オリジナルウエディング

ホテルや既存のウエディング施設を使用せず、

お二人の思い入れのある場所での、オリジナルウエディング。

この秋の、大切な方々の幸せの門出、

その装花を担当させていただきました。

会場となるのは、

明治初期に建てられた木造校舎、

昭和30年代まで茨木小学校として親しまれてきた希少な建造物です。

今までは橋本健二さんの建築設計事務所として、

ときにはギャラリーやイベントで人が集う場所でもありました。

愛着と思い入れのある場所。

事務所の一階の仕切りの壁をなくす工事をし、

新郎新婦のふたりで壁を塗ったそうです。

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(写真はお二人からお借りしたものです)

この空間に、テーブルと椅子が入り、

120名のゲストが着席するパーティ会場になるとのこと。

装飾のご希望はテーブル全体と、柱をところどころ。

あとは「任すわ」と言っていただきました。

お見えになるゲストの皆様は大御所の方々。

「お任せ」いただくのは自由でラクなようでいて、

実は全力を注ぎ込む、という意味でもあると思います。

何か葉もので作りこんで装飾しようか、

デザインが色々と頭に浮かびました。

仕入れ先で素材を見て回りながら、

ワクワク感と心地よいプレッシャーで初の武者震い?(汗)

仕入れは直感、

素材との一瞬の対話。

その日は特にそんな反射神経で買い付けました。

会場セッティングは披露宴パーティの前日夕方から。

お二人の負担にならないよう、できるだけ手早く仕上げます。

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なかなか全景を写しきれない広さ。

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当日、大阪市内の教会で挙式。

ウエディングブーケは挙式用、ご披露宴用、

それぞれ友人からのお祝いのプレゼント。

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パーティ会場に人が集い、二人を祝福し、

笑顔で、歌い、その時間が温かく過ぎました。

その温かさには、この場所の持つ、

年月を経た木材、人の手で丸く角を落とした梁、

そしてたくさんの人が過ごしたであろう歴史など、

特別な温もりも含まれていました。

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健二さん、陽子さん、

本当にカッコよくて、お茶目な、素敵なお二人、

どうぞ末永くお幸せに・・・☆

こんな素晴らしい披露宴のお手伝いをさせていただき、

明治時代の建物に自由に装飾できるなんて、

とても光栄でした。ありがとうございました。

またプロの方のお写真見せてくださいね。

今回、仕入れや制作までは出来ても、

セッティングは一人では無理というボリュームだったので、

最強の方々にお手伝いいただきました。

植木職人の家谷さん、

高い脚立のうえで、私の手となり足となり、

柱装飾の全てのデザインを忠実に再現してくださいました。

私よりも先輩であるにも関わらず、

この場での私の意向を何よりも大切に、

そして、手早く、美しく。

積んでらっしゃる経験数もありますが、

敬意を持って、人にも素材にも向き合ってらっしゃる姿には、

感銘を受け、大いに学ばせていただきました。

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そしてたくさんのテーブルフラワーやキャンドルのセッティングには、

様々なイベントをキュレーションしているMayukoさんに。

amicaアトリエからの大量の搬出も含め、ハードだったと思いますが、

本当にテキパキとこなしてくれました。

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お二人のおかげですべての設営が手早く終わりました。

心から御礼申し上げます!

さて、今週末にもオリジナルウエディングがあります。

全く別の場所、別の世界観。

普段は入ることのない大阪の某所。

全体の演出、フード、ヘアメイク、など、

関わる人達も多彩です。

またこちらで書きます。

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和装のブーケ

 

