「あなたにとって優雅な人って?」
「優雅という言葉から思い浮かべることは?」
先日、そんな難しい質問をたくさん受けて、
一生懸命「優雅」について考えた。
窓から神戸の海が見えるVIPルームで、
来年春に創刊予定の、「GRACE」という雑誌の、
その読者モニターとして、アンケートに答えたのです。
「家庭画報」と「MISS」の、その間の世代に向けた、
優雅をコンセプトにした女性雑誌・・・、ホント今から楽しみでなりません。
しかしながら・・・、せっかくのインタビューも、
普段考えていないことにはなかなか言葉では出てこない。
いかに仕事と生活に追われているかを実感する。
一緒にモニターになっていただいたのは、
芦屋のレッスンに来られている方からのご紹介のマダムFさん。
専業主婦で子育てもほぼ終わられたというこの方の、
的を射たお言葉とご意見に、私はただ「そう、そうなんだわ」と、
うなづいてばかりいた。
Fさんの、さりげなく控えめながらもTPOにふさわしい装いはもちろん、
身のこなし、話し方、お話の内容、
まさしくこの方こそ「優雅人」!!!
圧倒されて私はその夜、しみじみぺしゃんこになりました。。。
優雅って、
何もいい服を着て、いい車に乗ってることとイコールじゃない。
つい先日も某有名整形外科の女医さんが出ておりましたが、
どんなにいい身なりをして名車に乗っても、
悲しさが漂って見えたのは私だけなのかナ。。。?
さて、そのFさんのおっしゃる「優雅な人」は、
「バランスの取れた人」とのこと。
いいバッグを持っていても家の中がグチャグチャではいけない、
生活すべてに一貫したアベレージがあってこそ、優雅だと。
そして、額に汗して雑巾がけする部分もあって初めて、
優雅な時間が持てる、と、主婦の方らしい見解もお持ちだった。
お花の仕事もそうなんだなあ。
優雅に花を挿すのなんて、仕事全体の十数分の一くらいの割合。
そのほかに地味で手間のかかる、地面に這い蹲る作業も積み重ねて、
ようやく優雅な花との時間が生まれる。
いや~、優雅って・・・?
他の人のイメージ像、有名人、など、
聞けるとウレシイです。
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