踊る幸せ

残暑お見舞い申し上げます。

ウチから見える六甲の山並みです。

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今週末からお休みの会社も多く、

楽しいレジャーの計画が待ち遠しい頃でしょうか。

今月もなかなか忙しく、

まだ宿題山積のamicaでございます。。。

さて、ふと最近、気がついたこと、

私の周りには踊るのが大好きなダンサーたちがたくさんいる、と。

種類も多岐に渡っていて、

ジャズダンス、エアロビクス、フラダンス、タップダンス、バレエ・・・。

そのダンサーズ(←勝手に結成)たちは、

この暑い季節には和の踊りもきちんと押さえていて、

いわゆる盆踊りの、炭坑節、河内音頭、ソーラン節、などなど、

祭り系の踊りにも目がないらしい。

いい! それって、すごくいい感じ!

踊ることって、やっぱ太古の昔からのレジャー?だもんね、

私もなんだか踊りたくなってきたー。

そういえば昔、こんなことがあった。

あるクリスマス、その年はなぜか家族でブルーノートへ。

ジャズが好きな父のアイデアだったと思うけれど、

その日の出演アーティストは「K.C. &ザ・サンシャインバンド」。

(「That’s the way」のヒットで知られてます。。。)

姉と私は大好きだったので大喜び。

ジャズというよりダンス系のカッコいい曲が続く中、

ブルーノートのオーディエンスは大人っぽく、

ドリンクを片手に座って体を揺らしていました。

盛り上がったところでヒット曲「That’s the way」が始まった。

そのときでした、

姉が立ち上がって踊りだしたのです!

ええ、他には誰一人、立っていないところで、です。

プレイしていた黒人ギタリストは驚きつつも喜んで、

まるで姉に向かってプレイするかのような仕草まで(汗)!

隣に座っていた私、驚きつつも考えた、

 自分も立って踊りたい・・・30%

 でも恥ずかしーーー・・・20%

 周りはお構いなしの姉のノリにさらに驚き・・・50%

結局大好きなヒット曲はほとんど耳に入らず、

そのあとライブ終わりまで踊った姉の横で、

妹と一緒に腰を抜かしていたのでした。。。 おしまい

いや、でも断然、踊るが勝ちです、

あのライブを誰よりも楽しんだのは姉だと言えます!

この夏、盆踊りの輪をどこかで見かけるかもしれませんが、

どうぞ臆すことなく、輪に入って踊ってみてください!

踊り終えたらきっと、元気で楽しい気持ちになってるはず。

なぜなら、

私の周りのダンサーズたち、

どの人も私にいつも元気を与えてくれるんですよねえ。

バレエを始めたいけど体がカチカチの・・・・・amica公式サイト

日本男子はどうか?!

亀田フィーバーもひと段落、ホント大騒ぎでしたね。

前回の女子に続いて、

花の話は抜き、今度は男の子のこと。

女の子は豊かに育てるのがよい、と誰かが言ってた。

基本の金銭感覚は持ったうえで、のことだけれど、

確かにあまりにガツガツしているのは美しくないかもしれない。

逆に男の子はハングリーで、Be ambitious ! と願う。

亀田兄弟の印象は、

イマドキには珍しいハングリー精神を持っていて、

サッカーの日本代表選手、特にFWの選手に見習ってほしい!

なんて思っていた。

でも先日の試合を見て、

またはその他モレ聞く話ではなかなか印象とは違っていて、

本当に昔、まだ日本が貧しかったころのチャンピオン像とは、

全く違う育ち方をしているんだなあ、と

しみじみ複雑な気持ちになったりした。

今の時代、豊かになっていると言われるけれど、

見えない格差が確実に生まれ、刻々と溝が深まっていて、

働いても貧しい「ワーキング・プア」という層の人が10%もいるのだそう。

人員を削減して甦った企業の影で、

こぼれてしまった人々がそれでも家族を抱えて生きていく。

国全体がまだまだ中流がやっとだった時代の貧しさと、

こぼれた人々だけが味わう貧しさ、

そこにはやはり大きな差があるんだろうか。

貧しさから生まれるハングリー精神、熱意、渇望、

それらにはどんな世の中だろうと光が当たることを祈る。。。

ちょっと暗い話になってしまったので、

4歳の可愛いハングリー少年を。

3歳には「しょうらい、おたまじゃくしになりたい」とか

今年の初めには「火の玉になれますように」と夢を語っていた甥っ子、

最近はさすがに「プロのサッカーせんしゅになりたい」と。

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ボールが大きく見えます(笑)

