日本経済新聞をお読みでしょうか?
土曜日に本紙と一緒に届く「NIKKEI PLUS 1」。
5月30日の号で、
「女性に贈る宅配花束」が特集されており、
様々なショップが採点され、ランキングが掲載されました。
ルールは以下の通り。
「日経生活モニター」の方々が過去に利用した花の宅配サービスを尋ね、
利用頻度の高いところを中心に人気19業者を選出。
税、送料込みで5000円の花束を注文。
用途は30代の女性の誕生日、とのこと。
ネット上のおススメ商品を選ぶか、そういったものが無い場合はおまかせ。
届いた花束はショップ名を隠し、
専門家(恵泉女子学園講師、大田花き営業本部マネージャー、
園芸家、スタイリスト、花店オーナーなど)5人と、
日経生活モニター21人に、自分がもらってうれしい花束を選んでもらう。
あ、ここでお断りしておきますが、
ウチはどこのモールにも出しておりませんし、
残念ながらそこには出ておりません。
とはいえ、
私がネットショップを始めたころは、
お花を通販でということがあまり一般的ではなかったので、
こういった特集が組まれることは、世の中がここ5年ほどで急激に変わったな、と。
ある意味喜んでいたのですが。
この特集ではベストテンの商品が写真で掲載されており、
某大手の六本木のお花屋さんも出ていたのですが、
東京8軒、大阪2軒、
そのうち「宅配専門」が3軒、
正直、
全くひどすぎる。
専門家とモニターから一様に「問題あり」とされたのは、
そのラッピングのひどさと花の合わせ方。
「色のバランスも無視したお仕着せ。
花への愛情が感じられない。」
「いまだにかさを出すためにカスミ草を使ったり、
ユリが多かったり、がっかりした。」
ご意見、ごもっともでございます。
私はがっかりというより、頭に来ました。
実際に店頭で渡す花よりも、
おそらく作りが相当無責任なのではないかと。
代金を支払う人の前でこの花合わせは許されないのではないだろうか?
経済紙でこれを特集して、
花の宅配自体がこの程度だと思われるのは、
業界にも悪影響だと思う。
この腹立ちはどうすれば良いのでしょうか。
引き続き、草の根活動?をひた向きに続けていくことでしょうか。