先日の秋晴れの日、

大切な生徒さんがお嫁に行きました。

数ヶ月前から、お花のご相談を受けていたこともあり、

私もブーケの準備をしながら、当日を楽しみに迎えました。

色打掛けでの神前式、

くす玉のような、ボールブーケをご希望でした。

赤いダリア、オレンジのダリア、丸いマムなど、

お色直しのドレス用の花たちも含め、

早朝から仕入れに走りました。

素材は万全に揃い、

ボールブーケの土台作りへ。

金の組紐、金のタッセル、そして、ラジオペンチ。

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そういえば、

ボールブーケに関しては、

ウエディングドレスが今よりも袖にボリュームがあった頃に、

その全体のバランスから、よくリクエストをいただき、

本当に様々なデザインで作りました。

丸ばかりではなく、ハート型になるもの、

一段だけではなく、二段になるもの、などなど、

その都度、どんな風に持っても大丈夫なように、

構造的に、慎重に、土台作りを工夫してきました。

さて、今回完成した和装のブーケはこちら。

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花嫁さんに喜ばれたことも嬉しかったのですが、

しげしげご覧になった新郎さんが、

「難しい構造をしているなあ〜」と関心されていたのが印象的でした。

ここだけの話、確かに、簡単ではないブーケです。

丸く作ることもですが、ダリア、というのが更に。

ダリアでアレンジをしたことがある方はそのあたり、おわかりかもしれません。

裏話はさておき、

とにかく、お似合いで、それが何よりでした。

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お色直しには金糸の刺繍の入ったスレンダーなアイボリーのドレス。

イメージをそろえた、金糸の縁取りがほどこされたマリアベールを。

ご披露宴の、お色直し、なので、ブーケは遊び心のあるもの。

パープル系で、動きのあるもの、というリクエスト。

花嫁さんのいつものファッションからイメージして制作しました。

女性らしく、個性的で、少しナチュラルさも。

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楽しいお友達に囲まれて、

さぞ佳き日を過ごされたことと思います。

どうぞ、お幸せに・・・☆

10月の特別講座「Flower potluck」

 10日(木) una sora casa(難波) 11:00~14:00

  「生活を遊ぶ家」の光、空、木の葉、

  そしてため息の出るような素晴らしいインテリア、

  ここで居心地よい時間をお過ごしください。

  餅匠しづくさんの和菓子や、

  芦屋のおいしいランチもお楽しみに。

お申込み・お問い合わせ: 0797-35-2017

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10月のテーマ 「ハーブ香る秋のブーケ」

 21日(月) 靭公園サロン 18:30~

 22日(火) 芦屋アトリエ  14:00~

 24日(木) 芦屋アトリエ  14:00~

 26日(土) 芦屋アトリエ  10:00~、14:00~

10月の恒例ワークショップ 「ハロウィンカービング

 14日(月祭) あしやいち   10:00~16:00

こちらに掲載しております → スクールのページ

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ナチュラルでアーティスティックなドレス

 

秋のウエディングシーズン、

生徒さんや、ご紹介の方や、そして友人も、

大切な日のための準備を進めています。

週末は仕入れも制作も、

ゆるみなく、隅々まで心を配り、

その日のお手伝いをしています。

さて、今日はドレスのお小物合わせに同行。

芦屋のPoetika(ポエティカ)さんへ。

新郎のHさん、新婦Tさん、とも、

設計やデザインといったクリエイティブなお仕事。

結婚式の装花の相談をさせていただく中で、

ドレスのイメージのお話を伺ったところ、

ナチュラルで、ハイセンスなドレスがお好みかなと。

迷わずご紹介させていただいたところ、

すぐにイメージのドレスに出会われました。

PoetikaのオーナーYさんとは、

さかのぼること15年ほど前、

当時家庭画報の編集をしていた友人が薦めてくれて、

お話をさせてもらいに行ってお会いしたのが最初。

Yさんのセンスは都会的なモード感にあふれていて、

そのため東京からドレスを見に来る方も。

ありがたいことに私は、当時、

Yさんの審美眼と、世界のクチュリエが作ったドレスに、

敬意を払いつつ、ブーケを作らせていただきました。

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ああ、懐かしい花嫁さんたち。

今も大切な贈り花にご相談くださいます。

15年以上が過ぎて、

ファッションの潮流も変化し、

もちろんウエディングドレスも進化していきます。

数あるドレスショップの中でも、

Poetikaさんの進化は群を抜いています。

独特の世界観を揺るぎないものに高め、

ナチュラルでヌーディな美しさを発信しています。

エッヂの効いたアーティスティックなスタイル、

まさに、情緒豊かで、詩的(poetic)なドレス。

今回、Tさんが選んだドレスも、

シンプルでモダンでとっても素敵。

当日が楽しみです。

またこちらでお写真掲載させていただこうと思います。

Poetika site

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amicaでは様々なウエディングフラワーをご提案しています。

