大阪市西区の「餅匠しづく」さんに、お正月の餅花を飾らせていただくようになって6年目になりました。
一般的な柳の餅花を作るところから始まり、柳という素材の奥深さを知り、あるときは紅白のお餅で五色のものを表現したり、昨年は柳以外の木を元に、昔見た飛騨高山の餅花を頭に思い浮かべながら壁に花を咲かせました。
今回は早くから特別なイメージが浮かんでいたので11月初めから準備を進めていたのですが、予想外の負傷をしたために見送ることにしました。
そういった事情で今年の餅花は柳に、やや大きめのものを使用し、そして今回初めてすべての紅白のお餅をしづくさんで準備していただきました。というのもこれまで紅いお餅は自分で色の濃さを調整し工夫して準備していたためです。今回の、これまでとは全く違ったコシの強い、しづくさんのお餅。付けごこちも、仕上がりも、飾ったその場の空気感も、淀みなく、みずみずしく感じました。
水引は、例年は花結び(蝶結び)のところを、淡路結び(相生結び)で仕上げました。水引という地方文化、様々な意味が含まれていて大変興味深く、また少しずつ学んでいきたいと思います。
ひとつひとつ、小さなお餅を何百個かつけていく作業は祈りに近いものがあり、心を穏やかにしてくれます。大きな花を咲かせるとかなりの重量になるので展示場所の強度のこともありますが、今回元々イメージしていた餅花も含め、また色々と表現していきたいと思います。
源平咲きの餅花、ぜひ、お店でご覧になってくださいね。
餅匠しづく
大阪市西区新町1丁目17-17
06-6536-0805
◎ 2017年 白い花のアレンジ
1月17日(火)靱公園サロン 13:30〜、16:00〜、18:30〜
1月19日(木)芦屋アトリエ 10:30〜、14:00〜
1月21日(土)芦屋アトリエ 10:30〜、14:00〜
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また、子育てなどで外出が難しい方には出張レッスン(5名以上)も受け付けております。
HPよりメールでお問い合わせください。
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