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特に甘いものにはハングリー。

少年よ、夢を忘れずに、熱く生きておくれ^^

「オバ馬鹿」丸出し(照)の・・・・・・・amica公式サイト

「日本の女性は美しい」か。

最近派手にCMで流れている、

このコピーにだまされ?てヘアトリートメントを購入してしまった。

思えばS社の商品では痛い目に遭ったのに、

うっかり血迷って手に取ってしまった。

それほどに宣伝も、そして商品陳列もインパクトがあった。

その商品には「日本の女性は美しい」というシールが。

このコピーにはかなり女心をくすぐられる・・・。

そうなんだなあ、

日本人はルックスにコンプレックスを持ちすぎなんだろうな。

どうしても欧米人の長い手足や小さな彫の深い顔に憧れる。

黒髪のほかにも、

日本人ならではの美しさってあるのに。。。

最近はプチ整形なんてものが普通になっていて、

使用前、使用後、みたいな番組も先日みかけた。

また、ふと気がつくと色々な芸能人が「伊東美咲」みたいな尖った鼻になってる。

カリスマモデルのえびちゃんの顔って、

好みの問題もあるけれど、ホントに「美しい」?

数年前にミリオンヒットを飛ばした「世界でひとつだけの花」。

こじつけかもしれないけれど、

一人一人が特別なオンリーワンなのに、

判で押したようなパーツをくっつけるのはどうなんだろう。

本当に、花に関して言えば、

花の大きさ、色、形に対して、

最もバランスのよい葉の色、茎の風合いが合わせてあって、

自然のデザインの美しさに、しばらく見とれることがある。

まあ、そうはいいながらも、

私も昔は目が二重にさえなればなあ、とか、

鼻がもう少し高くなれば、と洗濯ばさみで何時間も挟んだりしたっけ(笑)。

日本の女性の美しさ、

それはやはり気配りや優しさだと思う。

こんな素敵な美しさって、ちょっとやそっとじゃ身につかないし、

どこかをいじってくっつくものでもない。

生まれ育って社会で培われたものだから。

私のレッスンに来られる多くの生徒さん、

いや、お世辞ではなく、そんな美しさを感じるのです。

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残念ながらそのトリートメントは私の髪質に合わないのか、

パサパサしてうねって、全然美しくない(怒)のですが、

おかげで日本女性の美しさについて考えるきっかけになりました。。。

お花のレッスンで美しくなれる、かも?・・・amica公式サイト

東信サンについて

「あずままこと」サン、

お花に携わる人なら、今この人の名前は知っているかも。

銀座にある「ジャルダン・デ・フルール」のフラワーアーティスト

真っ白な店内には花を一本も置かずに、

お客様とカウンセリングをしてから仕入れ、製作するショップ。

最近NHKの「トップランナー」や、

その前は「情熱大陸」でも取り上げられたので、

ご覧になった方もあるかもしれない。

あまり突然、脚光を浴びて名前が出ると、

イメージが一人歩きして本当はどんな人か分からなかったりする。

この人に関しても、以前から色んな意見もあって、

私もちょっと引いた目で見ていた。

元々、同業者の方の作品を見ることをあまりせず、

雑誌「花時間」もここ何年か買わなくなっている私・・・。

自分の作品作りのインスピレーションが、

他の人の花の作品からは生まれないからかもしれない。

さて、東サン、

作品の好き嫌いは人それぞれだと思うけれど、

最近、私が彼の発言を聞いて、ハッとしたことがあった。

それは、

 「花のオーダーメイド」

への強い思い。

花を贈る人と、贈られる人、

その大切な花を仕上げる仕事として、

それぞれに世界に1つだけの花を作りたい、と。

そういう、作り手の思い。

私も今のスタイルにしたのにはそれに共通する考えがあったから。