オリジナルウエディング、お写真撮り、など、お気軽にご相談ください。

ウエディングのページ

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ウエディングブーケを作るレッスン

 

以前から通ってらっしゃる生徒さんのTさんが、

この秋に結婚する妹さんのために、

ウエディングブーケを作りたいとのことで、

短期集中のレッスンを行いました。

妹さんのお好きな雰囲気や選ばれたドレス、

ゲストの年齢層、会場、など、

様々な要素を考慮して、

そして何より、

そのTさんが楽しんで制作できるデザインをアドバイス

当日のブーケを作るための、

練習を、まず一回。

ご希望の、カップ咲きのバラに慣れるために、

季節のグリーンと束ねる練習。

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二回目、もう少し当日のイメージに近い、

ピンクの淡い濃淡で。

この日は一歩進んで、

ステム(ブーケの持ち手)をリボンで巻き上げる練習も。

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さて、そして、挙式当日の前日。

いよいよ、時間制限もあり、完成度もぐっと上げるよう、

プレッシャーがかかる中、制作。。。

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若く快活な妹さん、淡いブルーのドレスに合わせて、

オレンジ〜イエロー系、とにかく楽しいイメージで。

主役級の花たち、ダリア、カラー、バラ、ガーベラ、マリーゴールド

丁寧に、大胆に、繊細に、組み上げていきました。

完成したブーケの綺麗さったら☆

思わずニッコリです^^

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もう一点、こちらが挙式のブーケのバラ。

課題のカップ咲き、練習のときよりも濃い色がご希望。

組み合わせやすいよう、三種類をたっぷりと準備。

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花びらの柔らかいカップ咲きのバラたちは、

蒸れに弱いことや、傷が付きやすいことなど、

色々と気をつけながら、慎重に、、、

こちらもとっても愛らしいブーケが完成。

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ブートニアや、ヘアコサージュは私が横で準備して、

あとは当日の朝の処理のグッズを揃えて終了。

後日、そのTさんから画像が送られてきました。

妹さんの晴れ姿、可愛らしい笑顔と、ピッタリのブーケ。

妹さんにも、Tさんにも、ご家族にも、

想い出深い結婚式になったことでしょう。

そして、妹さんはお幸せになられることでしょう。

Tさん、お疲れさまでした☆

amicaではウエディングフラワーに関すること全般、

様々なご相談に対応させていただいております。

会場装飾、ウエディングアイテムはもちろん、

今回のようなレッスンでブーケのお手伝いも致します。

お気軽にご相談くださいね。

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リングピローの画像、全5色

 

先日からお知らせしているイベント、

阪急百貨店うめだ本店でのワークショップ、

フランスリボンで作るリングピロー

カルトナージュの手法で仕上げます。

以前のインポートドレスショップでは、

仕事仲間から「日本のマーサ・スチュアート」と呼ばれたこともありました。

(畏れおおいし、おこられる、笑)

ウエディングというある意味決まりの多い儀式について、

その演出やアイテムはもっと自由であるべき、という観点から、

いつもいつも、

今までにないものを、

こころがワクワクするものを、

みんなの表情がぱあっと明るくなるものを、

そして、非凡なものを、

すべてのアイテムに、

すべての季節に、

強く求められた、そのかけがえのない経験。

もともと何かを作るのが大好きなので、

その都度、同僚も、自分も、

ドキドキするものを作り出してきました。

今回はそんな気分を思い出しながら、

本当に楽しくて止まらずに、

サンプルを5色も作ってしまいました☆

その作品、5色すべての画像をアップいたします。

中は実はサプライズでまだ内緒なので、

外側のみです。

まずはホワイト&ゴールド。

厳かなチャペル式にはもちろん、

カジュアルなシーンにもお使いいただけます。

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そしてサムシングブルーの水色。

ベージュとのコンビで柔らかい印象です。

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つづいてパープル。

アイボリーと合わせクラシカルに。

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さてここからは楽しいカラーリングを。

キュートなピンクとミントグリーン、ゴールドと。

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そして個人的にラッキーカラーのミントグリーン。

ガーデンパーティなどカジュアルなセレモニーに。

なんとマカロン柄やエッフェル塔模様のリボンも使われています。

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ウエディングへ思い描くシーンは人それぞれ、

個性豊かな、ご自身らしいワンシーンを、

今までにないリングピローとともに。

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使用した美しいリボンはこちらから

リボンワールドさん

日程などは以下の通りです。

 ◎フランスリボンを使ったリングピロー

 

