは、

皮の風味の良さが素晴らしい。

そして、同じくパンタイム(隣の姉妹店)のブルーチーズ、

ブルーチーズが苦手なワタシもOKなあっさりめの。

このバケットに、、、もう、、、かな~り、

ワインプリーズーーーーー!!! となるくらい。

07dec 054

しかし業務中なのでコーヒーを入れる。

多忙ウィークがひと段落したとき、

久しぶりにゆっくりとランチに。

それも同世代女性として輝いてるMさんと、噂の「たか木」へ。

ここではあまり写真をパシャパシャ撮るのがはしたなく感じられるほど、

上質な空気が漂っていて、

07dec 052

07dec 053

でも撮ってきました。

季節の食材が何種類も何種類も、芸術的な盛り付けで。

これはまるでそれまでの栄養の偏りを払拭するような贅沢さ、

そして何より、

Mさんとの二人だけでゆっくり&たっぷりお話しながらの昼膳、

その贅沢さに酔いしれる。。。

気がつくと午後3時、

12時からのんびりいただいたので、

気持ち的には2時くらいかな~なんて思っていたのに(笑)

楽しい時間は本当に驚くほど早く過ぎる。

もっともっとおしゃべりしていたい感じ。

長いこと生きていると、

今までの歴史あり、今、日々思うことがあり、そしてこれから先のこと、

色々な話題になる。

これまでMさんとは何度もお会いしていたけれど、

そういう長い、一人の女性のものがたりという感じでお話を伺えて、

なんだかまた心に沁みるなあ、と。

Mさんのこれからの「セカンドブルーム」が楽しみでなりません。

07dec 058

今日のおひるゴハンは近くの定食屋さんでカキフライを。

カキが少し苦手なNAO氏とワタシでしたが、

美味しいカキだったのでペロリ、です。

明日はパンタイムのバケットカスクート作ってみよう、っと。

今夜は三馬力さんでおニク焼きました☆・・・・・・・・・・amica公式サイト

届きます!

 

何がって、

ほとんどあきらめかけていた、幻の、アレです。

私のこれまでの人生の中で1,2を争う、

うっとりするような、アレです。

以前、ブログにも書いた、ミュスカというワイン、

近日中に届きます!

http://amicaflower.blog26.fc2.com/blog-date-20070711.html

7月にマッカリーナでいただいて以来、

どうしても忘れることができずに、方々探し、ネット検索で目を充血させ、

とうとうギブアップしてマッカリーナに問い合わせた私。。。

私たちの滞在から2ヶ月近く経っているにも関わらず、

覚えていてくださるマッカリーナのソムリエさん!

ビバ、マッカリーナ!

もうそれだけでもムギューッという感じ(分かります?笑)

ソムリエさんのおっしゃるには、

春に仕入れをしているため、

私が問い合わせた時点でそのワインは既に完売とのこと(泣)、

それでも知り合い(全国各地のワイン商)を当たって、

探して連絡します、と言ってくださいました。

それから三週間が過ぎ、

ワインのことは頭のどこかにあったけれど、

(そういや、おとといも阪神百貨店のワイン売り場を徘徊しました)

マッカリーナさんてば忙しいだろうに、

もしかして忘れてしまってるのかなあ、、、と。

少しあきらめかけていた、そんなときでした。

 「ありましたよ!!! 何本送りましょうか?」

ビバ、マッカリーナ!!!

ステキMAX-----!

大好きだからぁ(ココはチャン・ドンゴン風で)ーーーーーー!

20070928004852.jpg

それもなんとほぼ卸値で譲ってくださると!

お手間ばっかりかけたというのに、そこからは利益を取らないと。

かたじけなーーーーぅい!

卸値でも決して安いワインではなく、

さすがお味のことだけあるのね、という感じですが、

というわけで、近日中に届きます!

到着記念に、

ミュスカパーティをしたいと思います。

が、しかし、

美味しいワインには美味しいお料理、

それもそのクラスのワインとなると、

私の平民的料理(笑)で互角にバランス取れるのか???

というわけで、

皆さんのお知恵拝借して、

そのワインをいかに美味しくいただくか、

策を練りたいと思います☆

少しまだ暑さの残るこの季節に味わうにはもってこいのワイン、

なので、

 イベント企画部の方々、

 食いしん坊部の方々、

 ワイン党の方々、

イデアプリーズ☆

もちろん、パーティに参加していただきますので!

