ホームページ誕生秘話3

いよいよ完結予定?のお話です。

よく聞かれる質問、

「ホームページっていくらくらいで出来るの?」

もちろんピンきり、

ページ数によっても違うし、デザインのクオリティや、

動画やその他の効果など、凝るとキリがないもののようで。

モノを売る目的のサイトか、単純にファンを増やす目的のものか、

前者は買いやすさや眼を引く効果を優先し、

後者はブランドマーケティングのためにデザイン性が重視されるなど、

どの辺りのポジションに身を置くかを考えなければならないのです。

私が最初に思い描いていたのは、

単純にトップページ、アレンジのページ、ブーケ、スクール、・・・

と全部数えて6ページくらい、という簡単なものでした。

予算も驚くほど低く、ようやく形になるかどうかという程度でした。

それでも様々な人たちのおかげで、

なんとか2003年の10月にはデビューを飾り、

2004年の1月にはヤフー登録も果たしました。

名刺や簡単なパンフ、作品ファイルやポストカードを作り、

知り合いにURLを知らせて、とにかく一人でも多くの人に見てもらおうと、

街中のポストに入れて歩いたこともありました。(アナログだな~)

日に日に定着しつつあるHPでしたが、

私の中にも「もっとこんなことがしてみたい」とか、

「ここをもうちょっと直したい」とか、なんだかワクワクしてきて

やはりHPが自分のショップなだけに、色々手を入れたくなりました。

多分お店を初めて持った人が一日中ディスプレイに余念がないのと同じだと思うのですが。

ここで問題勃発!

請け負ってくれていた人がそこまではムリだったようで、

元々お忙しかったこともあって全てがストップしてしまいました。

そろそろ一大イベント「母の日」のことも考えなければならないときで、

これまた大ショックでした。

だって、「HPを作り変える」⇒「URLが変わっちゃう」

ということです。

そうです、言ってみれば振り出しです。

告知したものや印刷物が無駄になる、というワケです。

まあ、考えようによってはまだ傷は浅い。

いつでも楽天家な私(涙)はそう考えてまた立ち上がりました。

この頃になると、私が書いた原案は20ページのHPになっていました。

花嫁さんのページを作りたかったし、レッスンで皆さんの作品も掲載したかった。

でもこのとき「母の日」を控え、私には時間が無かった。(また!)

女性のウェブデザイナーのNさんにお願いすることにしたのですが、

プロの方の相場として「1ページ2万円」と言われました。

てえことは・・・かける20ページだから・・・。

というわけでそこからかなりお安くしていただいたものの、

どこへ出しても恥ずかしくないHPをお願いしたのでした。

あ、ここまで書いて今回では完結しない予感が。。。

デザインのラフが仕上がってから、かなり色々変更になりました。

「シンプル」にしたいという希望だったのですが、

どうしても女性らしい、お花お花したフェミニンさがあり、

デザイナーさんの腕の見せ所でもあるその部分をカットしていただくのには

バトル風?のやりとり(笑)もありました。

しかしながら、この方は本当にプロでした。

ほぼ一週間で全体を仕上げ、校正を繰り返してモロモロ追加して、

それでも二週間で完成させてくださったのです。

毎日深夜までメールや電話でやりとりし、

ようやく2004年の4月半ば、今のHPの原型が完成したのでした。

おかげさまでその年の母の日には全国から予想以上のご注文があり、

ネットの力、広がりの楽しさを感じながら、

目の回る忙しさを体験したのでした。

(全部一人でこなしたから、で数はたいしたことないデスwww)。

そうなのです、本当に北海道から沖縄まで、

様々なところからご注文があります、もちろん海外からも。

韓国在住の男性から、日本に住む彼女へ、とか、

アメリカに住む娘さんから、日本のお母さまへ、とか、 

なんと先日は「ビバリーヒル」からもご注文をいただきました。

ヴィオラさん!和歌山のビバリーヒルズと違うからね~!)

あ、大事なお話が書けずじまい!

やはり番外編が出来てしまいました~!

というわけでまだちょっとだけ続きます。。。

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