連日の花の仕事の合間に、
もう一つの仕事の出張で福岡へ行ってきました。
初めて降り立つ福岡空港、
活気のある大きな街に圧倒されつつ飯塚市へ。
スイスイと走れるバイパス、
福岡にいかに物流が集まっているかを実感しながら
秋の山々の景色を抜けていきました。
大事な用事を済ませた後、
教えていただいた某政治家の大豪邸(塀と門構えだけでお腹いっぱい)を見て、
旧伊藤伝右衛門邸へ。
予備知識もドラマ「花子とアン」の話も全くゼロで入ったおかげで
初めて見聞きすることにただただ感動しかありませんでした。
その材質、意匠、職人の技、佇まい、
限りなく贅沢で、それでいて抑えた美しさ。
この場所に、この世界観、奇跡にも思えました。
聞くと、維持存続が大変なので取り壊しの話もあったそう、
ただ地元の強い意向で寄付が集まり、11年前に一般公開されるようになったとのこと。
これは、残すべき遺産だと思います。
平日の夕方近くだったので貸切状態、
解説のボランティアの方のおかげでここに住んでいた人たちのドラマも深く知ることができました。
訪れる際には是非たっぷりと時間をとることをお勧めします。
日々の花のこと、
Instagramでつづっています。