先日、古希のお祝いの花束のご注文がありました。
ご家族でお祝いをする、その席に映えるお花。。。
そういえば、おととしだったか、ウチでも父の古希のお祝いをしました。
私たち娘たちと、孫たち、合わせて・・・とにかくワイワイたくさん集まり、
父の大好きなものを揃え、ちびっ子たちは歌をプレゼントしてお祝いをしました。
一番年長の、小学校2年生のユウタ君が、得意の工作で
「古希王」という
それはそれはかっこいい王冠を作りました。
どんな王様なのか、私には初耳でしたが(笑)、とにかくその王冠、
父によく似合っていました。
今70歳を迎える世代は、
小さい頃に戦争も記憶していて、
そのうえ高度成長の日本も支え、ぜいたくをせずにとにかく働いてきた。
きっと一番お花を贈ったり贈られたり、ということと無縁の世代かも。
その世代の人たちが、時代の荒波をくぐって健康に古希を迎えるというのは
やはり本当にめでたく、父と重ねることでイマジネーションが働き、
世間の70歳の方々をお祝いしたい気持ちになる。
私のスタンスとして、
そんな風に想いを重ねて、または想いを馳せてモノを作ること、
お顔の見えないネットでのやりとりだからこそ、
それが大切だと思える。
大手の花屋さんの中には、受注量の多さで制作がどうしても流れ作業になっていたり、
ウェディングに関しても花嫁さんのお顔を知らない人がブーケ作ったり。
(残念ながらよくあることです。)
まあ、よくも悪くも受注の量はウチに関しては程よい。
全てに目が届く。
やはりモノを作るって、ひとつひとつエネルギーのいること。
さて、その古希のお祝いには華やかな花を選び、
贈り主の方からの祝福の気持ちをカタチにしました。
こちらは古希王、元気玉の孫との対決で倒され中~(笑)。
古希にお花を贈りましょう。