今回の作品展で、
「京料理 たか木」さんへは、14日あたりから、の予定でしたが、
なんと、ちょっとしたご縁から、「せっかくだし、活けて」と言っていただき、
12月1日、野山の可憐な素材たちを抱えて、ワタクシ行って参りました。
朝、お店に到着すると、上機嫌なたか木さん。
あらゆる花器を並べて、「どれでも好きなの、使っていいよ」と。
高名な作家さんの花器の数々がズラリ。。。
まずは入口から。
万葉の歌にも詠まれているサネカズラと、嵯峨菊。
ときどき高木さんの面白トークが挟まれつつ、、、笑
一目ぼれした壁掛けの花器には、冬咲きのクレマチスと、旗竿桔梗。
もう少し葉を処理しようかとも思ったけれど、元気なままに。
床の間には、ほととぎす、古典菊の伊勢菊、そして同じく冬咲きの鉄線。
入口正面には、伊勢菊と、ふゆいちご、青つづらふじ。
もう一か所、壁掛けに、ふゆいちご、嵯峨菊。
あ、あと2か所の写真を撮りそびれている。。。
正直、急な話で前日夕方に決まったので、
大きな枝物を準備していなかったので、ややこじんまりですが、
まあなんと、気持ちの引き締まる、清々しい時間だったことか。。。
ほとんどが初めて出会う花材、初めての花器、そして、作業するにはほぼ初めての場所。
想像以上にてこずり、決して捗った作業とは言えない状態でしたが、
それでも、この「即興性」を堪能出来て、
和花の、山野草の、奥ゆかしい美しさにも触れることが出来て、
何より、素晴らしい空間に花という命を活けることが出来て、
心底、この仕事が、この緊張感が、自分自身そのもの、その証しだと。
とにかく、嬉しかった。。。
喜ぶのはまだ早かった、、、!
なんと高木さんが、お礼とお土産ということで、
作家さんの素晴らしい一輪挿しをプレゼントして下さったのでした・・・。
ジイ~ン、、、。
みんなの兄貴、芦屋の宝、たか木さん、ありがとうございました。
私も精進致します。
作品展の詳細日程は、明日公開。
いよいよ、5日(日)、ピュールピュールさんを皮切りにスタートします!
京料理 たか木
メゾンドジル
Rio
Embrace
Pur Pur
kaopan.
CA
MONPA
J-qualia
とあっせ
Left Alone など順不同