今日は私の中で一番大切に想うもの、
ウェディングブーケのお話。
今日はいつもオーダーをいただいている本町の某企業へ、
プリザーブドフラワーのアレンジをお届けしてきたのですが、
思えばここの社員さん、もう何名分送別のお花を届けてきたかしら。。。
こちらの会社では、
送別にはプリザーブドアレンジ、
ウェディングブーケもamicaで、
ご出産のときはまたプリザーブド、
母の日のアレンジもamicaで・・・
というふうに、Iさん以降ステキな連鎖が続いているのです。
皆さんとっても幸せになっておられて、本当に感無量。。。
そうそう、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、
私のブーケ、効き目が早くて、
なんとブーケトスなどでもらった人が、すぐに結婚!
あ~、これまた感無量。。。
思い返せば10年前(どこかで聞いたフレーズ・・・)
私が「花」を仕事として始めてから一年くらいのとき、
それまでアレンジ歴などで出遅れて思うものがなかなか作れず、
日々コンプレックスを、重ねて、煮詰めて、発酵させて(苦)、だったのが、
ウェディングブーケで光が見えたのです。
きっと手先が器用だったことと、何より色あわせが楽しかったから。
ちょうどインポートドレスが台頭してきた頃で、
素材も縫製も本格的な「ドレス」が広まってきた時期でした。
ドレスの歴史の長いヨーロッパの、ため息の出るようなドレスを見て、
一流のデザイナーと、一流の職人が作った上質のドレスには、
やはりそれ相応のブーケが求められる、と思いました。
残念ながら多くのフローリストのブーケは、
手元のブーケ、その「花」の世界で完結してしまっていて、
全体のグレードに合わせる、ということが成されていないと思うのです。
90%以上のフローリストは、挙式当日の完成した花嫁姿を見る前に、
配達後そそくさとショップに帰ってしまう、という事情があるからでしょう。
先日も某有名フローリストのブーケを見る機会がありましたが、
「キレイな普段着」というクラスのブーケで、花嫁さん全体像の中で
はっきりと浮いてしまっていました。
「え~、もうちょっとちゃんと作ってあげればいいのに。。。」
花嫁の美しさは20年、30年経っても美しくなければ、
そのくらい特別で普遍的でなければ、
数年でコッパズカシクなるようなものはNO!です。
私もこれからもっともっと研いで磨いて、
より美しく完成度の高い花嫁さんを一人でも多く送り出せるよう、
感性とフットワークとアイデアとトンチ(笑)を
向上させていきたいと思います。
あ~熱いなあ。フツフツ。。。
最後になりましたが、3月に挙式をされたRさんのブーケを
プルズでゲットされたKさん、ご結婚決まられたそうで、
この場を借りて「おめでとうございます!」