なお、定員になり次第、締め切らせていただきますよ~☆

ヒントはフルーティでめくるめくようなマスカット味です・・・・・amica公式サイト

真夏の夜のジャズ

 

前回、今年の夏の暑さはちょっとマシ?なんて書いてたら、

この一週間はびっくりするくらいの暑さになった。

温暖化で年々平均気温が上がっていくようだし、

ただ単に「暑い」という感覚的なものだけでは済まされなくなっている。

現にその暑さで亡くなる方も、、、。

このままいくと近い将来、

「高温警報」とかいうものが発令されたりするのかも。。。

真夏の行事、高校野球も日程をずらすか、甲子園もドーム化するか、

あの気温では根性だけでは乗り切れないものがあると思う。

さて! そんな暑い夏ですが、

「春はあけぼの、夏は夜」、夏なりの楽しみ方もあります。

先日、芦屋の老舗ライブハウス「レフトアローン」で、

ジャズライブを楽しんできました。

「Left Alone」

http://www.left-alone.jp/

ここは関西でも随一の知名度があり、

Jazz好きや演奏家の憧れるところであり、

何かの記念日に行きたいという特別な場所でもあります。

その日は芦屋在住の方がニューヨークに音楽修行に行かれて、

現地メンバーと作ったCDをひっさげ来日、

その「お帰りなさい+初来日&CD発売お祝い」という、

とにかくめでたいライブとなりました。

観客の中にはそのご家族を始め、

同級生、その友達、そのまたご家族、レフトアローンのファン、など、

ちょっと驚くほどの人数の観客がそのライブハウスを埋め尽していました。

そのためか全体にとてもアットホームで温かな空気に包まれており、

下は生後2ヶ月の赤ちゃんから、上は60代くらいの白髪のおばあちゃままで、

幅広い層の人々が思い思いに楽しんでいました。

ココの広東料理はとても美味しくて、よりニコニコになります。

生後2ヶ月の赤ちゃんは、ミルク用の「お湯」をご所望になってました。

三世代が見守るライブというのはなかなかフツウのコンサートでは味わえず、

なんだかココロがアツ~くなりました。

20070819013006.jpg

演奏はホーンの3人を中心に、名人ギター、キーボード、ドラム、という

豪華なセクステット編成。

メインのトランペットの方の演奏を、

実は2年前にも聴かせていただくチャンスがあって、

それもあって今回楽しみだったのですが、

想像していた以上に、本当に本当に素晴らしかった!

心地よく洗練されたオリジナル曲の数々!

この2年の間に、

その方がニューヨークで磨かれたものは、

音楽的な技術以外にもたくさんあったのだろうな、と、

しみじみ伝わってくるような演奏、MC、立ち姿。

とにかくマブシイ。

ご本人と面識がそれほどない私でさえこの喜びだから、

近しい人々はさぞこの日が嬉しいものだったに違いない。。。

人は磨かれて自信をつけてより一層輝くものなんだなあ。

さて、このライブに関しては当日になってから、

ケイタイのアドレス知ってる方から中心に、

急に色んな方にお声かけて誘いましたが、

結局一人で合流させていただきました~(汗)

この日急に誘った方の中には、

帰省してるご家族と団欒中という方(これトップです)、

お友達と予定が入ってる方、タイガースの応援に行く方(大事です)、

などなど。。。

でも次回は絶対行きたい!!!とのことなので、

また是非行きましょう、皆さ~ん。

今回誘ってくださったのんのんサン、ありがとう☆

レフトアローン、いいデス。

今回書ききれなかったお話はまた、

今回のCD(サイン入りだヨ)をかけながら^^

こちらの映画「真夏の夜のジャズ」もお見逃しなく。

この映画でのアニタ・オデイは素晴らしい~!・・・・・・amica公式サイト

大地のチカラ

 

先日、久々に休暇を3日ほどいただきました。

臨時休業のために、ご注文を調整してくださった方々、

無理をお願いしてすみませんでした。

梅雨真っ只中の関西を離れ、北海道へ。

カラリと澄んだ、爽やかな空気を満喫してきました。

フリーで仕事をしていると案外、

自由に休むことができそうで、なかなか出来なかったり・・・。

また、ウェブショップには一般的に定休日というものがないのです。

確かにシゴトで充実していると、

とても満ち足りた気持ちになり、

休まなくても平気、充分幸せ感じたりもする。

が!

