続・大地のチカラ

前回のつづき、

  

人生最後の食事に、何を選びますか?

なかなかひとつを選ぶのは難しいけれど、

今回の旅で、今現在の私のナンバーワンが決まりました!

北海道の大地の恵みを、

新鮮なまま、作る喜びを持って料理している、

作り手にとっても、

受け手の私たちにとっても「夢の場所」、

レストラン マッカリーナ

http://www.maccarina.co.jp/kaze.html

20070711233433.jpg

全く、本当に、言葉では言えないくらいの内容でした。

ほぼ毎日、このテンションでこのクオリティのお料理が提供されているのか、

とにかく一品ずつが驚きでした。

ココでお断りしておきますが、

お料理はそれぞれ皆さんお好みもあって、

そのときの体調やメニューの相性もあり、感覚は人それぞれなので、

今までにマッカリーナ行ったけど「まあまあ」と思った人も、

もしかしたら中にはいらっしゃるかもしれません。

ホント、これは私の個人的な大喜びな感想なのでご理解くださいネ。

ココでの何よりのご馳走は地元で採れる季節のお野菜。

一般的に知られる夏の北海道の代表選手たち、

ブロッコリー、アスパラガス(グリーン、ホワイト)、コーン、

ジャガイモ、などなど、

この基本メンバーはとにっかく甘くてオイシイ!

マッカリーナで登場してきた野菜たちは、他に、

トマト、ズッキーニ、ナス、キュウリ、ルッコラ、小松菜、

大根、カブ、エシャロット、ゆず、セロリ、スナップえんどう、

ニンジン、サヤインゲン、バジル、ぜんまい、クレソン、レタス、

ピーマン(グリーン、レッド)、たまねぎ、ライム、イチゴ、・・・・

ざっと私が思い出せるだけでこれだけある。

20070711233208.jpg

ココにたどり着くまではお肉系が多かったので、

メインにはお魚、ヒラメを。

前菜には北海道ならではのホッキ貝や、イカのフリッター、

フォアグラとゆずのテリーヌ、あんこうの肝など、

静かな中にも驚きの味わいが満載。

まずはシャンパンをいただき、

続いて白ワインに。

このワインが、また、!!!

ワインに詳しい方なら何か情報プリーズ、ですが、

アルザス地方の「ミュスカ」というワイン、

そう、Muscat(マスカット)のなんとも素晴らしい香り!

今までの「フルーティ」は何だったのか?!というくらい。

酸味も控えめで、辛口、全く、

このワインは人生で一番ウマイ~~~!!!と感激。

このワインをサーブしてくださった橋本サンも、

「このワイン、評判いいんです、是非アルザスのミュスカとご用命ください」と。

ここではキッチンがガラス張りになっていて、

シェフの方のイキイキとしたお仕事ぶりが見えるのが楽しい。

本当によい表情。

作る幸せが全身からみなぎっていて、見ていて幸せになる。

HPにはシェフのこんな言葉がある。

 「奇抜という意味ではない驚きを与え続けたい。」

シェフのおっしゃる意味が帰り道には分かる。

私は大きな驚きと喜びを与えられました。

やはり地元で作られたものを、

近くで新鮮なうちにいただく(消費する)のが一番、と実感する。

安い輸入野菜は持ってる栄養価も低いように思うし、

もちろん農薬の問題もある。

きちんと産地表示された野菜を今後も選びたいと思う。

そして、季節のものをその季節にいただく、そう心がけたい、と思う。

今回、エネルギーがいっぱい詰まったピチピチのお野菜たちに、

それを大事にお料理にしてくれたマッカリーナのシェフさんに、

地産地消(ちさんちしょう)の大切さを学んだ気がしました。

あくまでも、私の好みですが、、、

皆様も一度はマッカリーナへ、是非。

徒歩1分のところには「まっかり温泉」もありますよ☆

蝦夷富士「羊蹄山」の景色も素晴らしく、その湧き水も美味しいです。

新千歳空港からの道は、広葉樹の林を抜ける、

支笏湖畔を通るルートをお勧めします。

地産地消

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E7%94%A3%E5%9C%B0%E6%B6%88

北海道は10数回目、でも更に好きになっちゃいました・・・・・amica公式サイト

Copyright (c) 2016 amica flowers