一年に数回しか行かない京都。
学生時代を京都で過ごすのに憧れたりしましたが、
結局、今のところ人生のほとんどを兵庫で費やしております。
先日、某所での月例会で、とある京都通の方から、
京都は今の時期が一番、人が少なくて、紫陽花の美しいおススメの季節だとの話を伺いまして、
すぐに思い立って行ってきました。
昔は紫陽花を見に、雨の日に鎌倉の明月院に行ったりしたのに、
(あのときの写真はどこに行ったんだろう)
京都には紫陽花を目的に行ったことが無かった。。。
ちょうど、例の傘のデビューを飾るにもふさわしいし(大袈裟ですが・・・)
雨の中、行ってきました、善峰寺。
ここはアジサイの数がおそらく京都で一番多い(10,000株)、
そんな欲張りな理由で、市内から少し外れた静かなお寺へ。
ちょうど雨も上がり、アジサイも、苔も、石も、松も、
すべてがしっとりとしていて、人も少なく、まさに絶好の紫陽花日和。
広い回廊を隅々まで探検したあと、
今度は市内へ美味しいコーヒーを飲みに、イノダコーヒーへ。
クラシカルな店内、クラシカルなお客さん(!)、クラシカルなお味、
ここに一歩入ると別世界、時代が何年も遡るような気がします。
京都はやっぱりときどきは訪れたい、愛すべき場所。
そんな優雅な休日を過ごす日もあれば、
数日後には恒例の生け込みデイ。
今週は七夕ウィークということもあり、「笹で行こう!」と決意。
数日前から市場の担当者さんと綿密に打ち合わせをした、
名人の笹を購入。
ご存知の方も多いと思いますが、
笹の葉は乾燥しやすく、すぐにカラカラになって巻いてしまうのが普通。
が、今回は活け込みに使いたい、とお願いしたこともあり、
一週間近くは葉が美しい、名人の仕立て。
思えば、笹の葉に、
お願い事を書いた短冊を飾ったのはいつだったろう。
やはり幼稚園か、小学校低学年か、
一体そのころは何て書いたんだろう。
「お花屋さんになれますように」だったら良いのだけれど(笑)
こんなご時世だからこそ、
大人もきちんと、短冊にお願い事を書いて、
その言葉(言霊)通りに、願いが叶うと良いなあ、と思います。
こんな素敵な習慣を大事にするために、
来年はぜひ、七夕アレンジ、をレッスンに取り入れますね。
ん?
ふと、幼稚園と、今と、お願い事が一緒だったらどうしよう、、、?(笑)