しかしやはり別天地で感じる様々な刺激、

自分へのフレッシュな息吹の大切さを痛感!

レンタカーで二泊三日、富良野真狩村へ行くのんびり旅。

新千歳空港に着いてすぐ、ある方からお電話が入っていたことに気づく。

折り返しお電話してお話しているうちに、

空港からすぐの、苫小牧のノーザンホースパークをお勧めいただく。

元々のんびり旅を考えていたので、この電話の偶然も楽しく、

すぐに向かう。

あわよくば引退したディープインパクトに会えるかも?

お昼なのでまずは公園内のレストランでランチ。

北海道ならではの素材をふんだんに使用したとっても美味しいお料理で、

早くも満腹ツアーの様相。

ここのパンは園内で焼かれた天然酵母のもので、

野菜には甘みがあり、どのお料理も穏やかで家庭的で美味しい。

大地のチカラが感じられる。

この公園のスケールにびっくり、東京ドームの15個分?とか。

関係者の方にご案内いただいて、

一回り馬車で園内を見せていただく。

この会社に長く関わって来られた、お話大好きなおじさまから、

楽しいエピソードを数々伺う。

この方、本当にこの場所が好きなんだなあ、と、こちらも嬉しくなる。

20070708233248.jpg

園内にはまた、

大事に育てられた珍しいイングリッシュローズが数多く咲いていて、

一つ一つ花姿も香りも違って楽しく、まるで蜂のように花から花へ見て回る。

見たこともないシャクヤクや、珍しいハーブ、コケモモ、姫りんご、

どれも見逃せないガーデン。

小高い丘からは隣の(同じ系列の)牧場が見える。

空港から10分くらいで、こんなに素晴らしいところがあるなんて。

20070708233624.jpg

馬の姿には心が和みます。。。

短時間ながらもこの公園を満喫して、

一路、富良野へ。

ここはやはりファーム富田へ行かなければなりません。

どうしてもココへ行きたい、という人のために、

今回の旅行の企画がスタートしたわけなので。

純くん、蛍ちゃん、の「北の国から」のシリーズが終わって以降、

少し観光客が減ったのかと思っていたら、

今は台湾を始めアジアで北海道が大ブレイク中とのこと、

確かに色々な言葉が行き交っていました。

実はココで10年ほど前、短期間だけアルバイトをしたことがあって、

懐かしさを感じつつ、時代の変化と、でも確実な成長を見た気がしました。

20070709002823.jpg

この日の宿泊は以前から行きたかった薫風舎

相変わらずの人気の秘密を探りに行く。

案内板のないところを分け入りようやく到着。

宿泊の部屋の窓からは十勝の山々が。

20070709001832.jpg

ペンションを始めて12年というオーナーさんでしたが、

全く、本当に全く、愛想?会話?そのまえに挨拶??的なものがない。

ペンションて、わりとオーナーさんの個性で人が集まったりするのに、

いや~、驚いた。カルチャーショック。

じゃあ、何が良いかというと、やはりお料理が美味しい!

20070709002118.jpg

これは夕食に最初に登場したトマトの冷製パスタ。

いや、これは大変なシロモノでした。

たぶん、オーナーさんは料理に全精力をつぎ込んでる、と理解しました。

とにかく今回、めちゃくちゃ美味しいものが多かった!

この話は長くなるので、次回「グルメ編」でたっぷり。

そういえば、

「人生終わるときの最後の晩餐には何が食べたいか」

という話を先日から色々な方としていましたが、

この旅の前までは「母の作ったおにぎり」とか答えていた私。

でも、この旅の途中で、それが覆りました。

詳細は次回!

最後に食べたいものは何ですか?・・・・・・・amica公式サイト

ボルサの正体

5月らしい爽やかな日が続いていますね、

例年より少し気温が低いようで、

高原のような心地よさに、

色々と肯定的な気持ちになります。

(私だけ?)

母の日が終わった途端、

驚くほど花市場の花はドッと減ります。

仕入れに来る人の数も通常の半分か?と思うくらい。

みんな少しお休みを取るんでしょうか?

