高い空に鰯雲、朝晩がひんやりとし、草木が色づく季節、
ようやく秋らしくなりました。
旬のものをひとつでも多く、暮らしに取りいれたいですね。
今月のレッスンは世界の多くの人々を魅了するバラがテーマ。
年々、アフリカから超大輪の輸入バラが増えてきました。
一方で、国産ではここ数年で作られなくなった品種もあります。
菊やカーネーションも含め、
バラは国産と輸入のバランスが大きく変わってきている花なのです。
日本の花文化は、
多品種を用いて季節の細やかな美しさを表すことがその特徴のひとつだと思うので、
「日持ちする」や「強い」ことが良い花の条件とされてしまうことは、
望ましい反面、味気なさも感じます。
バラを育てている生産者さんと、
適材適所に振り分ける市場の人たちと、
花を元に企画する私と、
お客さんと。
そのつながりと、時代の流れの中で、
さて今回はどのバラを選び、どんな風に作品を仕上げてもらおうかしら、
と、とてもワクワクしながら考えを巡らせています。
形としては基本のアレンジになります。
初めての方にも作りやすい内容になりますので、
いつかフラワーアレンジを作ってみたい、と思っている方はぜひこの機会にどうぞ。
「深まる秋、バラのアレンジ」
10月18日(火)靱公園サロン 13:30〜(満席)、16:00〜、18:30〜
10月20日(木)芦屋アトリエ 10:30〜、14:00〜
10月22日(土)芦屋アトリエ 10:30〜、14:00〜
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