簡単ではない、ということですね。
謝る、てことは。
肝臓を壊して一年で20キロ体重が減ったというK会長は、
その体調を心配してしまうけれど、
テレビ映りとしては今回受ける印象が全く違った。
そのK会長の言葉で、
「謝罪は誠意の表れですから」
というのがあった。
誰が誰に、とか、どういう言葉で、とか、タイミングとか、
色々あるにしても、結果として誠意が伝わらなければ意味がない。
そのときの流れや勢いという言い訳や屁理屈を並べたとしても、
結果的に相手に迷惑をかけたりルール違反を犯した場合は、
謝罪するのが道理。
ハタチで、少ない言葉ながらきちんと頭を下げたことは、
充分人々に伝わったし、彼の人生にも大きな力になると思う。
謝ること、頭を下げることは、決して敗北ではない。
それがきちんとできる強さを持つ人を、
人は信頼するんだと思う。
世の「謝れない大人たち」に、
ハタチの青年の姿はどう映ったんだろう。