  日時 2月23日(土)11時〜 15時〜(残席わずか) 19時〜

  料金 ¥8,000

  場所 阪急百貨店うめだ本店 10階 うめだスーク・中央街区

 お好きな色をリクエストしてくださいね。

 結婚式が終わってからは、ジュエリーボックスなど、

 大切なお小物入れにもお使いください。

 

お問い合わせ、お申込みはHPからメールでお送りください。

阪急百貨店では申込みの受付はしておりませんのでご注意ください。

イベント専用サイト

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ランキングには興味なかったけど、

上がってくるとやはりウレシイ↓

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イベントのお知らせ

 

フランス製の美しいリボン、

そのカタログがどっさり届きました。

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全体の厚さは30センチ以上、、、!

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ワイヤー入りの色鮮やかなものはもちろん、

他にもコード状のものや、ラメやスパンコールのものまで。

こちらの会社にはもう10年以上前からお世話になっているのですが、

今回はまたたっぷりお送りいただきました。

とにかく、もう、リボン大好き!

リボン好きが高じて、

数年前にはMOKUBAリボンでクリスマスオーナメントを作りました。

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で、今回カタログを送っていただいたのは、

来月のイベントでリングピローを作るからです。

阪急うめだ本店にて

期間限定ショップにワークショップ隊で参加します。

結婚式では必需品なのに、

なかなか思うようなリングピローがない、というお声が今まで多く、

その都度制作してきましたが、

今回、これを機にカルトナージュの手法で、

美しいリングピローを作ってみようと思いました。

結婚式が終わったあとにも、

ジュエリーケースとして愛用していただけるような、

お部屋のインテリアにもなるようなもの。

花嫁さんご自身はもちろん、

プレゼントや、いつかの日のために、など、

ぜひ、この美しいリボンとともに、

手づくりの楽しさを味わってください。

◎フランスリボンで作るリングピロー

日時 : 2月23日(土)11時〜、15時〜、19時〜

料金 : ¥8,000

なお、席数が少ないので、

ご興味ある方はお早めにお申込みください。

お問い合わせ、お申込みはHPからメールでお送りください。

阪急百貨店では申込みの受付はしておりませんのでご注意ください。

「花嫁の支度部屋」

2013・2・20水~26火

日~木 10:00~20:00 金・土 10:00~21:00

(イベント最終日は17:00閉場)

阪急百貨店うめだ本店 10Fうめだスーク・中央街区

イベント専用サイト

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25ansウエディング ヘア&ビューティ号

 

毎年の春の恒例となった、

25ansウエディング・ヘア&ビューティ号の撮影。

 

 

数えてみたら今年で7回目!となる、春のお楽しみのひとつ。

 

2005年、思えばこの年から始まりました。

 

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このときは確か、ヘアスタイルのデザイン画を描いていただいて、

それに合うお花を用意したような。

とはいえ、詳細の花材の決定などはこちらに一任されていて、

ブーケを持っていくまではイメージと合うかドキドキ。。。

 

この第一回目は、

モデルさんのスタイリングを見て、作って行ったブーケがしっくりこない感じで、

確か組み直したような。それが上の画像。

 

 

翌年2006年、今度はamicaの生徒さん、Atsukoさんにモデルをお願いしました。

透明感のあるAtsukoさんには、季節の芍薬を束ねて。(右はカラードレス用)

芍薬は数日前から仕入れておいて、撮影当日にちょうど咲くように開花調整。

 

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その翌年2007年からは、読者モデルが花嫁役に。 

こうなると、花材も当日、市場で私がひらめいたものを色々持ち寄って、

撮影現場で束ねたり、ヘアコサージュを組んだり、即興的になってきました。

 

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↑このドレスにもヘッドパーツを用意したけど

最終的にレースのリボンがすごくステキで新鮮なスタイリングに完成。

 

 