しかしながら、

amicaバリバリ伝説続行中で、

なんとも忙しくさせていただいております。

毎週末ごとにウェディングのお仕事があり、

まさにシーズン真っ只中。

入荷の激減する中でも、

当然ウェディングの花はしっかり手配しなければならず、

母の日とはまた違った緊張感を持って臨んでおります。。。

20070523000533.jpg

今週はボサノバテーマのレッスン。

今まで不思議とほとんど使わなかった色をメインに、

カラリとした今の季節らしい花たちを選んでおります。

なかなか皆さんの作品が素晴らしく、

今回は各教室の皆さんの作品を多数掲載予定!

詳細は土曜日のレッスン後、

HPにアップしますね。

そして、いよいよ次回のレッスンでは、

ガラス作家大家具子(おおやともこ)さんの花器、

「Borsa(ボルサ)」を使います。

20070523001916.jpg

20070523001940.jpg

20070523002008.jpg

この作家さん特有の穏やかなフォルム、

一つ一つニュアンスが少しずつ違う楽しさ。

ガラスなのになんとなく温かさが感じられます。

そういえば、

風水的にも吉方の光の入る窓辺などにガラス類を置くといいそうで、

光を増殖してますます「吉」を呼び込むそうですよ!

というわけで、

季節的にも風水的にも

ボルサは欠かせない、ということになります(笑)

ボルサレッスンの日程

  6月4日(月) 18時~ 本町教室

  6月5日(火) 14時~ 芦屋教室

          18時半~三宮教室

  6月9日(土) 14時~ 芦屋教室

このボルサのほか、

大家具子さんのまろやかなガラス作品に触れてみたい方は、

阪急芦屋川のうつわクウさんで個展開催中ですので、

訪れてみてくださいね。

うつわクウ

大家具子展 5月16日(水)~6月3日(日)

兵庫県芦屋市西山町3-11ラフェルテ芦屋川1F

TEL&FAX  0797-38-8339

URL:http://www.utsuwa-ku.com/

営業時間 10:00 - 18:00

定休日  毎週月曜・火曜

白いムカデの夢を見て何かイイことあるかも?な・・・・・amica公式サイト

琴線

ようやく本格的な春が訪れて、

お花見が楽しみになる今日このごろ。

近くの公園の沈丁花はそろそろ咲き終わるのか、

最後の力を振り絞って甘い香りを放っている。

この3月は例年よりも、

卒業のお花を依頼されることが多かった。

晴れやかな日に、一人ひとりにお花を、という依頼が多く、

人数分のお花を一本ずつ巻く。

実際、春のお花で一日持ち歩いても大丈夫なもの、

または子どもが持って違和感のないもの、となると

それぞれのショップテイストが出にくい商品となる。

普段はモードでシックなスタイルのフラワーショップも、

この商品ばかりはやや可愛らしく作る。

それでもamicaで、というリクエストを頂いた以上、

やはり他のショップではない何かをプラスしてお届けすることにしている。

だって、神戸~西宮界隈の卒業式のお花のご依頼は、

何より地元に根付いた証、やはり大切にしたいなと思う。

3月は卒業以外にも様々な門出の季節。

私の知り合いにも、転勤、異動、引越し、転職、、、。

そしてもちろん結婚も。

ひとつのところで過ごしたことを肥やしに、

新しい出発をする。

楽しかったことも、学んだことも、我慢してきたことも、

全部全部ぜーんぶ自分の栄養に変えていけばいいんデス、

過ごしてきた時間に「無駄な時間」はないと思う。

そんな新しいスタートを切る人々に、

「おめでとう!」

そして幸多き日々が待っていますように☆

そういえば先日、

そんな旅立ちが描かれた映画で、

私自身、近年でナンバーワンの一本に出会ったので紹介します。

その映画とは、

芦屋のレッスン生の方に教えていただいた「おばあちゃんの家」

私が「ココロの琴線」という言葉をしみじみ実感した、

才能あふれる韓国の、まだ若い女性監督の作品。

テーマは多分、万国共通の、、、これ以上は言わないでおきます。

とにかく観ていただきたい、できれば静かにじっくりと。

しかし琴線て。。。

 「きんせん」・・・心の奥深くにある、

          物事に感動・共鳴しやすい感情を

          琴の糸にたとえていった語。(大辞泉より)

