先日、レフト・アローンでの第2回目のメンズレッスンが終了しました。
実は前回、あまりに参加の皆さんが器用で、
あっという間にブーケを完成させていたので、
あえて、今回は難しいヒマワリを選びました。
その分、重さ、花の向きなどで試行錯誤、大変でしたが、
それでも正しく束ねることはもちろん、
素材の個性が生かされたブーケになっていて、
今回も嬉しい驚きがありました。
ちなみに前回の様子、
平日の夜に、芦屋のレフト・アローンでの、JAZZを聴きながらのレッスン。
JAZZの名曲の「酒とバラの日々(The days of wine and roses)」にちなんで、
産地直送のフレッシュハーブと、香り高いバラを束ねました。
子どもから大人へ成長していく中で、
いつの頃からか、お花は女の子の世界になってしまい、
男性はなかなか気恥ずかしくて、遠のいてしまう。
オシャレで、美味しいものや、美しいものについて、
たくさん知識もあって、贈り物も上手で、、、
そんな素敵な男性にも、どうもお花は苦手という方が多数。。。
「花」は決してフェミニンなだけのものではないこと、
特別なものでも、肩肘張るものでも、キザなものでもないこと、
「花」は生活に密着した日常のものであること、
豊かさをもたらしてくれるもの、それはrichという意味ではなく、
peacefulという豊かさ。
日本の「花」は世界的に見ても稀な気象条件のために多種多様であること、
それを享受すること、そのことを伝えること、受け継いでいくこと。
レッスンでは、そんなお話もさせていただいて、
ブーケにする楽しさを存分に味わっていただいております。
さて、帰りに彼女や奥サマへ、笑顔でブーケを届けた方々、
もちろん、とっても喜ばれたとのこと、
もっともっと、男性にも花に親しんでもらえたら、
花業界の、質も量も、深みも、ぐっと増すと思います。
これからも続けていく予定です。
季節の花を束ねたり、活けたり、
お誘い合わせのうえ、お花デビューしてくださいね。