2008年、この日も確か撮影は金曜の朝。

仕入れ先で走り回ってイメージの花材を集め、すぐに帰って制作。

右のブーケは珍しいアマリリスがあったのでアジサイと。

クラシカルなスタイルに、アマリリスが馴染んで美しかった。。。

左の、ピンクのアジサイを市場のお兄ちゃんに「それ、お願い!」と急いで伝票切ってもらった記憶が。。

エアリーなヘアスタイルには甘いピンクのブーケがいいですね。

 

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2008年はロマンティックでやや濃厚なコーディネイトで。

モデルさんのドレスの試着に同行して、スタイリングを詰めていく。

あとの花材などは全面的に自由な感じでお任せいただきました。

赤いトケイソウや、緑のアジサイ(鉢物)など、結構遊びの素材が入ってます。

 

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2010年、ウェディングドレスは「ジュリエットなカンジで」というお題、

ヘアスタイルはセンターパートで三つ編みと。

小花系をご希望だったので、花型のものや、ふわふわの小花などなど。。。

 

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お色直しもちょっと小花系、なかなか普段は合わせない素材同士、

ちょっと冒険的に、あえて合わせてみる。

大人エレガントな、小花のブーケ、あんまりなかった雰囲気がイイね~と。

 

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そしていよいよ、2011年、今年のスタイリング、

ちょうど、イチゴ色のアレンジのレッスンをしていたところ、

フルーティな春の赤は大好きなので、ラナンキュラスを手配。

すると、日本一のラナンキュラスが入荷する。

 

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今年の全貌は雑誌が発売前なので掲載出来ませんが、

ブーケのみ、ちら見せで。

今回のモデルちゃんも、またびっくりするくらい可愛かった、、、。

 

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お色直しには水色のドレス、こちらもお題があり。

 

 「花色をグルーピングしてみて欲しいのです。

  右から左へグラデーションみたいなイメージ。中から外でもいいですし。

  こんなん変ですかね?」

 

いや、ぜんぜん変じゃないです、というわけで、このブーケ。

ひさびさにタジーマジーブーケを作りました。

リボンはサテンのプリーツを。

 

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ホント、即興、楽しいです。

もちろん、デザインや花材を予め決めて、

準備を整えて作るほうが安心だし、リスクも少ない。

 

だけど、モデルさんの雰囲気、ドレス、

そこから作られるヘアスタイルやメイクは当日現場で即興で作られ、

それにふわっとフィットしつつも、しっかりとコーディネイトを引きたてるブーケ、

そのイメージを探りながら作る面白さ、それを任される喜び、、、。

 完成したときの現場の充実感はひとしお。

 

今回もいい素材に恵まれました。

この強運、驚くほどです。ありがたいです。

 

 この25ansウエディングのヘア&ビューティ号

5月21日発売予定です。どうぞお楽しみに!

 

 

7年分振り返って書くの、時間かかった。。。(笑)・・・・・amicaサイト

鉄砲ユリのブーケ

さて前回、

アトリエじゅうに咲き誇り、

優しい芳香を放っていた鉄砲ユリ。

入荷日を調整したり、

暖房入れたり、

日々、咲いていくユリに目を配りながら過ごしました。

そして先日、

大切な花嫁さんのために、

美しい花だけ選び抜かれ、ひとつのブーケになりました。

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よく考えたら、ユリのメリアは数えるほどしか作ったことがなく、

組み上げていく間じゅう、ワクワクしていました。

この日、お支度部屋となった、

セントレジスホテルの最上階、スイートルームのソファの上で。

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クリスタルのような輝きのブーケ、

そして、ヘッドコサージュとしても、ユリのメリアを。

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この日のウェルカムボード、

モダンな白い大きなアレンジ、受付のテーブルサイドに。

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お色直しにはダリアを色々と。

ダリアのピーチ系には独特の明るさがあります。

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以前、オープン前のセントレジスにてお写真撮影のお二人、

いよいよご結婚式。

たくさんのゲストの方に祝福され、

心温まるスピーチに爆笑したり、アツいものがこみあげたり。

この日、お二人の周りには、

それぞれの道の素晴らしいプロフェッショナルが勢ぞろいしていました。

メイクの陣内勇人さん、

司会の小川薫さん、

どの業種でも、プロの方のお仕事にはいつもながら感動をいただきます。

今回も、うなってしまうような、鮮やかな、お二人の技芸。。。

そして、この日、

とにかく、とっても仲良しで、朗らかで、楽しく、お幸せそうなお二人!!!

