今日も春の元気な花でブーケをたくさん束ねました。
結婚記念日やお誕生日のお祝いに、日本各地の名産花はもちろん、輸入素材も。
昔からの「花束」はテーブルの上で重ねて組み上げたりするように背中と正面がありましたが、いま「ブーケ」と呼ばれているのは丸いブーケロンド(回転させて組んでいく花束)というもので、おおむね均等にどこから見てもいいように仕上げていきます。
上の写真はクリスチャン・トルチュ氏の本に載っているブーケロンドで、ベルベットのリボンも見せる仕上げになっています。パリのブティックでもこうしたディスプレイを多く見かけました。
日本では花束を贈られたら解いて生けることが多いのですが、そのイメージで組んだデザインのまま飾るのもおすすめです。ただ季節や置き場所によって温度や湿度との兼ね合いもあるので、しばらくは組んだまま飾り、そのあとにほどいて、ふんわり生けて楽しむ、というのが日持ちの意味でも、楽しみ方のバリエ−ションの意味でも一番かもしれません。
ブーケを組んだまま飾るには、相応のフラワーベースが必要になります。細くないもので、茎のすそが広がったまま生けられるもの、水がたっぷりと入る安定感のあるものがおすすめです。もしお探しの方はご相談ください。
たくさんの花を束ねているブーケロンド、その分、お水変えはこまめに、花器の内側にくもり(ぬめり)がついてきたら、柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて洗うか、口の細いものなら漂白剤ですっきりと洗浄してくださいね。
さて来月のレッスンでは、そんなブーケロンドを作ります。
◎ おいしそうな早春のブーケ
2月14日(火)靱公園サロン 13:30〜、16:00〜、18:30〜
2月16日(木)芦屋アトリエ 10:30〜、14:00〜
2月18日(土)芦屋アトリエ 10:30〜、14:00〜
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また、子育てなどで外出が難しい方には出張レッスン(5名以上)も受け付けております。
HPよりメールでお問い合わせください。
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