質問 :
「結婚式まであと8か月あったら、
二人の絆を深めるために、さて、どんな準備をしたらよいでしょうか?」
先週、
とても印象に残る、ある結婚式が無事終わりました。
この日挙式のお二人は、
さかのぼること8か月前からamicaのレッスンに、
「お二人揃って」参加なさっていた仲良しカップル。
年が明けてからは今度はウェディングブーケのレッスン。
第一回目は基本の丸いブーケを。
全くお花のアレンジ自体初めてのお二人でしたが、
作りたい、という気持ちと、おそらく持ち前の器用さで、
とても初めてとは思えない作品を。
そこにはお互いを絶えず励まし、褒め合い、喜び合う姿があり、
私も「アッつ~」と思いつつ、微笑ましく感じながらレッスンをしていました。
第二回目には、本番さながらの前撮り用のブーケを。
ふと、この日は前回とは少しお二人の雰囲気が違う。
なんだろう、と思いつつ、終わってからお話して分かったこと、
このレッスンの直前にケンカしたとのこと。
ちょうど挙式の一か月前といえば、
結婚式、披露宴の色々な詰めをしていくときで、
仲の良いお二人にも当然意見のズレでぶつかることがあるそう。
作品にもお二人の違いが表れていて、
男性のHさんは緻密できっちりとした仕上がり、
女性のOさんはおおらかで明るい雰囲気、
この日一緒にレッスンを受けていたNさん、
結婚1年目の先輩花嫁Nさんも同じ頃にいっぱいいっぱいケンカしたとのこと。
そんな話を聞いて、少し安心のお二人。
第三回目は、挙式前日に、当日用のブーケを。
この日はまた仲良しの、
第一回目にお会いしたときと同じ印象のお二人。
お互いを励まし合い、褒め合いながら、
楽しそうにブーケを仕上げていく。。。
聞くと、もうすっかりケンカはなくなって、
準備も万端、あとはネイルに行くだけ、とのこと。
そんなふんわり空気のお二人の横で、
翌日の会場装花の準備で、今度は私が鬼スイッチONーーー(笑)
若干コワイ空気醸し出しちゃったかな、と気づいたのは
すっかりレッスン終わってからでした(汗)
で!会場の装花です。
7月のウェディングの装花には、
正直、それほど花材を選べるわけではなく、
暑さも厳しいし、なかなかびっくりするようなデザインも難しい。
で!今回の目玉素材?として「青竹」。
ただ、このお二人は和装をするわけではないので、
あまりに「和」が勝ちすぎるデザインではなんとなく浮いてしまう。
あくまでもお二人の雰囲気に合った、
でも夏らしい、爽やかで、若々しい、それでいて新しいデザイン
↑ すべて自分で勝手にハードル並べてるんですが(笑)
お二人からはグリーンとホワイト、というリクエストだけ。
この日のお二人の笑顔は、
やはり今まで何度もお会いした中で一番のものでした。
ご披露宴の中でも、
それぞれの友人たちからのコメントで、それぞれのキャラクターが浮き彫りに。
本当に、全く個性の違う二人だけれど、
違うからこそ補い合い、助け合えるということを、
披露宴を終えてみて、
お二人それぞれが改めて確認したそうです。
二次会のお開きまで見届けて、
最後にごあいさつをさせてもらったら、
また、二人でレッスンに行きます! と。
というわけで、最初の質問の答えはもちろん、
「二人でお花のレッスンを受けましょう!」
でした。
私もまたお二人に会えるのがとても楽しみで楽しみで。
どうぞ末永~くお幸せに。