だからあえて店舗を構えずに「オーダーメイドのオンラインショップ」に。

ただ、このスタイルはなかなか理解されない。

サンプル写真を見て選ぶ習慣が買う側には根付いている。

東氏も地道に説明をし続けて理解を広げたらしい。

志(ココロザシ)を高く持って、

主義を通すことにはエネルギーが要る。

私自身はここ半年くらい、

思うような形でオーダーを受けられないこともあり、

頭を痛めていた問題でもあった。

今までウェディングで一万人以上の花嫁さんに、

ピッタリ似合う花をコーディネイトしてきた、

その経験と花への思いを、今、ギフトにも生かしたい、と思う。

東氏の仕事への姿勢はピュアで熱い。

製作に当たっては、作品に酔わない、冷静でいること、だとも話す。

花を扱う真摯な姿勢にも好感が持てた。

間違いなく、久しぶりに感銘を受けた人物だなあ・・・。

なんだか、モノを考える良いキッカケをもらって晴々した気持ちデス。

というわけで夏休みの宿題満載の・・・・・amica公式サイト

あれ、リンク張って気づいたけれど、今日アズマ氏は誕生日だった!驚き。。。

一流でGO!

ご存知のとおり、

全然、amicaは無名です。

そして規模もちっさーいです。

でもね、ちょっと楽しくなってきました。

今からさかのぼること8年、

一人で花の仕事を始めようと思ったとき、

一番得意なウェディングブーケをメインにしようと、

ドレスショップに営業に行った。

選んだショップは大手、一流。

高級素材を使用し、一流のデザイナーの作品を扱う。

ブーケを作るなら上質の花で、上質のドレスに合わせたい。

ただ、営業の戦略はもちろん、トークのセンスもゼロ。

作品ファイルと、熱意だけ持って行った。

結果、一流どころ二社から契約が取れて、

今に至るわけなのです。

世の中には花の仕事は様々種類がある。

花を自分の道だと決めた以上、その種類を選べないときもあるかもしれない。

でも、不本意な花を作らなければいけないくらいなら、

いっそ花以外の仕事をしたい、

私はそんなことを思ってやってきた。

そう思いながら続けてくると、

どの道でもキワめた人々に出会えるようになった。

大阪に限らず、東京の一流人とも。

例えばヘアメイクさん、カメラマンさん、プランナーさん、映像屋さん、

それぞれにううーっむ、と唸る腕の方々。

それが本当に本当に楽しくて幸せで。

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こんなに仕事が楽しくていいのかしら、と。

またお客様も、目の肥えた、洗練された方が多い。

「美しく」「上質で」「他にないイメージ」、

amicaをリクエストして下さる方のご要望はそういったところ。

先日披露宴を終えた方も、

ご夫婦揃って設計のお仕事をされていて、

ご友人も皆さんほとんどクリエイティブなお仕事をされているご様子。

ありきたりでなない感じでのウェディング装花となった。

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ブーケにはショルダーブーケを。

スタイル、立ち姿とも美しい方限定のデザイン。

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会場選びからご相談を受けた方だったこともあり、

披露宴中、二次会終わりなど、何度か私も目頭が熱くなり、

思わずもらい泣きしてしまったり。

人はたくさんの人に支えられて生きているんだな、とか。

本当に感慨深い時間を過ごしました。

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二次会のフィナーレ、みんなのアーチをくぐって。

どうぞ末永くお幸せに☆

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前半の二枚の写真の内容は、25ansウェディングに掲載予定です。

