前回ブログで書いた、
トード・ボーンチェの花器「Thinking of you NOW」を使ったアレンジレッスンが、
先日終了しました。
世界の有名デザイナーとの大それた?勝手な?コラボで、
繊細なデザインとどのように花を合わせようか、
しばし器と向き合い、イメージを膨らませました。
これは普通に小さな瓶(リサイクルグラスなど)にかぶせて、
2,3本の花をシンプルに飾るように作られただろうと思われる、
花瓶らしいフォルムと繊細な装飾が施されている。
でも、あえてそのバランスを違ったものにして、
アレンジで合わせてみるのも面白いかと・・・。
前回チラリズムの効果?もあってか、
レッスンのお申し込みや材料のみのお取り寄せなど、
多くの反響をいただきました。
作品は先ほどHPにもアップいたしましたが、
ランダムに生徒さんの作品をここでも紹介させていただきます。
レッスンでは、平たいシート状のものを器に組み立てるところから。
既にプラモデル作りのような面白さで、皆さん夢中になり、
器が完成するころにはすっかり愛着の生まれたその花瓶を、
しばらくにんまりしながら眺める・・・。
この花器の名前が深い。
デザインをし、名前をつけたトードさんに聞かなければ分からないけれど、
Thinking of youのyouは一体誰のことなんだろう。
やっぱり誰か愛する人のこと?
それとももっと広い意味で自分以外の人、ものたち?
「贈り物」を考えるとき、
そういえば人は必ず贈る相手を思っている。
嬉しい気持ちの人へ、または気持ちが沈んでいる人へ、
思いを重ねて気持ちを贈る。
花は人の手をたくさん介して育てられ、
最終的に生ける役割の私のところへやってくる。
贈る気持ちに少しでも思いを重ねて、
その花たちを生ける。
Thinking of youのバトンををつなぐように・・・
さて先日のレッスン、
選んだお花は真っ赤なダリアの熱唱という品種。
生きていくには色々ありますが、
人生熱く謳歌しようではないですか♪