いわゆる「組み立て家具」をご自分で作ったりなさいますか?
これを読んでる紳士淑女の皆様☆は、
そんなのより、デザイナー商品を購入なさってるかもしれませんが。
ウチには組み立て系はいくつかあります。
説明書には組み立て方のほかに、必要工具の絵と、
人間の絵が二人分描いてあったりして、「二人以上で組み立て可能」とか、
丁寧に書いてあるのです。
私は手先は器用に生れついているので、
子どものころから何でも修理するのが大好きだったし、
電気配線だって全然つなげるし、
見かけの割に?力持ちだったりして、
なのでそんな「二人以上で組み立て可能」な組み立て家具も、
一人でクリアしてしまうタイプなのです。
車の免許を取って自分に羽根が生えてからは、
知らないところでも地図を片手にどこへでも行き、
(道なき道に入って、命がけで脱出したこと数回・・・)
自分で稼いだお金で自分判断で買いたいものを買い、
(考えたわりに失敗も数え切れず・・・)
様々な段取りも自分判断で組み立てて滞りなく物事を進め、
(長く仕事してる癖で・・・)
ほとんど何も困ることなく日々、過ぎていくわけです。
体調を崩したところで自力で運転して病院まで行き、
なんとかかんとか栄養休養取ってやり過ごすわけです。
そんなときのためにも医療保険に入り、
もっと言えば自分のお葬式代も段取りしておき、
最後の最後まで滞りなく物事を進める、そんな話もよくあるわけです。
まあ、そんな自分で何でもクリアする「自己完結タイプ」は、
私の周りにも男女問わずいて、なかなか楽しく暮らしています。
私自身も、自分で判断せずに何でも他人に頼る人よりはそのタイプが好きだと思います。
が、「自立すること」は素晴らしいと思うけれど、
ずうっとそうやって「自己完結」しちゃってて良いのかと・・・。
何年か前にFMでその歌詞とメロディを耳にして以来気になっている歌があって、
先日、気になり過ぎて調べたら「糸」という曲だということが分かりました。
ちょうどそんなことを考えていたときだったからか、
歌詞が一層、心に沁みてきました。
男女問わず、誰かに出会う喜びや、
信頼できる人と様々なことを共有する喜びは、
大好物を独り占めする喜びよりも、やはり何万倍も幸せ感じます。。。。。
そしてきっと、自立した「自分」があってこそ、しっかりとした布になるのかもしれない、と。
世の「自己完結」チームのみなさん、「これがスタンダード」、と思わずに、
少し発想を変えて周りを見渡してみるのも良いかも・・・。