これからも、こっそり一流でGO!の・・・amica公式サイト

世界のMOKUBAとプリザーブドフラワー

先日、お世話になっている芦屋モノリスのKさんが、

飲み会の流れでウチへ来てくださった。

もうすっかり深夜だったのでお茶で終わり、となったのだけれど、

色々お話している中で、ふと、たくさん並べて掛けてあるリボンを見て、

「小さい頃、こんな風に自分の部屋にリボンをいっぱい並べるのが夢だった~」と。

ウチには、仕事柄アイボリーからサーモンピンク、レッド、

そしてこげ茶からブラックまで、

色のグラデーションで並べてある。

学生時代に絵を描いておられたKさん、

さすが小さい頃の夢も、アーティスティック。

たくさんのキレイな色に囲まれた部屋は、

さぞわくわくする空間だろう、と思う。

確かに「リボン」、女子にとっては(←もちろん、お目が高いダンシも)、

なんとななし惹かれる、特別で、キレイで、あこがれる感覚がある。

ウェディングドレスでもリボンのモチーフの人気は不滅だと思う。

リボンの発祥はフランスだそうで。

その染色技術やデザインのセンスはやはりファッションの本場ならでは。

また、ドイツにも毎年楽しいリボンを作り続けている「HALBACH」や「Da Vinci」

パッチワーク発祥の地アメリカ、NYにもメーカーはある。

だけど!日本が世界に誇るリボンメーカー、

MOKUBA(木馬)を知らずしてリボンは語れない。

その美しさにはため息・・・。

ショールームへ行った日にはついつい時間を忘れてしまう。

今やミラノやパリの一流ファッションデザイナーが、

こぞってショーでMOKUBAを取り入れている。

デザイナー渡辺敬子さん

MOKUBAの公式サイトは見当たらないのでないようですが、

私が以前聞いた話では、日本の西陣織りの技術と、

フランスの染色技術が合わさったメーカーだということでした。

だからか、ここのリボンのほとんどが「Made in France」になっている。。。

で!

そんな世界のMOKUBAを使って、

より高級感のある、上質なプリザーブドアレンジを作っていこうと思います。

プリザーブドフラワー・・・、

これのおかげで花関係のネットショップが驚くほど増えた。

リザーブド、特殊加工を施した、2,3年はそのままの色合いの花。

生花と違って在庫を持てること、花の知識がなくても作れること、

確かにお手軽、ではある。

大好きな人、大嫌いな人、色々あると思いますが、

実際、生花を扱う側からすると、私も正直最初は興味ゼロでした。

お花の一番大切な「色」「質感」「フォルム」など、

どれを取っても生花には劣り、不自然で、製作意欲は生まれなかったのです。

実際、全く扱わないショップも多くあります。

だけど、生花を飾れない環境、事情の人は世の中には多くいて、

それでも大好きな花を飾りたい、という要望がある。

そしてもちろん、手間がかからないし長く飾れて嬉しい、という人も。

そんな方からのリクエストにお応えして、

今まではやや迷いつつもプリザーブドのご注文を受けていました。

しかし!!!製作に迷いがあってはいけない、

きちんとamicaのスタイルで、

リザーブドに挑戦してみよう、と。

他に五万とあるプリザーブドのサイトの中から、

amicaを選んでくださったことに応えなければ。

・・・というわけで、次回のレッスンにもこれを取り入れます!

この高級で美しいMOKUBAリボンを使って、

amicaならではのプリザーブドに挑戦しましょ~う。

ご予約受付中!

(*7/25の芦屋教室は定員のため、締め切らせていただきました)

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リボンがいっぱい、夢のようなアトリエ?・・・のamica公式サイト

トップページの写真が変わりました☆

So nice な 夏 !

