去年の秋に、
某所にこんなことが書かれていた。
私も先月あたりまでずうっと地を這うような無力感と不安感にさいなまれ、
○○さんが書いておられるような、
「自分が消えても、大切な人の暮らしにも気持ちにも、
大した影響はないのかな」の話、まさにそんな感じで、
ふとした瞬間に泣き出したくなったり、
誰とも会いたくない日というのが続いたりしました。
すっかり忘れていたけれど、
これを書いたのは恥ずかしながら他でもない私。。。
一体このころに何があったのか、しかし全く記憶になく、
一過性の気の滅入りだったのだろうけれど、
ここには様々な人が同様のことを共感を持って書いていた。
多かれ少なかれ、
誰しもこんな気持ちに陥ることはあって、
自分の存在の軽さに、孤独感に、
立ち上がる気力を失ったりする。
ずうっと昔にも、
長い間そういう気持ちが私にまとわりついていたことがあった。
それを医療的なところに頼ることなく、
自力で振り払うには長い時間と、
様々な人生経験が必要で、
実質何年かかったか分らないけれど、
どうにかこうにか、長い長いトンネルを抜けた。
今思うと、その頃の私はきっとものすごくナイーブで?理解しにくく?
それでも周りにはごく少数支えとなる人がいて、
今も、何年経っても、お付き合いが続いている。
生きていくのに何が悲しいって、
お金やモノがないことではない、
たぶん、自分の存在を軽く扱われることかもしれない、と思う。
希望を持てずに自暴自棄になる若者が多いらしいけれど、
最後に自分の支えとなるのは、友人、家族、
それから自身のプライド、
せめてそれは失わずに、
そして、今より少し、誰かを大切にしよう、と。
そこに何か希望の芽があれば・・・。