初夏の休暇

 

だれの言葉だったか、

一年の中で数日、全面的に自分を肯定するような天気の日があると。

温度、湿度、風、陽射し、

このGWはまさにそんな天気だったのではと思えるほど、

美しい青空に恵まれました。

ひととき、楽しい女子会を、芦屋のメゾン・ド・ジルにて。

毎回、美味しさとともにその盛り付けも楽しみな、

高山シェフのお料理。

この日は八十八夜、菖蒲の葉が敷かれ、中央は田植えをイメージしたデザイン。

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こちらはあまから手帖の表紙にもなった、お野菜のテリーヌ。

ペッパーのつぶは見た目のアクセントとしても、

もちろん、お味のアクセントとしても、

美しさの共演は五感すべてで堪能します。

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いつもながらサービスも細やかで居心地よく、

名店の素晴らしさはお料理にはもちろんホスピタリティにも感じられます。

ゆっくりと三時間ほど、おしゃべりも楽しみました。

別の日には一日休みを取って、ひさしぶりに南禅寺へ。

明治に作られた水路閣と、新緑がなんともいえないコントラスト。

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お庭も明るい緑でいっぱい。

椿やシャクナゲの花残りも楽しみながら、

もう少しで菖蒲の花が咲く頃、そして睡蓮も想像してみる。

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京都で行きたいところは毎回いっぱいあって迷うのですが、

どうしても見たい某所のウィンドウがあり、今回も。

いや、全く、写真に撮るのをためらうほど、毎回圧巻。

近くにあればしょっちゅう見に行けるのにと。

この日の、こどもの日に合わせて、水模様の掛け軸に、

一緒に陶器の白い鯉が釣り下げられていて、鯉のぼり。

なんという遊び心。

そこから少し歩くと、

ものすごく、引力のある看板、何か素通りできない気配。

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いや、知らずに行きました、いや、だからこそ入ることができた、

あとから聞いた話では、京都でもっとも危険な場所のひとつ、という書店。

時間という横軸も、深さという縦軸も、

その両方とも計り知れない、その何次元も無限の世界から、

選びぬかれた本が、この上ないほどの緻密さで並んでいる、

町家のかたちをした、小さな宇宙。

この劇的な刺激は、バブルの頃の東京で体験した記憶がある、

世界の美しいものたちが、バイヤーの手によって選びぬかれていた時代、

ひさしぶりにその感覚を味わって、

数日、熱に浮かされたようになりました。

確かに、とても、危険な、場所です。

(毎日更新されてるブログにも釘付け)

世界の京都、GWは大変な混み具合で、

思うところの半分も回れず、美味しい珈琲を楽しむヒマもありませんでしたが、

今回もさらに惹かれ、さらに行きたいところが増えて帰りました。

休暇も終わり、いよいよ母の日ウィークが始まりました。

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前回お知らせした芦屋のお菓子とのセット、

そろそろ締め切りになります。

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