本当に蒸し暑く、梅雨らしい毎日が続いています、、、。

それでも食欲もモリモリ、今年は本当に快調です。

7月も婚礼が多く、レッスンも通常通り、ご注文もあり、で

おかげさまで忙しく過ごしております。

私のHPも三年を過ぎ、

今年始めからそろそろ一新したい、と思い続けて早半年が過ぎました。

今のネットショップの世界、

三年でものすごく変化している。

実際の店舗を構えているお花屋さんも、

軒並みホームページ作りを今まで以上に精力的に進めていて、

激戦化の予感をひしひし感じる今日この頃。。。

また、既にホームページを持っているショップも、

検索エンジンの対策のために力を注いでいる。

ご存知じゃない方のために書くと、

ホームページは作ること(デザイン)ももちろん大切、

それと同じくらいSEO対策(検索エンジンで上がってくる工夫)も大切。

ホームページを作っても、その対策をしていないと、

誰にも見てもらえない、ということなのです。

その二つのことは両輪のようで、

それぞれ、もちろん、ウン十万~という経費がかかる。

ご存知のとおり?ウチのHPは表紙を変えられるようにしたせいか、

あまり古く感じられないようで、そういう感想はありがたいと思う。

ただ、デザインはまだしも、もうひとつのSEO対策では、

ウチのHPは実は構造的に困り者、なのです。

イマドキの構造にしたほうがいい、と専門家は口を揃える・・・。

イマドキの構造にすれば、アクセス件数は今の数十倍になり、

注文ももちろんそれに応じて増える、とのこと。

それは何より、だ、けれど、、、。

今、受注の大半は顧客の方からのご注文や紹介など、

口コミという部分が大きい。

日本中の、いや世界の、

コアなamicaファン(そこのアナタです、愛してます~)からのご依頼、

それで成り立ちつつある。

もしこれでドッサリアクセスが増えてご注文も倍増した場合、

作り置きできない商品、クオリティはどうなることやら。

雑誌媒体に出たためにいつものお客さんが入れなくなった美味しいお店、

またはデパートに出店してから残念な味になるケーキ屋さん、

大量生産してたくさん出回ることは、

特別感を無くすことになる。

個人店ならではの大切なもの、

オリジナリティ、

細やかなサポート、

クオリティ、

愛(照)。

8月になれば少しゆっくりできるかな、、、。

この夏は、

ホームページに関しては色々な作戦を練って、

自分も一職人として成長していきたい、と思う。

そんな時間を過ごせる時期はそう無いっす。

そう無いっす・・・、so nice (←寒いー)

この曲をお勧めしたくて

変なオチになりました。(So nice by Bebel Gilbert)

http://www.youtube.com/watch?v=qBYAW9PZyQg&mode=related&search=Bebel

小野リサ他、色々なアーティストがカバーしている曲ですが、

ベベウの声はまさにナイス、大人の夏のモロモロが詰まってる感じ。

今週には梅雨明けだそうで、いよいよ夏です。

今年の夏は一度だけ、

皆様もソー ナイスな夏をお過ごしください。

写真は先週終了した胡蝶蘭のアレンジレッスンの作品。

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夏のモロモロを楽しみましょう・・・・・amica公式サイト

信頼のパス

世の中には「お金持ちでも幸せじゃない人」がいる。

いわゆる「中流家庭」の三姉妹として子ども時代を過ごした私、

家族旅行といえば父の故郷の福井へ海水浴に行ったり、

お弁当を作ってハイキングへ行ったりしていた。

同級生の中にはスキーや海外旅行に行く子もいて、

そんな裕福?な子をすごくうらやましく思っていた。

だから、子どもの頃、そういう人がいるなんて全然信じられなくて、

ずうっと疑問だった。

まあ大人になるとさすがに、

幸せの感じ方も人それぞれであることとか、

お金で買えないものもある、と分かる。

お金で買えないもの、

ひとつは「信頼関係」かな、と思う。

強固な契約関係は結べても、信じ合うことは出来ない、と思う。

逆に、お金はあんまりなくても、

信じ合える人を持って生きていけることは、

相当に幸せじゃないか、と思う。

「ヒデ、引退」

その事実も充分なニュースだったけれど、

そのスタイル、生き方が気になった。

私の目から見ていると、彼は心を開いていないような気がする。 

自己完結し、ときには武装しているようにも見える。

その証拠に最新ファッションでキメて、隙のない雰囲気を作る。

高校時代から成績優秀で、東大も狙えたらしい。

なのに、なぜ? その武装は?

