「松の内」は1月7日、10日、15日といろいろ地方などによって異なるようですが、関西では一般的に15日までとされていて、お正月飾りはその日まで飾られます。
家々に豊作や幸福をもたらす年神様が来られるときの目印になる門松や、邪気を払い長寿や子孫繁栄を祈る掛け蓬莱、また松竹梅や南天などはそれぞれに意味があり、新年を迎えるために欠かせない素材でもあります。今年もそういった大切なお正月飾りをすべて手作りで用意させていただきました。
以前は注連縄を、玄関だけでなくほとんどの車も飾っていましたが、そんな風景が懐かしく感じられるほど習慣も年々変化しているようで、お正月の過ごし方や家族の形の変化の表れだと思います。
古来からの稲作文化の中で、身近な稲わらにあらゆる工夫を凝らして様々な形に整え、神様を迎える造作に仕上げていることに毎年感動を覚えながら作っています。餅花は花のない季節に木々に餅を花に見立て、3月のお雛祭りに雛あられにするそうです。
お正月文化というのは御節料理もお飾りも、身近にある素材に手間をかけて特別なものに仕立てる、新年への祈りや願いが長年積み重ねられて作られらものなのだと感じました。
引き上げたお正月飾り、きちんと芦屋神社に納めてきました。
2018年、清々しく次の時節に踏み出します。
1月のレッスンテーマ 「新しい年に咲く白い花」
1月23日(火)靱公園サロン 13:30~、16:00~、18:30~
1月25日(木)芦屋アトリエ 10:30~、14:00~
1月27日(木)芦屋アトリエ 10:30~、14:00~
詳細はこちらでご確認のうえ、
お申し込みはHPからメールでお知らせくださいね。
日々の花のこと、
Instagramでつづっています。
フレッシュな季節のフラワーギフト、リースなど、
ご相談はこちらまでお知らせください。
ご依頼いただいてから仕入れと水揚げ、製作などに時間をいただくので、
恐れ入りますが5日くらい前までにお知らせください。
また、子育てなどで外出が難しい方には出張レッスン(5名以上)も受け付けております。
HPよりメールでお問い合わせください。
amicaのFacebookページでは季節のお花や、レッスン風景を更新中。
ページ右上の「いいね!」をクリックしていただくと最新情報をご覧いただけます。
http://www.facebook.com/amicaflowers