日本語って素晴らしい、言い得てる。

三味線や太鼓や、笛でもない、

あの長い弦の、大きな強い響き。

琴線に触れるものを作りたい。。。

写真は本日発送の「ご結婚お祝いのお花」。

贈られたお二人はもちろん、

贈った方も幸せになってくださいね。

20070323233410.jpg

20070323232825.jpg

お花見に本物のお琴の音が聴きたくなったamica公式サイト

セカンドブルーム

最初に咲いた花のあとに、

新たな花芽をつけて次の花を咲かせることを、

セカンドブルームという。

女性のお年頃は「花」として例えられることが多く、

特に華やぎあふれる若さに対して使われている。

確かにみずみずしさがはじけるような娘時代は、

明るい花のようなオーラで満ちている。

実際の植物の花たち、

次々と花開くものもあれば、一回の開花が長いものもある。

まだ若い苗のうちから花芽をつけるものもあれば、

半年近く土の中で眠ってからおもむろに大輪の花を咲かせるものもある。

スタイルはどうあれ、植物にとっては花はどれも渾身の作。

女性の咲かせる花が人それぞれに道のりがあるのと同様。。。

若さと勢いのある、その花が終わったら。

今度は時間をかけて咲かせる二番目の花、セカンドブルーム。

女性には家庭を切り盛りしたり子育てしたり、

自分以外に時間や労力を傾けなければいけない時期がある。

そういった様々な時期を過ごして、

ゆっくりと訪れるセカンドブルーム。

ようやく取り戻した自分の時間に、

自分への栄養を与えることで、新しいつぼみが膨らむ。

これはきっと30代後半から40代にかけて。

そんなセカンドブルームを優雅に咲かせよう、という雑誌が、

3月7日、全国で発売になります。

「世界で一番、食のレベルが高い街、芦屋」(←納得)も

たっぷり特集されております。

なぜか名古屋と関西では一日早くデモ販売をするのが通例らしく、

早速すっかり読みました。

大好きなあのお店もあのお店も見られるし、

普段は身近ではないけれど目からウロコのファッションも、

何より、優雅な自分の磨き方のヒントがあります。

今、最初の花をイキイキと咲かせている人、

今は花を忘れかけている人、

またそろそろ自分に興味が湧いてきた人、

美しいものが好きな人、

優雅に女性を楽しみたい人、

「GRACE*」

必見です。

創刊お祝いのお花

20070307001715.jpg

でぐ、おめでとうーーーーーワタシも花咲かすよーーー・・・amica公式サイト

名匠とバレリーナ

私のような仕事をする者にとって、

花鋏やフローリストナイフは何より大事な道具。

使いやすさ、切れ味、

そしてできれば美しさもあるとなおいい。

普段使っている道具は、

スイスのヴィクトリノック○社のフローリストナイフがメインで、

太い枝やワイヤー類はア○○社の大きなものでガシガシ切る。

今まではあまり深くこだわらずにそれぞれを使っていたけれど、

ナイフは問題ないとしても、

ア○○社のハサミに関しては以前から使い捨てが気になっていた。

持ち手がプラスチックだというのも、

プラッチック(関西風の呼び名)を好まない私としては、

なかなかしっくりいかない感じがする。

そこで、ふと、

二年前に祖母からの形見でもらった和鋏を思い出し、

慣れない手つきで少し使ってみた。

この「慣れない手つき」というのはなかなかお恥ずかしいけれど、

普段使いつけないものはやはりすぐには手に馴染まない。

今までも何度か和鋏を手にしても、

使いこなすまでは持ったことがなかった。

でもなんだか今回に限っては、

もう少し使って、この鋏に慣れてみようと思った。

和鋏は切れ味が悪くなれば研げばいい

これは道具を使い続ける者としては、

モノを愛着を持って大切にできる、という喜びがある。

この鋏・・・

おととし祖母が亡くなったとき形見分けとして、

草月流を祖母から習っていた親戚の人たちと、私とで、

祖母が愛用したいくつかの鋏を分けることになった。

遠慮がちに分け合った最後に、

一番良さそうなものが残った。

「これは木屋の、、、」

「まあ、本当に、、、」

「これはこれは、、、」

和鋏の値打ちを知る人たちは目を細め、

口々に感想を述べ、憧れを持ってその鋏を見ていた。

で、まあ一応現役ということで、

ややヒンシュクを買いつつも私が譲り受けることに。

あれから二年、ふとその鋏を使おうと思い立った。

切れ味は花のアクや汚れ、長い封印でややお手入れが必要だけれど、

和鋏特有の軽やかで楽しい音がする。

ところで、木屋って?