私の勝手な勝手な想像だけれど、

彼には相当な深いコンプレックスがあるのではないかと思う。

勝手な勝手な推理ですみませんが、

チチローやチチゴジラ(そんな呼び名?)のように、

中田の家族があまり出てこないのも気になる。

自分にものすごく興味がある「自分好き」、

裏を返せば他人を受け入れる余地が無い、とも言える。

彼の場合、何のコンプレックスか分からないけれど、

早くそこから解放されて、

武装しなくても生きていけるといいな、と思う。

そのときには心はオープンになり、

信頼し合える仲間も周りに集まっているだろうに。。。

サッカー界で指導者になるにしろ、

ビジネスの世界に出て行くにしろ、

人とのつながりは無視できない。

今日はかなり勝手な憶測で書いてしまいましたが、

あんな悲しい孤独の涙を流さなくていいような、

温かい笑顔のヒデを見たい、と思った。

その笑顔のお手本はデルピエロ

彼はきっといろんな愛に囲まれている、とこれまた勝手に想像。

大人になると色々なことが顔に出ますね。

フレンチスタイルだけど、

azzurriを応援しちゃうぞーーー の  amica公式サイト

優雅について考える

「あなたにとって優雅な人って?」

「優雅という言葉から思い浮かべることは?」

先日、そんな難しい質問をたくさん受けて、

一生懸命「優雅」について考えた。

窓から神戸の海が見えるVIPルームで、

来年春に創刊予定の、「GRACE」という雑誌の、

その読者モニターとして、アンケートに答えたのです。

家庭画報」と「MISS」の、その間の世代に向けた、

優雅をコンセプトにした女性雑誌・・・、ホント今から楽しみでなりません。

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しかしながら・・・、せっかくのインタビューも、

普段考えていないことにはなかなか言葉では出てこない。

いかに仕事と生活に追われているかを実感する。

一緒にモニターになっていただいたのは、

芦屋のレッスンに来られている方からのご紹介のマダムFさん。

専業主婦で子育てもほぼ終わられたというこの方の、

的を射たお言葉とご意見に、私はただ「そう、そうなんだわ」と、

うなづいてばかりいた。

Fさんの、さりげなく控えめながらもTPOにふさわしい装いはもちろん、

身のこなし、話し方、お話の内容、

まさしくこの方こそ「優雅人」!!!

圧倒されて私はその夜、しみじみぺしゃんこになりました。。。

優雅って、

何もいい服を着て、いい車に乗ってることとイコールじゃない。

つい先日も某有名整形外科の女医さんが出ておりましたが、

どんなにいい身なりをして名車に乗っても、

悲しさが漂って見えたのは私だけなのかナ。。。?

さて、そのFさんのおっしゃる「優雅な人」は、

「バランスの取れた人」とのこと。

いいバッグを持っていても家の中がグチャグチャではいけない、

生活すべてに一貫したアベレージがあってこそ、優雅だと。

そして、額に汗して雑巾がけする部分もあって初めて、

優雅な時間が持てる、と、主婦の方らしい見解もお持ちだった。

お花の仕事もそうなんだなあ。

優雅に花を挿すのなんて、仕事全体の十数分の一くらいの割合。

そのほかに地味で手間のかかる、地面に這い蹲る作業も積み重ねて、

ようやく優雅な花との時間が生まれる。

いや~、優雅って・・・?

他の人のイメージ像、有名人、など、

聞けるとウレシイです。

目指せ優雅人!・・・amica公式サイト

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Thinking of you・・・

前回ブログで書いた、

トード・ボーンチェの花器「Thinking of you NOW」を使ったアレンジレッスンが、

先日終了しました。

世界の有名デザイナーとの大それた?勝手な?コラボで、

繊細なデザインとどのように花を合わせようか、

しばし器と向き合い、イメージを膨らませました。

これは普通に小さな瓶(リサイクルグラスなど)にかぶせて、

2,3本の花をシンプルに飾るように作られただろうと思われる、

花瓶らしいフォルムと繊細な装飾が施されている。

でも、あえてそのバランスを違ったものにして、

アレンジで合わせてみるのも面白いかと・・・。

前回チラリズムの効果?もあってか、

レッスンのお申し込みや材料のみのお取り寄せなど、

多くの反響をいただきました。

作品は先ほどHPにもアップいたしましたが、

ランダムに生徒さんの作品をここでも紹介させていただきます。

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レッスンでは、平たいシート状のものを器に組み立てるところから。

既にプラモデル作りのような面白さで、皆さん夢中になり、

器が完成するころにはすっかり愛着の生まれたその花瓶を、

しばらくにんまりしながら眺める・・・。

この花器の名前が深い。

デザインをし、名前をつけたトードさんに聞かなければ分からないけれど、

Thinking of youのyouは一体誰のことなんだろう。

やっぱり誰か愛する人のこと?

それとももっと広い意味で自分以外の人、ものたち?

「贈り物」を考えるとき、

そういえば人は必ず贈る相手を思っている。

嬉しい気持ちの人へ、または気持ちが沈んでいる人へ、

思いを重ねて気持ちを贈る。

花は人の手をたくさん介して育てられ、

最終的に生ける役割の私のところへやってくる。

贈る気持ちに少しでも思いを重ねて、

その花たちを生ける。

Thinking of youのバトンををつなぐように・・・

さて先日のレッスン、

選んだお花は真っ赤なダリアの熱唱という品種。

生きていくには色々ありますが、

人生熱く謳歌しようではないですか♪

アナタはダレヲ想い、ナニヲ熱唱シテマスカ?・・・amica公式サイト

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