「あしや・いち」にも遊びに来てくださって、

本当に嬉しかった。。。

どうぞ、これからもお幸せに。

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ユリの花粉取り、テーピング、ありがとう、スタッフ☆・・・・・amica公式サイト

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ウェディングブーケづくり

 

秋のウェディングシーズン、

様々なご縁でamicaがブーケを担当させていただいた花嫁さん、

他にはないデザインを、という方もいらっしゃれば、

特に思うイメージは無いけれど、お任せしたい、とおっしゃって下さる方も。

先日の花嫁さん、

お花のことはよく分からないけれど、

似合う雰囲気に、素敵に仕上げて欲しい、とだけ。

cuoreのヘアメイクの細川さんと相談して、

ヘアスタイルに合うような「バラ」で、と、花材が決まりました。

ブーケの形はラウンドがお好み、とのこと。

結果、オーダーは「バラのラウンドブーケ」に。

バラのラウンドブーケ、

ある意味王道であり、何十年も前からあったブーケ、

そして、軽く数十種類は数えられる白いバラの品種、、、

どのバラを選び、どう形にしていくか、どう束ねるか、

そして、それぞれの花嫁さんの雰囲気と、

どう溶け合わせ、どんな空気感を漂わせるか、

それによってそのイメージは無限にも広がり、

シンプルなブーケだからこその、表現もあるわけで。

今回、花嫁さんのために選んだのは、

芳香が素晴らしい、たおやかでエレガントな、カップ咲きの品種、

シルクオーガンジーにはピッタリの、上品なアイボリー。

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市場のバラの担当の方と、

産地や、咲き具合など、細かく確認しながらの仕入れ。

私の好きなバラのベスト10に入る品種。

それを、軽やかなユーカリポプラスと、少し大き目に束ねました。

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快活で、ヤマトナデシコで、お仕事もバリバリな花嫁さん、

和装もとってもお似合いでしたし、東京のオルガンザのドレスも美しかった。。。

数百人のゲストの方が列席とあって、ブーケは少しボリューミイに。

この様子は某雑誌に掲載予定です☆

また発売の際はお知らせします。

さて、今週は、今度は鉄砲ユリ。

アトリエの至るところで開花調整、ほどよく花が咲き、奥ゆかしい香りを放っている。

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ウェディングブーケというのは、作るところにも技術が必要だし、

この「開花調整」というところにも、長年の経験が必要になる。

そこに「コーディネイト」という技術も加わって初めて、

花嫁さんの大切な一日のための、特別なブーケに仕上がるのです。

さて、この鉄砲ユリ、この和のお花たちが、日曜にどんなブーケに仕上がるか、

これもまたブログでお知らせします。

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毎日、甘い香りに包まれているアトリエ・・・・・・・・・amica公式サイト

秋のウェディング予告、、、

 

あしやいちで燃え尽きてる場合ではありません。。。

ウェディングシーズン、

そして、レッスンはいよいよクリスマスリースの講座目白押し。

その準備に追われております。

今回はウェディングに関して、

短く、少しだけ予告。

今週末は、

雑誌取材も入る、

色々と工夫の凝らされたウェディングパーティ。

私は花嫁さんのブーケを担当しますが、

会場装花は、、、元6contentsの田中謙介氏。

パリ帰りで、色々と面白い提案をされるそうで、

ホテルの天井に穴を開けてのデコレーション。

楽しみです。

セントレジス大阪での結婚式のお手伝いも楽しみにしつつ、

年内には京都の、なかなか入ることの出来ない場所でのご婚礼の宴会も。

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建物も、お庭も、全てが芸術作品という、特別な場所。

この写真でどこか分かるとかなりの京都通です。

ゆっくりここで、お着物でお食事しながら、

ご家族それぞれを紹介し合う、雅な宴席です。

ここには、さて、どのようなお花を飾ろうかしら。

今から楽しみです。

今月も生徒さんたちがお嫁に行きました。どうぞお幸せに。・・・・・amica公式サイト

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