それから鋏に書いてある国治作って何のこと?

和鋏に関してはなんにも知らない私、早速ネットで調べてみた。

ご存知の方ももちろんいらっしゃるでしょう、

そうなんです、木屋とは、1792年創業の、大変な由緒ある、

刃物の木屋なのであります。

木屋さんホームページ

そして国治作、ですが、

これも名匠のお名前、現在二代目の職人さんのお名前でした。

川澄 巌さん(国治)についてのページ

どうやらもしかしたら、

年代から考えても文字入れのデザインから見ても、

先代の国治さんの作という可能性もアリ、

なんともお宝的な鋏だということが発覚したのでした。

20060919002937.jpg

ようし、ここらでもう一度気合を入れなおすためにも、

その鋏をピカピカに研いで磨いて、

これから長く大切に使っていこう。

お婆ちゃん、ありがとうーーー!

さてさて、最近もうひとつ、

年代を越えて長く愛されているものを入手しました!

それは「Repetto(レペット)」というフランスのバレエシューズ。

こちらは1947年創業、バレリーナトウシューズが始まり。

さすがにこれを履くとナゼか心踊り、足取りが軽やかになる。

今からの季節は街中ブーツ一色になると思いますが、

amicaダンサーズの皆さん、コレおすすめです^^

20060919003726.jpg

私が買ったのは「BB」のアンティークゴールド。

(ベベ、そうです、ブリジット・バルドーが愛用したデザインです)

HPのラインナップ見てるだけでも楽しい。

レペットのホームページ

バレエシューズはオンナ心を刺激しますね~。

薄っぺらい足だけどフットワークは軽い・・・amica公式サイト

「突出」した才能

きゃー素敵!かわいい!

商品を見てもらって、まず一言、

手放しのこのコメントを聞くためには、

突出したデザイン」や「突出した色合い」でなければいけない、と思う。

それもたま~に、でななく、

もちろんエブリデイ聞かなければプロではない、と思う。

その打率は12割以上(!)で当たり前、

日々、技も感性も研ぎ澄まさなければいけないと思う。

ましてやウェディングブーケともなると、

特別な日の特別なお花、一生お写真にも残る。

挙式当日に届いたブーケを見た花嫁さんが、

「想像以上です!!!」

と喜んでくれて初めて「プロのシゴト」だと思う。

想像通り、では誰でも出来る。

さて、今日、想像以上のデザインのものを手にした。

来週のレッスン素材、

 トード・ボーンチェ

    「Thinking of you NOW」という花器。

2003年に英国でのデザイナーズ・オブ・ザ・イヤーの一人にも選ばれた、

オランダ出身の彼は、自然の草木、花、鳥などをモチーフに、

洗練されたデザインを展開している。

以前からランプシェードはインテリアショップにディスプレイされていたけれど、

今年初め、フラワーベースがあることを知った。

是非、今年の夏に、この花器を使いたい、と思い、

ようやく今月後半のレッスンで実現することになりました。

ネット上でも売り切れ続けていたものがようやく昨日、

人数分、ドサっと届いた。

開けてみて・・・いやあ、本当に驚いた。

「想像以上!」

案の定、この花器を見たスタッフや生徒さんは、開口一番、

「きゃーかわいい!」と。

リサイクルグラスを使う、とも説明に書いてあり、

まさにLOHASがコンセプトの花器。

この器を見ていると、自然の野山を想い浮かべる。

そのくらい、数多くの種類の植物が描かれ、

トンボや蝶、小鳥も飛んでいる。

ゴミの分別も大事だし、

添加物は極力、口に入れたくないし、

高くても長く使えるものをしっかり選びたいと思う。

それもこれも大切なことだけれど、

ときには野山の風景を愛着を持って思い浮かべる、

そんな時間も大切だなあ、と・・・。

想像以上で、癒される、

LOHASな花器、全貌はレッスンにて!

20060616005714.jpg

20060616005726.jpg

20060616005741.jpg

6月19日(月) 本町教室 18時~

6月20日(火) 芦屋教室 14時~

6月20日(火) 三宮教室 18時半~

6月24日(土) 芦屋教室 14時~

Lifestyles of Health and Sustainability を実感するかも?・・・amica公式サイト

Copyright (c) 2016 amica flowers