前回、玉置さんのことを書いたら
すっかりドン引き?されたようで「らしくない」とまで言われた私です(笑)
では、誰のことを書けば、私「らしい」のかしら・・・?
そんなことを考えつつ、最近、ふと思いついて公園で続けている運梯の練習を。
いや、運梯どころか、ぶら下がりさえ10秒でアウトだとは、
自分の体力のか弱さ、というか、衰え(・・・)にガクゼンとしたのと、
これではファイト~一発、というシーンであっけなく谷底へ落ちてしまう、と、
色々な意味でも、以前は得意だったはずの運梯を日々少しずつ思い出すために、
ぶら下がり健康法←昔あったような、を続けているのです。
(ただし、人目につかないタイミングで、笑)
それはさておき、
日曜の晩は日曜美術館のあとに「N響アワー」という番組がありまして、
昨日はガーシュインとラヴェル、ストラヴィンスキーの特集だったのです。
オープニングにはラヴェルの「Bolero」、
ガーシュインに出会って書いたとされるそうです。
この独特のメロディと構成が本当に癖になるんですが、
ふと、この曲を聴くと思いだすことがあります。
ご存知の方はいらっしゃるかもしれませんが、
昔、フィギュアスケートのアイスダンスでこの曲が使われたんです。
とある方が、
「トービル・ディーン組でしょう」
と即答、私もそうそうそうそうそう!!!と大喜びしたもんです。
そういうの、すごく嬉しいですよね。
いつのオリンピックか調べてみたら、
なんと、今から26年も前、1984年のサラエボオリンピックでした。
私は、当時、ざっくり、子どもですが、
その演技に、まるで雷にでも打たれたかのように、
身動きも出来ずに見入って、すっかり引き込まれたのを覚えています。
おそらく、「Bolero」を聴いたのもそれが初めてだったと。
アイスダンスに限らず、
フィギュアでは3分以上の長い演技になると、
様々な趣向を凝らすためにも途中で曲調を変え、
見る側にも飽きないように演出するわけですが。
でもその演技、
同じリズムと旋律が繰り返され、
次第に高みへ登っていくような構成。
アイスダンスはロシアのチームが、
その強いバレエ色からも印象的なのですが、
このトービル・ディーン組はイギリスのペア。
ロシアのペアとは違った、独特の気品ある雰囲気、動き。
そこには、大人の男女の情愛が語られています。
ご覧の通り、芸術点で満点を。歴史に残る演技です。
Youtubeは素晴らしい。
そしてなんと、このペアは2006年にも何かのイベントでボレロを!
多分、お二人とも50歳目前です。
やはり日々の鍛錬ですね!
私は引き続き、公園でぶら下がります(笑)